マイノリティが働きやすい組織をつくるには?
コミュニティづくりのノウハウを通じた組織づくりを行うギルドチーム・Potageと、まだまだ保守的な文化が根強い北陸地区で企業の働き方改善を支援している「なないろのはな」がタッグを組んで、この現状に立ち向かいます。
何にチャレンジするのか?
大企業やスタートアップの「多様性ある働き方」をデザインする新しいプログラムを開発し、市場テストを実施します。
渋谷を拠点とすることで、在京大手企業や、在渋谷スタートアップへのプレゼンス向上をはかり、発信を行うことで施策の拡大をはかります。
なぜチャレンジするのか?
河原は年子育児をしながら働く起業家で、様々な企業の組織変革にかかわっています。
橋は、石川県を拠点として、子育てをしながら業務変革にかかわる女性起業家です。
2人が共通して感じているのは「日本においては、組織のメインストリームに乗らない人間はマイノリティとされ、結局組織にはじかれて、組織の端っこで生き残るか、外に出て自ら仕事をつくらざるをるかを選択せざるを得ない」という事実です。
例えば、女性管理職は出産した瞬間に出世コースからはじかれて、降格や退職を余儀なくされるケースもあります。男性育休が進む中でも、育休をとった男性社員がマネージャーによるハラスメントにあい、昇進を止められたり、不本意な異動をうながされるケースも確認されています。私たちのチームは、これらの問題の当事者であり、「多様性ある働き方」を実現するための試行錯誤を事業を通じて実践し続けているプレイヤーでもあります。
QWSでは、なないろのはなの取締役であり、コミュニティづくりのプロでもある西舘をZ世代の代表としてメンバーに加え活動します。日本のどこの企業も真にD&Iを理解し、誰もが実力を発揮できる環境にこの国を変えていくことが、私たちの目指すゴールであり、これは私たちにしかできないチャレンジでもあると考えています。
どのようにチャレンジするのか?
D&I組織開発のプログラムを開発し、東京拠点(渋谷)と北陸拠点(金沢)を軸に、ワークショップやイベントとして展開するところからスタートします。
1~3月 プログラムの開発(業の中ではマイノリティとされるZ世代の意見をQWSでも集約しながら開発を進めます)
4~6月 企業担当者向けイベントやワークショップの開催(多様性理解のためにQWS会員と企業の人事担当者がまじりあう機会も創出します)
7~9月 トライアル企業の獲得
10~12月 企業でのプログラム展開とメディアプロモーション 事例報告イベントの開催
プロジェクトメンバー
河原あずさ
河原あずさ
富士通を経て、2008年からニフティが運営する(当時)イベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」のイベントコーディネーター就任。年間200本以上のイベント運営に携わる。2013~2016年、サンフランシスコに駐在し新規事業開発に従事。帰国後、伊藤園、コクヨ、オムロンヘルスケア、サントリー、東急などと数多くのコミュニティイベントをプロデュース。2020年春に独立し、ギルド制のチーム「Potage」を立ち上げ、コミュニティ・アクセラレーターとしてイベント企画、企業のコミュニケーションデザイン、人材育成などを手掛ける。LinkedIn公式インフルエンサー、日経COMEMO キー・オピニオン・リーダー。愛称は「あずさん」。 著書:『ファンを育み事業を成長させる「コミュニティ」づくりの教科書』(藤田祐司と共著/ダイヤモンド社/2020年)
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