どうしたら中高生の物語を未来の価値として紡いでいけるか?
加えて、プロジェクトの引き受け手が当事者性をもって引き継げるようプロデュースする伴走者の提供も行う。
何にチャレンジするのか?
学生が真に主体的で当事者性を持った探究を行える為に教育システムを再構築する
なぜチャレンジするのか?
「やらせる」探究を「やりたい」探究へ
どのようにチャレンジするのか?
学生が真に主体的で当事者性を持った探究を行える為に教育システムを再構築する
中島 康成
山本 周
応援コメント
成功した方に学ぶわけでなく、断念や失敗に学び、そこから自分のテーマを若者に伸ばしてもらうというコンセプトが素晴らしいと思います。
プロジェクトは試行錯誤の連続で、断念や失敗に着目していることは大いに意義があります。私は強く、このプロジェクトを応援いたします。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
この事業は、主に三つの変化をもたらす。
一つ目は探究したいがノウハウが無い中高生と学校である。全国的に探究学習がカリキュラムに組み込まれ、プロジェクト活動が盛んになり、対応が追いつかず総合探究の授業を持て余している学校は多い。また、「何か」したくても具体的なアイデアがない中高生も多い。本事業はそんな人たちの為にある。
二つ目は、環境はあったが何かしらの事情で継続不可能になってしまったプロジェクトの再興だ。卒業などで物理的にプロジェクトを手放さざるを得なかった、賛同者を得られなかった、経済的な理由で形にならなかった等、形にならなかったアイデアを収集し、事業継承をする。
最後に、伴走者としてプロデュースをする大学生の育成である。モラトリアムの中で漠然とした「何かしなければならない」という焦りを持つ人、「何をしたらいいかわからない」ゆえに無為な生活を送ったり、無思考のまま「就活」文化に巻き取られていく人。このマッチング&プロデュースの活動の中で、当事者性をもって「ある世界」に飛び込み、戦略的に思考する中で、自身に対してもその手法を適応できるようになる。
これからの社会を担う人々が、真に主体性と当事者性をもって新しい世界を作っていける人材となれる未来。どんな人でもそこに参画できる未来。それを創るべく、私たちは誰かが「何か」を(再び)始める物語の伴走者となりたい。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
今の日本では、中高生がプロジェクトを「やらされている」と感じる。
昨今、探究学習が必修化され、同時にプロジェクト活動を奨励する学校も増えてきている。しかし、どれ程の学校が真に主体的であり、当事者性を持った活動を行うことが出来ているだろうか。実際は、授業のカリキュラムとしてプロジェクトをやらせているのではないか。探究やプロジェクトとは生徒の内にある当事者性を引き出すことで主体性を持った意味のあるものとなる。近年では総合型選抜を始めとする推薦入試の影響もあり、様々な学校や塾が生徒に実績を取らせるのに躍起になっている。プロジェクト・活動系の団体にも、所属する生徒は心のどこかで実績を意識していることも少なくないだろう。そのようにして、プロジェクトが道具にされ、まして使い捨てにされている現状に対し、私は強い危機感を覚えているし、この状況はこれからさらに悪化してしてしまうと危惧している。
だからこそ、私の構想するプロジェクトを通し、様々なトライ&エラーを繰り返しながら、生徒の当事者性を引き出し、プロジェクトや探究を行っていけるシステムを早急に構築する必要があると強く感じている。
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