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- 12世紀の絵巻物から派生し進化した『マンガ』と『アニメーション』は21世紀にどう統合されるのか?
12世紀の絵巻物から派生し進化した『マンガ』と『アニメーション』は21世紀にどう統合されるのか?
2000年代にAppleが産み落としたiphoneは、
俺たちの娯楽文化環境を全く違うものにしてしまった。
いまやメディア・デヴァイスの中心はスマートフォンに、表現の中心は動画に、
その震源地は、YouTubeとなった。
新しいメディア環境では、新しい表現がこの瞬間にも胎動している。
そして、俺たちはイマ、新しい表現文化に挑戦している。
PJ名は、『VCOMIC』。
VCOMICは、漫画でもなく、アニメーションでもない。
それは、カートゥーンであり、イラストレーションであり、
モーショングラフィックであり、シネマである。
では、『VCOMIC』とは何か?
アンサー。
『VCOMIC』は、『VCOMIC』になる。
そして、それが、このPJの目指すゴールだ。
- Keyword :
-
- #MANGA≠VCOMIC
- #ANIMATION≠VCOMIC
- #VCOMIC_WILL_BE_VCOMIC
- #変幻自在
- メンバー:
-
- 中西健輔
- 馬場亮祐
- 南泰伸
- 松原将貴
- 渡邊志門
- Keyword :
-
- #MANGA≠VCOMIC
- #ANIMATION≠VCOMIC
- #VCOMIC_WILL_BE_VCOMIC
- #変幻自在
何にチャレンジするのか?
12世紀の絵巻物から派生した2つのメディア、『マンガ』と『アニメーション』。
マンガは、紙面×静止画として、アニメーションは、Television×動画として、 それぞれの発達を遂げた。
21世紀、この2つのクリエイティブは電子化し、同じスマートデバイス上で視聴されている。
そして、映像の世紀とも云われる今日、新表現の震源地YouTubeでは『マンガ動画』という新しい文化が生まれつつある。
今はまだコマを並べただけに過ぎないこの荒削りな文化を、
マンガでもアニメーションでもない、
新しいメディアフォーマットに進化させたいと思う。
俺たちは、この新しい胎動を『VCOMIC』と呼ぶ。
なぜチャレンジするのか?
新しい表現フォーマットは、新しいコンテンツを産み、新しい働き方をつくる。
たとえば「絵を書いて暮らすこと」は、とても難しい。
アニメーターの給与は、最初の数年は、一桁万。
その後、10数万に上がっても、それより先は、
選ばれたクリエイターだけが食べていける厳しい世界。
アニメーション制作現場では、限られた制作費で大量の作画が求められるため、
スタッフはかなりの薄給。
しかし、『VCOMIC』フォーマットでは、レイヤー化された一枚絵と映像編集技法により作画するため、製作負荷は大幅に改善することが見込まれる。
勿論、YouTubeパートナープログラムの収益以外のマネタイズ手法確立やコンテンツ展開手法などの課題もあるが、その解決も共に取り組んでいきたい。
どのようにチャレンジするのか?
VCOMICフォーマットで、アニメーション作品『変幻自在(仮)』を製作を通して、
VCOMICという表現フォーマットとその展開を実装して示す。
中華ダイナーに集まった幼馴染5人組が、エスパーカメレオンの能力で時空をワープしながら、 世の中が動いた瞬間を取材して、毎話架空のZINE(フリーペーパー)『MOVE』を作るアニメーション。
現実の渋谷に作品の主要舞台となる中華ダイナーと全く同じ店舗を出店し、 コンテンツと連動させながら、IP展開を目指す。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* OPフレーズ-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
20XX、TOKIO. スーパーカメレオン、ムーブに導かれた5人の幼馴染
リーダーマコト!スカしたヴォーグ!デカイぜ、マックス! GEEKなギーク!やりらふぃーぴえん!
ムーブのPSI(サイ)で時空をトび回り”MOVEな瞬間”をパパラッチ。 今日も編集会議は続く。
プロジェクトメンバー
中西健輔
早稲田大学政治経済学部卒業後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科にて事業創造手法(サービスデザイン)研究で修士号を取得。10代からITを中心に様々な事業領域の経営を経てスタートアップ支援を実施。2020年8月上場支援で取締役を務めたD2C支援企業から独立。その後、株式会社変幻自在を創業。
馬場亮祐
日芸デザイン学科中退。学生時代から映像領域で活躍し、受賞歴多数。その後、映像クリエイティブ企業で番組製作(情熱大陸)、映画製作、WEB映像製作などを経験。クリエイティブディレクターとして、参加。
南泰伸
多摩美術大学情報デザイン学科卒業後、株式会社マッドハウスに所属、アニメーション映画制作に従事。その後フリーランスアニメーター兼イラストレーターとして活動。2020年11月から現在のプロジェクトに参画。
松原将貴
大学在学中に、お笑いライブの制作会社で年300本以上のライブを企画・構成・制作。大学卒業後はフリーの構成作家として活動。150万円以上の支援が集まったクラウドファンディングや、地方で1,000人を集めるイベントを成功させる。現在はラジオ番組や動画コンテンツの構成を担当し、並行して今回のプロジェクトに参画。
渡邊志門
立教大学在学中にカルチャー系フリーペーパー編集長やウェブ制作会社インターン。卒業後はフリーランスの構成作家として動画コンテンツの企画や構成、ライターとしてエンタメを中心にビジネスや金融系の企画執筆。2020年11月、変幻自在に参画。