QWS CULTIVATION PROGRAM
QWS CULTIVATION PROGRAMとは?
ワークショップやイベント、アカデミックリサーチの⽀援などを通して、「問う」⼒や感性を耕すプログラムです。「問い」に惹きつけられた仲間たちと巡り会い、「問い」の可能性を社会へと広げていきます。
こんな方におすすめのプログラム。
◆何かご自身の「問い」をお持ち方
◆「問い」を持った仲間と出会い方
◆「問い」が立ち上がる瞬間を体感したい方
◆「問い」に興味がある学生の方
◆「問う」とはどういうことなのかを考えたい方
PHASE1.「出会う」
- STEP1
- 問いへの入り口
あなたの「問い」は、なんですか? 「問い」に出会い、「問い」を眺めてみたり、「問い」に触れてみたり、「問い」に少し踏み込んでみたり。自分のなかで、「問う」プロセスの立ち上がりを体感するプログラムです。「問う」プロセスに入ることで、もっと問うてみたくなる自分と出会えるはずです。
- STEP2
- 問いの哲学
良い「問い」とはなんだろう?「問い」が前に進むとはどういうことだろう? 「問う」とは一体どういうことかを考え、互いの「問うこと」を共有することで、「問い」のプロセスの重要性に気がつくプログラムです。「問い」についての哲学的な対話を通して、「問い」と向き合う姿勢が立ち上がります。
- STEP3
- 問いによる対話
「問い」同士が交差することによって、新しい「問い」は生まれるだろうか? それぞれが自分の中に生じた「問い」を持ちより、基本的な対話の姿勢を学びながら、それらについて語り合うことによって、新たな「問い」を模索していきます。対話によって「問い」が変化することを体感し、さらに深い「問い」への興味が生まれます。
- STEP4
- 問いによる出会い
ひとりで問うのも良いけれど、仲間と問うともっと遠くへ行ける。 これらを経て、自分なりの「問い」と向き合ったのち、熱い情熱と衝動を持った状態で新しい仲間と出会うことができます。そして多様な意見や視座を取り入れることで、今まで思いつかなかったようなアイデアを発見することができます。さらに、自分の「問い」を磨き上げることができます。
PHASE2.「磨く」
- STEP1
- 問いの技法より広い視点から問いを描くにはどうしたら良いのだろうか?
コラボレーションによって問いを深めていくためにはどうしたら良いのだろうか?問いのプロセスを歩むためには、様々な問うための技法が存在します。
問いをより磨いていくにあたって、そのプロセスをより豊かなものにしてくれる技を紹介し、実際にコラボレーションを通じて問いをアップデートしていただきます。
- STEP2
- 問いの構想問いは私たちをどんなところに導いてくれるのだろうか?問いによって活動を広げていくためには、その問いの先にどんなビジョンが広がっているのかを描くことが大切です。仲間とともに浮かぶイメージを語り合いながら、妄想を構造化していくことで、問いの構想を立ち上げます。
- STEP3
- 問いとリサーチより深く問いを描くために、どんな探求ができるのだろうか?磨かれた問いからは、より探求したくなるポイントが生まれてきます。その中には、先人たちが同じように取り組んだものも多く存在します。より深く探求をしていく上で、どんなリサーチを行なっていけば良いのか。その具体的方法や可能性について考えていきます。
PHASE3.「放つ」
- STEP1
- 問いの修辞学あなたの問いは、誰かの心に響きますか?問いたいことをただそのまま問おうとしても、誰かの心を動かす問いにはなりません。
問いを様々な角度から修辞することで、心に響く問いが生まれます。
問いを力強く放つために必要な、言語的な表現法について学んでいきます。
- STEP2
- 問いのプロトタイピングカタチを得た問いは、社会にどんな波紋を起こすのだろうか?問いのプロトタイピングを実際に行うことで、小さなプロトタイピングからその波紋を検証し、実装の手がかりを得ます。あなたの「問い」が、あなた自身を次に連れて行ってくれるかもしれません。
プログラムパートナー
安斎勇樹
安斎勇樹
1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論について探究している。主な著書に『問いのデザイン』『問いかけの作法』『チームレジリエンス』『パラドックス思考』『リサーチ・ドリブン・イノベーション』『ワークショップデザイン論』などがある。