障害を自分ごととして身近に捉えるには、どう「共感」を作ればいい?
何にチャレンジするのか?
スマートグラスを利用した謎解きのバリアフリー化

なぜチャレンジするのか?
DEIを推進したいから
どのようにチャレンジするのか?
積極的に実証実験を行い、実現可能性を追求する

和久井香菜子

鬼頭和秀

小林直美
小林直美
先天性緑内障により20歳になるころから症状が進行し、現在はロービジョン。次第に見えにくくなる中、事務職、接客経験を通して社会の阻害を感じるようになる。現在は合同会社ブラインドライターズにて社内の取りまとめを行うかたわら、WEBアクセシビリティ監修や店舗のバリアフリー化コンサルティングや、中途視覚障害者への相談員や研修会講師も請け負っている。

三島崇希
三島崇希
2022年脱出ゲームの大会で世界3位に。学生時代は慶應大学の謎解き学生サークル「K’2」に所属し、数々の謎解きや脱出ゲームイベントを企画・運営。日本最大級の謎解きイベントTSQにも出展した。デジタル・アナログなど各種ゲームも得意で、「医療×ゲームで人々を健康に。」がモットーの一般社団法人DR.GAMESにも所属している。

高畑こころ
高畑こころ
採択者からのコメント

つまりはインプットがしっかりしてこそアウトプットも良いものが出るわけです.我々専門家でも共感を導くのに困難を極めています.そこを打開してくれそうなこのプロジェクトに,強く期待しております.
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
この問いは、単なる「ユニバーサルデザイン」や「障害理解」を超えて、「誰もが共に楽しめる場をどう作るか」というデザイン課題に繋がるのではないでしょうか。
体験としての遊びや学びが、社会課題のDEIを促す入り口となり、新たな研修・教育・イベントの形が生まれるでしょう。結果として、技術・芸術・福祉が横断する「共感のインフラ」となる可能性を持っているのではないかと考えています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私は短大を卒業して社会に出てから、「どうして?」と思うことがたくさんありました。
学歴により一般事務としてしか門戸が開かれなかったこと。「結婚したら会社を辞める」風潮があったこと。なぜ、営業社員のデスクを拭いたりお茶を煎れたりといった、サポートしかさせてもらえないのか。なぜ、結婚か仕事か、出産かを迷うのは女性だけなのか。 こうした、明確な答えがない対応の違いは「差別」です。同じような学歴差別や性差別が、障害者にも起きていると感じています。
学歴は、自分が勉強しなかったせいだとも言えます。でも障害は? 障害者だから選択肢が少ない、障害者だから期待されないと言われたら、とても納得がいかないだろうと思います。
また、私自身が「生きづらさ」や「居場所のなさ」を感じてきたことも、問いの感性に影響しています。 障害があるかないかに関係なく、誰もが何かしらの“生きづらさ”を抱えている。だからこそ、「共感」をキーワードに、誰もが自分ごととして感じられる体験を作っていきたいと考えています。
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