悩みを話すきっかけとは?

プロジェクト名 nayamii
#絵#自己開示#メンタルヘルス#コミュニケーション#孤独#DE&I #AR・VR
悩みを絵にするという機会を提供し、悩みの自己理解、言語化、そして共有のサポートをする。アプリで他の方の悩みの絵を見ながら、自分の悩みについて内省することができる。このアプリを使って、自分の身近な人に悩みを話そうとするとき、絵の説明という名目が生まれる。これが重要な役割を果たすと考えている。普段面と向かっては言いづらい悩みも、絵の説明という口実で自然に話すことができる。悩みを話す側、聞く側が自然に信頼関係を築けるようなサポートをしていきたい。

何にチャレンジするのか?

・自然な悩み開示のきっかけを絵を通じて作り出す。
・悩みを抱える人が、悩み開示をきっかけに深い繋がりの安らぎを感じられるコミュニケーションを提案する。

ホームページ:https://nayamii-official.studio.site/
Twitter:https://twitter.com/nayamii_22
Instagram:https://www.instagram.com/nayamii_22/

なぜチャレンジするのか?

・現在、悩みを抱える人が積極的に相談する機会が不足している。悩みを話すのは、相手から聞いてもらえた時(受動的)か、気持ちがいっぱいいっぱいになったときだと思う。積極的に相談することが難しいのは、話したら引かれそうだと思ってしまうからではないか。また、自分自身でも何にモヤモヤしているのか言語化できないこともある。こうした課題を絵が解決できると考えたため。

どのようにチャレンジするのか?

・悩みを話すきっかけと自己開示をきっかけとしたコミュニケーションについて、皆さんの経験や考え方を「問い」を通じて集める。
・悩みを絵にして共有するアプリnayamiiを改善する。具体的には、絵を描きたくなる設計にすることと、悩み開示をきっかけとしたコミュニケーションをサポートする設計にすることを目指す。

2月:nayamiiのアップデート。絵の描きやすさと共有しやすさを見直す。/悩みを話すきっかけと自己開示をきっかけとしたコミュニケーションについて、ヒアリングする。
3月:絵にして共有する交流会を開催する。悩みを自分で描くのではなく、相手に描いてもらうアイデアを検討する。悩みのAR・VR疑似体験を作成する。
4月:nayamiiをリリースする。悩みのAR・VR疑似体験会を開催する。

プロジェクトメンバー

堀祐大朗

ディレクター・エンジニア

堀祐大朗

ディレクター・エンジニア

東京大学前期教養学部所属(学際科学科内定)。認知科学と情報科学を専門に学んでいる。昨年夏の大学の授業をきっかけに、自己開示、AR/VR、DE&Iに関心を持つ。自分の悩みや弱みを自然に話せる”深いつながり”を感じることが安らぎある生活につながると考えており、自然な自己開示の方法を模索している。

堂畑茉由

企画・エンジニア

堂畑茉由

企画・エンジニア

東京大学後期教養学部所属。神経科学を学び、脳波や呼吸、歩行などの身体情報から心理状態を推定する技術の開発を目指し研究中。
事業にも興味があり、プログラミングを独学しメンタルヘルス支援アプリ開発の経験や、イベントの開催、リサーチの業務委託などを行なっている。
言語に頼らない自己開示をテクノロジーで実現することに関心がある。

末永紗帆

企画・マーケティング・UX

末永紗帆

企画・マーケティング・UX

群馬大学医学部医学科在学。小中高で合計11回の転校を経験。高校時代にドイツとスイスに1年間のホームステイの留学経験あり。卒業後は医者として働くのではなく自身で事業を立ち上げる事を目標にしつつ現在不登校の生徒を対象にしたコミュニティを形成している。

Rie

企画/アドバイザー

Rie

企画/アドバイザー

東京大学教育学部所属。心理学・障害学などを中心に学んでいる。不登校支援や被虐待児、精神的なトラブルに悩む人の支援に公私共に長年関わっており、現在は自分でも当事者研究を行う団体を立ち上げたり、記事を書いたりといった活動をしている。自己開示の手段の多様化に関心を持ち、プロジェクトに関わる。また、小説の執筆や歌唱といった活動も行う。

応援コメント

コンピュータを使った研究を行っていると、着想やアイディアの重要性を痛感するが、本テーマは非常によいアイディアがあると感じる。悩みという誰もが内面に抱えるが、言葉にして他者に伝えることが難しいことを絵にできれば、これは大発明であると感じた。実用化までたどり着くことを期待したい。"
早稲田大学 理工学術院創造理工学部建築学科 准教授石田航星

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

悩みを抱える方は内省し悩みに気づき、表現できる形にして共有することができるようになる。
体験する方は悩みを話してもらいやすくなる。また、絵にすることで抽象度が上がり、また一つクッションが挟まるため、相談を自然に受け止められるようになる。
私が活動を通して実現したい未来は、深い繋がりを感じられる人がある安らぎある世界だ。「弱さ」を共有できた感覚や悩みを分かち合えた感覚により人との繋がりが深まっていくと私は考える。ここで理想とするのは、プライバシーを侵す社会ではなく、それぞれが自分をさらけ出したい時にその願いを叶えることができ、日々安らかに生活できる社会である。
理想の未来では、お互いに自然に、積極的に悩みを共有し、聞き、ケアの関係を築くことができる。1対1からケアの連鎖が広がり、お互いを自然に受容できるようになっていく。
こうした世界の実現のためには、絶妙な調整が必要だと考える。悩みを受け入れてほしいという気持ちは攻撃性を持つことがあるからだ。悩みを抱える方の、理解してほしいという気持ちと周りの方の悩みを理解してあげたいという気持ちが自然とつながるような活動にしていきたい。
課題を乗り越えた先に、人との深い繋がりの喜びを感じられる社会があると信じている。その先には、誰もが自分らしく活動できる社会、DE&I社会がある。これまで、さまざまなバックグラウンドを持つ方にその方の悩みを教えていただいた。その中で、”普通”に合わせよう、”普通”でないと避けられてしまう、という考えが印象に残った。”普通”でないことに対する悪い特別視がなくなり、そして”普通”の幅が広がれば、皆がありのままの自分で暮らせるようになる。恐れを感じずに済む。
皆が自分らしさを自然に愛することができる世界を、その価値を作り出したい。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は中高時代コミュニケーションに苦労し、自分の素を出すことができなくなっていった。生真面目キャラが定着してしまい、自分らしさや弱みを出せなかった。自分の思いを伝えること、そして相手の気持ちを考えることに苦手意識があり、自己保身に走って他人行儀に皆と接してしまい打ち解けられない経験を多くしてきた。だからこそ、人と人との深い繋がりりやそこから生み出される活動に憧れ、感動してきた。悩みを一人で抱えている方が1人でも信頼して悩みを話せるような相手を見つけることができたら、安らぎのある人生が送れると考えた。

QWSステージでの発表

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