誰もが理想の服を手に入れるには?
作り手にはアパレルブランド立ち上げ前の方や主婦、その他一般の方などを考えており、ブランド立ち上げを目指す人々の支援や埋もれた技術の活躍の場も創出できると考えています。
何にチャレンジするのか?
「欲しい服のイメージはあるのに探しても見つからない」という、多くの人が抱える課題に挑戦します。既製品に満足できず、妥協して購入してしまう現状を変え、誰もが本当に着たい服を手に入れられる未来を目指します。
なぜチャレンジするのか?
今日のアパレル市場は、基本的に既にある選択肢から選ぶ構造になっており、各個人の細かいニーズを捉えきれていません。これまでにヒアリングを通して気づいたことは、
①大手アパレルショップが卸すOEM企業はデザイナーのセンスとトレンド、売上の数字が重視され、服を着る顧客の声を直接拾い上げて服の企画に落とし込むことができていない
②仕立て屋は冠婚葬祭とビジネス用が主で、普段使いに向けたサービスは稀有である上、若者が服を買うとき「ちょっとここ気に入らないけど、とりあえず買って仕立て屋で直そう」という選択肢はない ということです。その結果、多くの人が「ここがもう少しこうだったら」といった小さな不満を抱えています。
また、経験を積む必要のある若手ファッションデザイナーや、その他にも服作りのスキルを持つ人(趣味や副業を含む)が十分に活躍できる場も限られています。 これらの課題に対し、人々の行動を、自分の着たい服を「選ぶ」から「作る」へと変えることで、一人ひとりのニーズを反映したファッションを実現したいと考えています。
どのようにチャレンジするのか?
買い手と作り手をつなぐプラットフォームを構築し、既存の服をリメイクする仕組みを作ります。QWSチャレンジの期間では、まず1件目の取引を成功させ、得られたフィードバックをもとに2件目以降に取り組む予定です。
また、QWSでの多様な出会いや対話を通じて、「理想の服を実現させるには?」という問いを深めていきたいです。金銭取引やコミュニケーションの課題を解消し、将来的にはアプリ化を視野に入れた仕組みづくりを進め、「選択肢は、作る時代。」という新しい価値観を社会に広めます。
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黒川明日香
黒川明日香
慶應義塾大学 経済新人会マーケティング研究部に所属。学内外のビジネスコンテストで複数回入賞し、運営統括も務めた。LinkedIn Student Club 1期生として、2100名以上の学生集客を実現。「欲しい服のイメージはあるのに探すと見つからない」張本人で、妥協せずに服が買える世界を実現したいと熱意を燃やしている。
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金坂純伶
金坂純伶
慶應義塾大学 文学部 人文社会学科 美学美術史学専攻 幼少期から服が好きで、大学では学生服飾団体Keio Fashion Creatorに所属し、ディレクターとして活動(2024年度で引退)。将来の夢はアパレルブランドを立ち上げること。
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鈴木康平
鈴木康平
慶應義塾大学 商学部 商学科 大学では計量経済学ゼミに所属し、経済学・統計学の理論とデータ分析を学んでいる。研究テーマは「解雇規制と労働生産性の実証分析」であり、学部主催の論文コンテストに参加。最近は計量経済学の分野に留まらず、AI・データサイエンスにも関心があり、独学で学習を進めている。
応援コメント
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「Tailor You」の目指す未来には、そんな世界が広がる。
それは、トレンドよりも“好きな服を楽しむ”世の中になってほしいと思いつつファッション誌に携わってきた、私にとっても理想の世界。
選択肢がなかったら自分で作ればいいじゃない、とマリー・アントワネットばりに軽やかに、服をあきらめない未来を目指して!
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
私たちが掲げている「選択肢は、作る時代。」というキャッチコピーが、まさに未知の価値を表しています。現状では、理想の服が頭の中に浮かんでいても、それが店に売っていなければ妥協する人が多いです。
しかし、TailorYouでリメイクを依頼するという新たな選択肢ができれば、リメイク前提で服を購入することもできるようになります。これにより、ファッションはこれまで以上に主体的で創造的なものとなります。
TailorYouという選択肢は、モノを選ぶ時代から作る時代へのシフトチェンジを担います。具体的には、理想の服を求めてショッピングしているときに、「これ自体は完璧ではないが、リメイクを施したら理想に近づく」と思える服に出会ったら、それを購入してTailorYouでリメイクしてもらうこと。
この手段を誰もが手軽に選択できる仕組みを提供することが、社会にとっての価値です。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
この問いは、黒川の実体験、白ワンピ探しからきています。 海で写真を撮るのにぴったりの白ワンピ-スがほしくて探し回っているうちに、肩は出ておらず袖はひらひらで、生地はポリエステルではなくて綿が良いな、丈はこのくらいで……とだんだんこだわりが明確になってきて、もはや自分の頭の中では完成しているのに目の前にそれが見つからないという状態になりました。結局、どうしても海に白ワンピで行きたくて夏も迫っていたので、妥協で買いました。ただ、せっかく買うなら妥協したくなかったという気持ちも残っています。
他にも、Vネックだったら良いのに、もう少し袖口が広かったら良いのに、帽子やコートでも、もっとこういう色でこういう生地が良いのに、といった課題をこれまでの服探しでも経験してきました。 メンバーの金坂にこの話をしたところ共感を得られ、他にも同じように悩んでいる人がいるのではないか、そうであるならば、それを解決できる仕組みをつくりたいと考えるようになりました。
そこでこの悩みを追求していくと、理想の服を実現する難しさに直面し、誰もが理想の服を手に入れるには?という問いに至りました。
新着プロジェクト New Project
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