障害を自分ごととして身近に捉えるには、どう「共感」を作ればいい?

プロジェクト名 謎解きで、みんなが仲間になる!
#バリアフリーな謎解き#ダイバーシティ
私たちは現在、障害を疑似体験する謎解きを用いた、共感型研修プログラムを展開しています。本プロジェクトでは、株式会社フィールドクロスと共創し、スマートグラス等のデジタル技術を用いたバリアフリー謎解きを実施予定です。障害のある人もない人も、情報へのアクセスやコミュニケーションにおいて対等に協力し合う、もしくは異なる情報を総合して謎を解く協力体験を通じて、DEIに対する理解と実践を促します。技術と体験を掛け合わせ、未来の共創型学習を実現します。

何にチャレンジするのか?

スマートグラスを利用した謎解きのバリアフリー化

なぜチャレンジするのか?

DEIを推進したいから

どのようにチャレンジするのか?

積極的に実証実験を行い、実現可能性を追求する

和久井香菜子

代表取締役

和久井香菜子

代表取締役

障害者を優先的に採用する合同会社ブラインドライターズ代表。活動の一環として国内外のバリアフリーやアクセシビリティの知識を深める。 一方で20年ほど前から海外ボードゲーム関連の業務に携わったり、謎解き・脱出 ゲーム、マーダーミステリーなどの知的遊戯に挑戦する日々を送る。シナリオライターとして参加した企画多数。現在、エンターテイメントのバリアフリー化企画を複数進行中。

鬼頭和秀

代表取締役社長

鬼頭和秀

代表取締役社長

大阪府出身、2024年設立のスマートグラスメーカーであるフィールドクロス株式会社の代表取締役。 ソフトウェアエンジニアとして4回の転職を経験。ハードウェアとソフトウェアを組み合わせ、世界初や業界初といった革新的な製品開発に数多く従事。プライベートでは子供向けプログラミング教室のボランティアやAI共創によるDX情報の発信や小説執筆を行う。

小林直美

小林直美

先天性緑内障により20歳になるころから症状が進行し、現在はロービジョン。次第に見えにくくなる中、事務職、接客経験を通して社会の阻害を感じるようになる。現在は合同会社ブラインドライターズにて社内の取りまとめを行うかたわら、WEBアクセシビリティ監修や店舗のバリアフリー化コンサルティングや、中途視覚障害者への相談員や研修会講師も請け負っている。

三島崇希

三島崇希

2022年脱出ゲームの大会で世界3位に。学生時代は慶應大学の謎解き学生サークル「K’2」に所属し、数々の謎解きや脱出ゲームイベントを企画・運営。日本最大級の謎解きイベントTSQにも出展した。デジタル・アナログなど各種ゲームも得意で、「医療×ゲームで人々を健康に。」がモットーの一般社団法人DR.GAMESにも所属している。

高畑こころ

京都/大阪出身。早稲田大学文化構想学部卒業。在学中はデザイン・リサーチなどの「広義のデザイン」について研究や表現活動を行なう。2025年には個展『どこにも行かない友達』を開催。卒業後はジェンダー平等をミッションとするNPOでコーディネートスタッフとして勤務。NPOのマネジメントを通して「しくみのデザイン」に関心を深め、多様なアクターのモチベーションがインパクトのある事業につながるような「しくみ」を模索している。

高畑こころ

京都/大阪出身。早稲田大学文化構想学部卒業。在学中はデザイン・リサーチなどの「広義のデザイン」について研究や表現活動を行なう。2025年には個展『どこにも行かない友達』を開催。卒業後はジェンダー平等をミッションとするNPOでコーディネートスタッフとして勤務。NPOのマネジメントを通して「しくみのデザイン」に関心を深め、多様なアクターのモチベーションがインパクトのある事業につながるような「しくみ」を模索している。

採択者からのコメント

誰一人取り残さないSDGsを我々は日々声高に叫んでいます.でも取り残さないためには,お互いが持つ障がいや困りごとを共有して,相手に共感しないと真の解決策が出て来ないと思います.
つまりはインプットがしっかりしてこそアウトプットも良いものが出るわけです.我々専門家でも共感を導くのに困難を極めています.そこを打開してくれそうなこのプロジェクトに,強く期待しております.
東京都市大学西山 敏樹

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

この問いは、単なる「ユニバーサルデザイン」や「障害理解」を超えて、「誰もが共に楽しめる場をどう作るか」というデザイン課題に繋がるのではないでしょうか。
体験としての遊びや学びが、社会課題のDEIを促す入り口となり、新たな研修・教育・イベントの形が生まれるでしょう。結果として、技術・芸術・福祉が横断する「共感のインフラ」となる可能性を持っているのではないかと考えています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は短大を卒業して社会に出てから、「どうして?」と思うことがたくさんありました。
学歴により一般事務としてしか門戸が開かれなかったこと。「結婚したら会社を辞める」風潮があったこと。なぜ、営業社員のデスクを拭いたりお茶を煎れたりといった、サポートしかさせてもらえないのか。なぜ、結婚か仕事か、出産かを迷うのは女性だけなのか。 こうした、明確な答えがない対応の違いは「差別」です。同じような学歴差別や性差別が、障害者にも起きていると感じています。
学歴は、自分が勉強しなかったせいだとも言えます。でも障害は? 障害者だから選択肢が少ない、障害者だから期待されないと言われたら、とても納得がいかないだろうと思います。
また、私自身が「生きづらさ」や「居場所のなさ」を感じてきたことも、問いの感性に影響しています。 障害があるかないかに関係なく、誰もが何かしらの“生きづらさ”を抱えている。だからこそ、「共感」をキーワードに、誰もが自分ごととして感じられる体験を作っていきたいと考えています。

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