命を支える医療という高度な産業において、人材移動だけがなぜ仲介依存で不透明なままなのか?そして、その構造は再設計できるのか?
何にチャレンジするのか?
メディファイでは、医療人材紹介を仲介業者を前提としないネット上でAIマッチングによりにより手軽に医師とクリニックをマッチングさせることにチャレンジしていきます。
現在の医療人材紹介は求人サイトで膨大な案件から直接応募や、エージェントとの電話でのやり取りを前提とした非効率なプロセスに依存しており、医療従事者が自分の意思でスムーズにバイトを探せない状態が続いています。
私たちはこの構造そのものを変え、医療人材が自律的に意思決定しやすいインフラをつくることを目指しています。
プロジェクトサイト:https://www.medify.work/
なぜチャレンジするのか?
このチャレンジをする理由は、忙しさゆえに求人を比較する時間がないこと、応募後にエージェントとの電話対応が必要で忙しい医師が対応できないこと、勤務条件や情報の不透明さが原因でバイトをしたい医師がバイトを探せずにいることが非常に多いです。
本来動けるはずの医療人材が動けていないため、医師の収入UPにも繋がらず、医療現場も人材不足に悩まされる結果となっています。
これは医療人材紹介をとりまく構造上の問題であり、その不便さを取り除く設計が必要だと考え、Medifyのシステムを立ち上げました。
どのようにチャレンジするのか?
Medifyは、UI/UXとAIを起点にこの構造にアプローチします。
履歴書や資格、希望条件、稼働可能時間などをAIが解析し、最適なマッチングを自動で提示することで、「探す」から「適切な案件を提示される」体験へと変えていきます。また、「予約して応募」という仕組みによって、日程や条件を見てワンタップで応募できるようにし、意思決定のスピードを高めます。さらに、エージェントを介さずに医療従事者と医療機関を直接つなぐことで、コストとシフト決定までの煩雑さを排除し、48時間以内の返信を前提としたスピードある採用体験を実現します。
プロジェクトメンバー
小出聖楽
小出聖楽
ニューヨークと東京で生まれ育つ。日英バイリンガル。17歳の頃からスタートアップに強い関心を持ち、単なる起業ではなく「制度や構造の設計」に興味を持ち続けてきた。
ニューヨークでは、競争原理と市場合理性の中で「透明性とスピードが価値を生む」環境を体感し、東京では、制度・資格・関係性によって強く支えられた社会構造を経験した。この二つの都市の間で育ったことで、 「なぜ日本では非効率が維持され続けるのか」 「なぜ当事者が主体になれない設計が許容されているのか」という違和感を持つようになった。
医療採用市場はその象徴的な領域である。医療従事者は高度な専門性を持ちながら、採用においては仲介者に依存し、情報は分断され、意思決定はブラックボックス化している。これは能力の問題ではなく、構造設計の問題であると捉えている。Medifyは求人サイトではなく、医療人材の意思決定権を当事者に戻すための構造再設計」という思想から生まれた。外部からの視点と内部構造への理解、その両方を持つ立場だからこそ、この領域に挑戦する必然性があると考えている。
吉田杏実香
吉田杏実香
医師として4年の臨床経験を持つ。現在は美容外科医としてクリニックに従事している。今までに大学病院での勤務歴もあり、クリニックから大病院の規模までの医療現場での問題点、や人員不足による影響なども実際に見てきている。どの診療科においても適切な能力を持った医療スタッフの人員拡充が医療サービスの向上、医療スタッフのQOL向上に寄与すると考えている。
医療は高度に専門化された分野でありながら、人員採用やキャリア選択においてはアナログなシステムをベースとしており、雑多な求人から医療スタッフがより理想的な求人を探し出すのが難しい状況となっている。医療者の能力や志は高いにも関わらず、システム設計の歪みによって最適配置が阻害されている現状に課題意識を持つ。Medifyにおいては、単なる監修ではなく、医療技術的妥当性と倫理性を担保する役割を担う。
応援コメント

リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
私の問いは、「医療人材の流動性を、仲介業者を前提とせずにどこまで再設計できるのか」というものです。この問いに向き合うことで生まれる価値は、単なる医療人材採用効率の改善にとどまりません。
まず医療従事者が自らの意思で、より柔軟かつ迅速に働き方を選択できるようになることで、働き方の自由度と収入の満足度が大きく向上します。同時に、医療機関側にとっても、必要なタイミングで適切な人材にアクセスできるようになり、現場のオペレーションの安定性が高まります。
さらに本質的には、「マッチングできないために医療人材が足りず現場が回らない」というミスマッチを解消し、医療人材の最適配置を実現することに繋がります。これは、日本の医療システム全体の持続性に対する新しいアプローチであり、従来の“医療人材不足”という前提そのものを問い直すものです。
最終的には、医療人材の移動や意思決定がリアルタイムに最適化されることで、医療という社会インフラのあり方そのものを再設計する可能性を持っていると考えています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私の問いの感性は、ニューヨークと東京という異なる社会構造の中で育った経験から生まれました。ニューヨークでは、競争原理と市場合理性の中で、透明性とスピードが価値を生む環境を体感してきました。一方で東京では、制度や資格、関係性によって支えられた構造の中で、必ずしも効率だけでは動かない社会を経験しました。
この二つの環境を往復する中で、「なぜ非効率が維持され続けるのか」「なぜ当事者が主体的に迅速に意思決定できない構造が許容されているのか」という違和感を持つようになりました。特に医療採用の領域においては、極めて優秀で多忙な医療従事者が、エージェントや非効率なプロセスに縛られ、迅速で最適な選択ができていない現実に直面しました。
また、実際に多くの医療従事者へのヒアリングを通じて、「時間がなくて探せない」「情報が多すぎて比較できない」「応募してもすぐに決まらない」といった声を直接聞いたことが、この問いをより確信的なものにしました。これらの経験を通じて、表面的な課題ではなく、「構造そのものに問いを立てる」という思考が形成されました。
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