SHIBUYA QWSは問うことを止めません
昨今の環境下で社会的に様々な活動の自粛が続く中、みなさんどのようにお過ごしでしょうか。
SHIBUYA QWSは「渋谷から世界へ問いかける可能性の交差点」をコンセプトに、ありふれた日常から立ち上がる雑多な問いを集積し、多様な個性や領域を越えた深い知性と出会いをスクランブルさせながら化学反応を起こしてきました。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の発令に伴い、渋谷スクランブルスクエア内のSHIBUYA QWSは現在臨時休館(4月17日時点※6月1日より感染防止策を講じて開館)しています。イベントに集まる方や会員のみなさん、事務局/コミュニケーターの安全・安心が第一であるとを前提に、これまで何度も議論を重ねて 新たな可能性を探ってきました。その中で、リアルな場だけでは収まらないQWSのコミュニティやイベントの進化の過程をレポートします。
▼目次
・可能性の種を生み出すコミュニティ
・オンラインでも白熱するスクランブルミーティング
・デジタルツールを駆使したQWSカルティベーション
・これからの時代の変化を問うQWSアカデミア
・バーチャル館内ツアー
・こんな時こそ「未知の価値に挑戦するプロジェクト」募集中!
可能性の種を生み出すコミュニティ
SHIBUYA QWSには子どもから90代の方まで、年齢や専門領域を問わず様々な人が集い活動しています。普段はこの場での交流を通してグループ間の交流や領域横断の取り組みが行われていますが、場が休館している現在も引き続き会員専用アプリや様々なオンラインツールを通して問いの共有や交流が行われています。
会員専用のアプリ内ではオンライン化されたイベントの告知や、zoomなどのオンラインビデオ会議の際に盛り上がるQWSの背景画像を配布しています。
会員交流のために館内に実装されていた掲示板機能もオンラインに移行しています。
また、会員同士のコミュニケーションをサポートしてきたコミュニケーターからは、ラジオ企画が立ち上がりzoomで館内の様子や活動する会員のインタビューを交えたトークを配信しました。(休館前:4/3時点)
オンラインでも白熱するスクランブルミーティング
第一線で活躍している起業家や法律家、大学教授など多様な領域のプロフェッショナルに、膝を突き合わせてプロジェクトの相談ができる、プロジェクトメンバー限定のメンタリングイベント「スクランブルミーティング」では、メンバーがプロジェクトの進捗を共有しながらチャットに応援コメントや新しいアイデア、そして問いが投げかわされ白熱した議論が巻き起こりました。
デジタルツールを駆使したQWSカルティベーション
ワークショップやイベント、アカデミックリサーチの支援などを通して、「問う」力や感性を耕しながら問いの可能性を広げていく「QWSカルティベーション」では、MURALというデジタルワークスペースを使用し、オンラインワークショップを開催しました。
より広い視点から問いを描くにはどうしたら良いのだろうか? コラボレーションによって問いを深めていくためにはどうしたら良いのだろうか? 問いのプロセスを歩むための技法を学びながら、コラボレーションを通じて問いをアップデートしました。
これからの時代の変化を問うQWSアカデミア
QWSアカデミアでは、早稲田大学のメンバーを中心にこれからの変化について考えていくオンラインイベントを3本実施予定です。会員以外の方も参加可能なので是非ご参加ください。
4/18(土) 9:45-12:30
4/21(火) 19:00 – 20:00
4/28(火) 19:00 – 20:00
バーチャル館内ツアー
これまでQWSに行ったことはなかったけれど、どういった施設なのか気になってきた方には、館内をバーチャルで見学いただくことも可能です。下記の画像の再生ボタンをクリックすると、3Dで空間を探索していくことができます。
左下のメニューからエリアへのズームや、自動再生など選択ができます。画像をドラッグ360°で全体像を見ることで、実際にQWSにいるような体験ができます。
こんな時こそ「未知の価値に挑戦するプロジェクト」募集中!
「未知の価値に挑戦するプロジェクト」を推進するプログラム『QWSチャレンジ』。
自らの感性に基づいた自発的な[問い]を持ち、多様なプレイヤーを巻き込みながら進めることができる内容であれば、分野や規模に制限はありません。未完成歓迎です。
現在応募締め切りを「4/30(木)23:59まで」延長して募集中です。まずはこちらから詳細を覗いてみてください。
あなたのご応募をお待ちしています!