江戸東京野菜は東京の新しいグルメブランドになるのか?

プロジェクト名 Soullume Project
#江戸東京野菜#滝野川人参#ブランド化#地域愛#環境問題
江戸野菜は50種近く存在しますが、多くの人はその存在を認識していません。そのため江戸野菜を東京の新しいグルメブランドにし、江戸野菜と東京中に普及させ、沢山の人に食べていただくと同時に、農家さんや関係者さんの情熱を伝えていく。私は江戸野菜をブランド化をするはじめの一歩として滝野川人参に注目し、それを使用したドレッシングを製造・販売する。

何にチャレンジするのか?

東京の伝統野菜である江戸東京野菜(以下江戸野菜)はおよそ50種存在しますが、多くの人はその存在を知りません。
このことから私たちは、江戸東京野菜を新しい東京のグルメブランドにすることによって江戸東京野菜を多くの人に知って、食べていただくと同時に、農家さんや江戸東京野菜の関係者の方の情熱や想いを伝えていきます。
この活動を行うことによって、主に東京の人をターゲットに、地域の食べ物や伝統についてもっと深く関心を持ってもらいたいと考えています。

Instagram|https://www.instagram.com/soullume_project/

HP|https://soullumeprojectgic.my.canva.site/

なぜチャレンジするのか?

現在、インターネットやSNSの普及、外国で栽培された食材の輸入などが原因で、人々はあまり地域の食べ物やものについての興味関心が薄れてしまっています。
それに加えてこの東京という地は、交通の発達や商業施設が多数存在するなど便利なものが数多くあることから、他の地域以上に深刻であると考えています。
しかし、東京にも江戸東京野菜という伝統野菜が存在し、それらを栽培している農家の方もいます。
私は、この発展が途切れない東京にかつてあった伝統をブランド化することによって、もう一度この伝統を幅広い年代の人に知っていただきと考え、このプロジェクトを始めました。

どのようにチャレンジするのか?

11月にこの活動の紹介と複数の調査を行います。
ここで行う調査とは、江戸東京野菜の認知度に関する調査と今後江戸東京野菜を使った商品開発を行っていく上で、どのような広告・宣伝を行っていけばいいのかを企業の方や大学の方などを対象に行う
それと同時に、江戸東京野菜を栽培する農家さんや関係者の方と関わり、積極的にお話しを聞く。これらをもとに、今後江戸東京野菜をブランド化するための軸を選定する。
12月に入ると現在製造段階に入っている滝野川人参ドレッシングで使用する滝野川人参の収穫時期になり、1月中頃にOEMの会社に本製造をお願いする予定です。
ですので1月後半には、調査した結果などをもとに、商品販売を行おうと考えています。

プロジェクトメンバー

山澤充希

PJリーダー

山澤充希

PJリーダー

聖学院高校2年。個人事業Soullume代表。
GIC貧困vs起業ゼミ長。高一時に江戸東京野菜を知り、それから滝野川人参ドレッシングの製造を中心にプロジェクト活動中。
他にも学内でコンポスト活動を行っている。最近の趣味は、サッカーを見ることとサッカーゲームをプレイすること。

茂木悠真

PJメンバー

茂木悠真

PJメンバー

聖学院高校2年。GIC海洋ゼミ副ゼミ長。学内で廃止された冷水機の代わりに給水機を仮導入。現在は給水機の本導入や台数増加を計画中。山澤とは中学の頃から仲がよく、お互いによく助け合っていたことから、一緒に活動したいと思った。最近の趣味は、スリラー小説を読むことやローマ史を学ぶこと。

鈴木聖人

PJメンバー

鈴木聖人

PJメンバー

聖学院高校2年。GIC海洋ゼミ生。
海洋ゼミではPJメンバーの茂木と共に、給水機の導入などについて日々活動中。
他にも学内のSDGsプロジェクトでは菜園チームとして、小学生に向けてのワークショップの開催や、菜園のコミュニティの庭のことについて学習中。趣味は、飛行機撮影と動画視聴。

山本周

PJメンバー

山本周

PJメンバー

QWSチャレンジは#11の明日、福プロジェクトに続き2回目、どちらも生徒のプロジェクトを熱狂的にサポート!!!自身は、「ニーズとチャンスが結び付くと人はテクノロジーの傍観者ではなく、主役になる」をモットーに日々活動。
教員3年目、数学・情報・STEAMを担当、校内FabLabの住人。

応援コメント

明治期より日本で最も土地開発の駆動力を受け続けている場所、東京。そのような場所でも連綿と育まれ、親しまれ、引き継がれてきた野菜が、江戸野菜。江戸・東京という特殊な場所の風土、変遷、記憶と、江戸野菜だからこその味わい。これらを如何に咀嚼し、魅力あるブランディングコンセプトとそれを体感できる商品を打ち出せるか?次世代の地産地消のあり方を模索する期待の新プロジェクトです。
東京工業大学 環境・社会理工学院 准教授高橋 史武

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

私が高校生という立場でこの問いに取り組むことによって、若者世代の人に江戸野菜の認知していただき、広く普及していくことができるのではないかと考えています。東京の人はあまり地元愛があまりなく、スーパーなどで販売されている食品も海外から輸入されたものが増えています。この江戸東京野菜は名前の通り、東京の伝統野菜なのですが、知っている人があまり多くありません。この二つの事象を解決すべく、江戸東京野菜を使った新しいグルメブランドを立ち上げます。ブランド化の最初の一歩として、現在作成中の滝野川人参を使ったドレッシングを使います。滝野川人参は、私が通う聖学院中高がある東京都北区の伝統野菜ですが、都市開発や栽培する農家さんの減少が原因で北区の地で栽培されてはいません。しかし、東京都武蔵村山市で滝野川人参を栽培する井原尚哉さんという農家さんがいらっしゃり、その人参を使って製造します。将来的にこの商品が完成し、お客様の手に渡る際に、絶滅の寸前にある江戸東京野菜を残していくためにも、江戸東京野菜の存在を知っていただき、ブランド化へ進んでいきたいと考えています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私が高校一年生の時に、江戸東京野菜の滝野川人参に出会いました。この出会いのきっかけは、私が通う聖学院中高が北区にあることから調べ出会いました。私は中学校一年生からずっと聖学院がある北区に通っていたが、北区についてなにも知らないし、知ろうともしていませんでした。そんな中、高校に入学したと同時にグローバルイノベーションクラスというクラスに入り、そのゼミの活動で貧困vs起業ゼミを選びました。このゼミの目標は「起業は貧困問題解決の一助になるか」です。私の活動は、直接的に貧困問題に関連している訳ではありませんが、あくまでも起業活動が学校内で留まらず、外部へどんどん発信していくことをモットーとして掲げています。私はこのゼミの活動で、何か地域・地元のものを使った何かはできないか?と考え、江戸東京野菜と滝野川人参に出会いました。しかしこの江戸東京野菜は、あまり多く普及しておらず、50種を超える種が存在するのにも関わらず、都市開発や栽培の大変さによりなかなか多く普及されず、存在を知る人が少ないのが現実です。一方で、江戸東京・伝統野菜会長の大竹道茂さんや滝野川人参を栽培する井原尚哉さんなど江戸野菜を無くさないよう活動している人もいます。私はこの人たちとの出会いを通し、自分も江戸野菜を普及する人の1人になることはできないのかと思いました。そこで一つ比較対象として京都の京野菜が挙げられます。京都の京野菜は知名度も高く有名で、観光雑誌のグルメページにも記載されるほどです。しかし東京の江戸野菜はほとんどの人が知りません。このことから、江戸野菜も東京の新しいグルメブランドになることは出来なのか考え、この問いに至りました。

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