「問うだけじゃなく、出会うだけじゃなく、生み出すだけじゃなく、世界を変えよう。」というコンセプトのもと、「問い」を起点に、世界を変えるムーブメントを生み出す共創施設「SHIBUYA QWS」は、未知の価値に挑戦するプロジェクトを推進するプログラム「QWSチャレンジ」の23期採択プロジェクトを決定。採択されたプロジェクトは2025年5月より、活動開始しました。
メンバーは高校生から社会人まで幅広い年齢層が集まっています。また、QWSから見ても新しいジャンルのプロジェクトが揃っており、いつにも増して多様性に富んでいる24期生です。ぜひ気になるプロジェクトがあれば、お話ししてみてくださいね!24期採択プロジェクトの詳細は以下の通りです。
じこたん!〜自己の探求〜

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TOYから生まれる新たなコミュニケーションの形とは?
デジタル技術の浸透により、私たちはかつてないほど多くの人とつながることが可能になりました。しかしその繋がりの中でのコミュニケーションの質は高まっているでしょうか。 職場、学校、地域社会といったさまざまな場面で、人と人とが「共につくる」ための土壌は広がりつつあります。一方で、深い対話や共創的な関係性はむしろ希薄になりつつあり、中で行われるコミュニケーションの質は減少傾向にあるのではないでしょうか。 私たちは、「コミュニケーションのおもちゃ屋さん」として、「楽しく」コミュニケーションを生むことが出来る「TOY」(プロダクト)を制作したいと考えています。 私たちは「TOY」によって、楽しい仕掛けから生まれるコミュニケーションをデザインし、共創的な関係性の土台作ること。企業やサービスの魅力を「楽しい仕掛け」を通じて伝えることで、ユーザーが能動的に参加するプロモーションを実現することができるのではないかと考えています。。
https://shibuya-qws.com/project/beflat
問い旅

人生を変えるインド旅を、共に育むには?
「インドに行くと人生観が変わる」──その変化を偶然にせず、再現可能な体験へ。「問い旅」は、旅の前・中・後に問いと写真を記録するワークブックを軸に、内省と気づきを促す旅を設計。人生の転機を支援する“現代版通過儀礼”を実装します。
https://shibuya-qws.com/project/toitabi
スポーツは、地域の【無関心】をどう変えるのか?

スポーツは、地域の【無関心】をどう変えるのか?
渋谷のゴミ問題に直面した高校生バスケ部は、街への「無関心」に疑問を抱きました。スポーツで培った当事者意識を活かし、“(プロジェクト名)”を企画。試合でチームカラーの袋を光らせ応援し、その袋でゴミを持ち帰ることで、楽しく街づくりに参加を促します。渋谷区やプロバスケチームとの連携も進み、「誰かがやる」ではなく「自分が動く」意識を渋谷から広げ、「遊ぶだけの場所」から「守りたい場所」へと変えていきます。
https://shibuya-qws.com/project/sportsmukanshin
Matey Tokyo

謎解きで、みんなが仲間になる!

まきコンペ

Logue Shift

誰かの語りは誰かの良い変容を起こすのか?
音声コンテンツは、共感や親近感を得やすいメディアだと言われています。そうした共感や親近感は、リスナーにどのような行動変容をもたらすのでしょうか。どのような要素によって引き起こされるのか。音声特有の優位性はあるのか。また、その行動変容が最終的にリスナーにとって良い結果をもたらしているのか、過度なコントロールになっていないか。 私たちは、そうした変化を観察しながら、音声コンテンツのあるべき姿や、本当に良いコンテンツとは何かを探求していきたいと考えています。
https://shibuya-qws.com/project/logueshift
Sound Page

読むことが困難な人に情報をどう届けるか?
視覚障害者や高齢者、外国人、小さな子どもなど、「読むことが困難な人たち」に音声で情報を届ける仕組み『サウンドページ』を開発中です。公共のポスターやチラシ、飲食店のメニューなどにQRコードを貼り付け、スマートフォンで読み込むことで音声で内容を聞くことができます。情報アクセシビリティの再設計に挑戦します。
図解先進国プロジェクト

どうすれば日本が図解先進国になれるだろうか
現代社会は複雑な情報や概念で埋め尽くされています。すでに言葉だけでは思考もコミュニケーションも追い付かない時代が到来しています。あらゆるところで認識のズレ、時間のズレ、空間のズレが発生しています。 図解にはあらゆるモノゴトを多視点から構造化して可視化することができる力があります。1,000の言葉よりも、1枚の図の価値を信じてみる。 私たちは図解の力を社会実装し、複雑な課題の解決に挑戦します。「脱・言語中心主義」にシフトする世界を見据え、図解を単なるビジネススキルとしてだけでなく、日本人の新たなアイデンティティとなる思想として定義しています。現代哲学・認知科学・日本文化論をベースとして、図解が日本の経済・教育・文化を再興する社会を実現します。
QWSチャレンジ#25、応募受付中!
QWSチャレンジは、自らの感性に基づいた自発的な[問い]を持ち、多様なプレイヤーを巻き込みながら、更なる可能性を試したいプロジェクトを推進するプログラムです。
採択プロジェクトには、渋谷駅直結直上のプロジェクトベース(活動場所)とSHIBUYA QWS独自のプログラムによるサポートを提供。プロジェクトは3カ月間、このプログラムを活用しながら、世界を変えるムーブメントの創出に取り組んでいきます。
現在、QWSチャレンジ25期生の応募を受け付けています。応募締め切りは9月30日(火)23:59日本時間です。詳細は以下よりご確認ください。