動物が音楽を聞く世界は訪れるだろうか?
何にチャレンジするのか?
One by One Musicは、早稲田大学の学生が立ち上げたペット向けの音楽を開発することを目的としたプロジェクトです。
このプロジェクトは、分離不安症に苦しむ動物たちを助けるために始まりました。私たちの作るペット向けの音楽は、科学的な検証が行われ、ストレス軽減に効果があることが明らかにされています。 One by One Musicは、世界初の科学的に検証された動物向けの音楽を提供しています。
動物が音楽を聞く世界を作る
https://onebyonemusic4.wixsite.com/one-by-one-music
なぜチャレンジするのか?
分離不安症は飼い主がと離れ離れになることによってペットが不安を抱えて嘔吐や自傷行動をしてしまうという問題があります。これは人間と動物が共に距離が近づくことによって生じた問題です。このように人間によって生まれた問題は人間が解決すべきだと思い、この活動をしています。
どのようにチャレンジするのか?
このプロジェクトは、多様なバックグラウンドを持ったメンバーで構成されており、2年に及ぶ実験で、音楽の中でも、どのような要素がストレス軽減に効果があるのかということを明らかにし、研究成果をもとに、音楽を作曲しました。これからウェブサイトやアプリを通した配信を行い、ユーザーからのフィードバックや継続的な実験により最高の効果があるものを世界中の動物たちに届けるため尽力しています。
音楽は、個人向けにはサブスクリプションで提供しますが、保護犬猫を飼っている里親さんや、愛護施設さんなどへは無償で音楽を提供することで、世界中のストレスを抱えた動物を音楽の力で救う手助けをしたいと考えています。
プロジェクトメンバー
畠山 祥
中村 俊大
中村 俊大
東京藝術大学作曲科卒業。現在は、フリーランスとして作曲家をしながらOne by One Musicでは自動作曲プログラムを設計する。
新村 光輝
新村 光輝
早稲田大学情報理工学科において、情報科学を専攻した。卒業後、熊本大学医学部医学科へ入学し現在学部二年生。ウェブ開発や、AI開発などテクノロジー担当。
応援コメント
うちにも保護猫がいるのですが、分離不安症なのかずっと私のそばから離れず、
出かけた際には、ドアの外まで聞こえるぐらい大きな声で、
小さな黒いぬいぐるみを咥えてなお〜んと泣き続けます。
ストレスを緩和できるなら聞かせてあげたいと思い、個人的な興味もあり採択しました。
知人は障害を持つ動物の保護活動をしています。
動物は痛い、怖い、悲しい。寂しい、といった感情を言葉にはできません。
でも、目を見ると明らかに痛みや悲しみを抱えているのがわかります。
(それでも一生懸命に生きようとする姿がまた健気で心を動かされるのですが)
障害を持つ動物たちに、少しでも楽な時間を与えられ、
ストレス緩和に繋げられるなら、そして安堵の最期を迎えられるならと期待に胸が躍りました。
ぜひ、特許を取得して、世界へと発信してください。
世界中の動物ラバーたちが待っています。楽しみに、応援しています。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
音楽を聞くのは人間だけではなく他の動物も聞くという価値観の変化によって、人間を含めた全ての動物にとって住みやすい世界を、人類全体で目指していくのではないかと考えています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私は富山県出身なのですが、母親が音楽の教師で、0歳から音楽を仕込まれました。また、ポメラニアンという犬を飼っていたので犬もとても好きです。人間がストレスを感じるように犬もストレスを感じているというニュースを大学生になって初めて知りました。直接撫でてあげたり、ご飯をあげたりするのには人間がその場にいる必要があり、大変です。しかし、私がこれまで趣味として関わってきた音楽は、人間がその場にいなくても間接的にストレスを軽減することができるかもしれないと思いました。人間が音楽を聞いてストレスを軽減できるのであれば、他の動物も音楽を聞けばストレスを軽減できるかもしれない、と思い、この問いが生まれました。
QWSステージでの発表
新着プロジェクト New Project
QWS チャレンジ
はじめてみませんか?
進めることができる内容であれば、分野や規模に制限はありません。
ぜひ、プロジェクトの更なる可能性を試してみませんか。
プロジェクトベースが
無料で利用可能!