AIは建築家を助けることができるのか

プロジェクト名 Rendery
#建築 #AI #デザイン #画像生成 #建築の民主化
建築家は常に大忙し。
一つの設計にかかる工数はとても多く、朝から、夜中まで仕事に追われている。特にクライアントに対して設計のビジュアルを表現するための、模型・CG画像の制作には途方のない時間がかかる。「Rendery」では、建築のビジュアライズにAIの手を借り、今までの1/4の時間でイメージを生成する。作業時間は大幅に短縮され、クライアントとより素早くコミュニケーションを取ることができ、お互いにとって納得のいくデザインを創造することが可能になる。

何にチャレンジするのか?

建築家が思いついたアイディアをすぐにビジュアライズできる建築特化のAI画像生成サービスを実現する。「Rendery」は建築家が描いたスケッチや、ボリューム模型写真、ラフなCGモデルの画像を取り込み、表現したいイメージを設定すると、希望に合わせたイメージ画像を短時間で生み出す。今までデザインのビジュアライズにかかっていた時間とコストを大幅に短縮させ、建築の創造をより加速させる。

なぜチャレンジするのか?

建築家は毎日朝から晩まで忙しい。設計のフローは長く、残業は日常茶飯事である。工数のかかるフローの1つとして、CG画像や模型写真などの建築ビジュアライゼーションがある。時間がかかることは、単に建築家たちの残業を増やすだけでなく、顧客とのコミュニケーションを円滑に進めることを妨げる要因の1つとなっている。「Rendery」を活用しすぐにデザインをビジュアライズできれば、労働時間を短縮させるだけでなく、顧客とリアルタイムで意見交換を行うことを可能にし、より双方が納得する建築設計を行うことができるようになると考える。

どのようにチャレンジするのか?

【5月】MVPの完成
【6月】ユーザーテスト。プロトタイプのチューニング。設計事務所や大学教授にヒアリング
【7月】体験版のリリース・資金調達の準備

プロジェクトメンバー

加藤 利基

代表

加藤 利基

代表

慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント客員研究員。
「建築」がすべての人にとってもっと身近な存在になるために、建築の民主化を目指し起業。

慶應義塾大学大学院経営管理研究科卒(MBA取得)。芝浦工業大学建築学部建築学科卒(現在、同大学意匠系研究室助手)。

横溝 裕太

CTO

横溝 裕太

CTO

筑波大学システム情報工学研究群所属。専門は機械学習や医用画像診断システム。
本プロジェクトにおいてはAI技術のリサーチや実装、サービス化に携わる。

佐藤 宗治朗

エンジニア

佐藤 宗治朗

エンジニア

1997年東京都西東京市生まれ。学生時代にIT分野に関心をもち大学では経営工学を専攻。ディープラーニングを用いた画像処理を研究、インターンとしてsapジャパンにてプリセールスやリクルーター職を経験した。現在は富士通株式会社にてSalesforceコンサルタントとして活動している。

妹尾 一生

エンジニア

妹尾 一生

エンジニア

2000年生まれ、北海道函館市出身。東京理科大学を卒業し、現在は大手IT企業にてアプリケーションコンサルタントとして勤務。本プロジェクトではアプリエンジニアとして製品開発に携わる。

佐藤 紬

エンジニア

佐藤 紬

エンジニア

1999年生まれ、埼玉県川口市出身。東京理科大学経営学部卒業。学生時代は画像処理等のデータ分析を主軸に、iOSアプリ開発などにも着手。現在社会人一年目で、教育事業会社のDX戦略部門にて、主に学校のICTシステムの開発や教育関連のサービス企画に携わる予定。

応援コメント

建築ビジュアライズに特化したAIエンジンが実現すれば、建築家がもっと創造性を働かせる時代が訪れるかもしれない。
いつだって建築プロジェクトは、「建った後のイメージが広がること」がとても大切な分野だからこそ、ビジュアライズにAIが支援できる価値は大きいはず。
これからのRenderyを心から応援していきます。
株式会社アルファドライブ 代表取締役 兼 CEO麻生 要一

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

AIは建築家の創造性とワークライフバランスを向上するだけでなく、建築を“民主化”していく。
「Rendery」は、誰でも自由に短時間で建築をビジュアライズすることを可能にし、建築の創造を助け、今まで残業に追われていた建築家たちにゆとりを与える。すぐにアイディアをカタチにできることは、将来建築家だけでなく、一般に市民にとっても自由に建築デザインをできる未来を創る。自分たちが過ごす空間を誰でもデザインできる世界になればきっとこの世の中の空間はもっとよい場所になると私たちは考える。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

生まれた時から、建築やものづくりと近い環境で生まれた。私の父親は建築家であり、私は幼少期からものづくりを間近でみてきた。大学では建築学を学び、より広い視野で、住環境について考えるようになった。いざ、建築の世界に踏み入れてみると、業界全体として労働環境の悪さに驚いた。いいデザインを作るためには残業は当たり前。みんな必死で夜な夜な図面や模型を制作している。本当にそれでいいのだろうか。
自分自身エンジニアの友人が多く、AIの可能性と盛り上がりを間近で見てきた。この労働環境もAIが救ってくれると私はすぐに確信した。しかし、まだ誰も着手していない。自分がやるしかないと、今に至る。

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