マジョリティは正義なのか?
当プロジェクトでは、マジョリティもしくはマイノリティであることのありがたさや悩み等を調査します。人々の実体験をもとに「マジョリティ×マイノリティ」をテーマとして、油絵・写真・書道・水墨画・彫刻等、様々なアプローチで大学生が表現します。渋谷を訪れた人々が、謙虚な姿勢で異なる価値観を認識し、昇華する機会を創り出します。
何にチャレンジするのか?
当プロジェクトでは、マジョリティもしくはマイノリティであることのありがたさや、悩み等について、大学や渋谷の街でヒアリングを行います。そして、人々の実体験をもとに、「マジョリティ×マイノリティ」をテーマとした作品の製作に取り組みます。油絵、水彩画、写真、書道、水墨画、彫刻等、様々なアプローチで大学生が表現し、アパレル店や飲食店、ストリート等に展示を行います。渋谷を訪れた人々が、謙虚な姿勢で異なる価値観を認識し、昇華する機会を創り出します。
なぜチャレンジするのか?
どんな事柄に対しても、マジョリティとマイノリティが生まれます。それをどちらが正しいかで議論され、大抵の場合、マジョリティが優遇されます。特に、民主主義である日本では、マイノリティが埋没する傾向にあります。そこで私たちは、どちらか一方を尊重するのではなく、お互いが共生していく姿勢を世界に発信したいと考えました。
どのようにチャレンジするのか?
2月:大学や渋谷の街でヒアリングを行う。また、SNSを活用してアンケート調査を実施。マジョリティやマイノリティを感じた実体験や悩みから現状の課題を掴みとり、表現するアート作品を決定。 プロジェクトメンバーが在学中である、多様性豊かな「早稲田大学」と、芸術の日本最高峰である「東京藝術大学」を中心に、学生団体とタッグを組み、作品の製作を開始。
3月:キュレーターや、アパレルショップ、飲食店と連絡をとり、展示場所を確保する。同時並行で作品製作を継続。完成した作品や作業風景をSNSで発信する。
4月:大学や渋谷の街に、作品を展示。 イベントを通じて、作品製作に携わった現役の大学生が、アファーマティブアクションについて議論する場を創り出す。
プロジェクトメンバー
服部 真也斗
服部 真也斗
2000年生まれ。東京都出身。早稲田大学創造理工学部1年生。入学当初から多数団体を立ち上げる。AIを活用した様々なコンペティションに参加し、現在は学生団体Waseda AI lab代表を務める。 高校時代は芸術にはまり、イラストレーターとして活動。CDジャケット製作に携わる。
安重 百華
安重 百華
2000年生まれ、山口県出身。早稲田大学教育学部1年生。自然をこよなく好み、地方のこれからに興味をもつ。地元の温もりを残し伝うべく、地元を舞台に祖母と紡ぐ映像作品を構想中。買いたてカメラレンズ越しに、煮物多め自炊料理、自生の草花、2人暮らしする姉との日常を、拙くも切り取り、撮りためるのが趣味。夢は思慮深いおばあちゃんで、そのために日々更新中。
橋本 未由希
橋本 未由希
2000年生まれ。石川県出身。早稲田大学教育学部1年生。大学では公共市民学・政治・経済・教育学などを幅広く学びながら、チームメンバーと共にL@ST-M@TEというサークルを立ち上げ大学生が輝ける場の運営・広報を担当している。動画制作に興味があり、この冬BOVAという広告コンテストに応募するCMを作成中。
HIRA
HIRA
2000年生まれ。東京芸術大学美術学部1年生。中国生まれ、日本育ち。 多様性と社会的包摂に関心を寄せる。 大学では、共生社会を支える人材育成プロジェクトに参加。 現在は平面から立体までの幅広い表現形式を学習し、表現の可能性を探る。
袁 賢
袁 賢
1995年生まれ。中国の大学を卒業後、「領域分断なしのデザイン」を学ぶため、多摩美術大学に入学。現在は統合デザイン学科にて、ウェブとインタラクティブな表現を学習中。東アジア文化のデザインを制作し世界へ発信することが、将来の目標。
許 瑒 (XU YANG)
許 瑒 (XU YANG)
元軍人。日本のデザインに感動し、デザインで自分の夢を実現するために来日。現在は、多摩美術大学統合デザイン学科に在学中。
于洪州 (Yu hongzhou)
于洪州 (Yu hongzhou)
1997年生まれ。中国出身。多摩美術大学環境デザイン学部1年生。芸術に対して非常に興味がある。好奇心を持って世界を探求する。目指すは「生涯チャレンジャー」。
応援コメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
①誰もがマジョリティとマイノリティを所有していることに気づき、十人十色で共生していく大切さや美しさを分かち合うことができる。
②生み出した作品がマイノリティである人々の心の拠り所になる。
③作品と触れ合うことで、アートやその他の学問への興味関心に繋がる。
④新たな人との繋がりが生まれ、同じ問題意識を持つ仲間に発展する。
⑤アファーマティブアクションへの認知が広まる。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
義務教育を振り返ると、横並びな教育であったと感じます。集団行動、前へならえ。みんなと違うことをすると注意され、理由を尋ねると、みんながそうしているからいけないことだと。「マジョリティに合わせることが正しい」と言われているような気がしてなりませんでした。しかし、大学へ進学すると様々な人と出会いました。背景が違えば、感じ方・性格も異なるのは当然のことですが、私は新鮮に感じました。 マジョリティとマイノリティという言葉は、学校やニュースでよく耳にします。しかしながら、そこに対して考えや意見を持てる人は多くありません。そこで、私たちは子供から大人まで目で見て感じとれるアート作品を制作し展示することで、マジョリティとマイノリティについて熟考する、語り合う、そんな空間を提供したいと考えました。学生である私たちは子どもでもあり少し大人でもあります。だからこそ、様々な世代の方の心に響くようなアート作品を作りたいと思いました。
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