あなたが死ぬ前に残したい言葉は何ですか?

プロジェクト名 LAST WORDS
#死生観
2025年に開催される大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
一人一人が互いの多様性を認め、「いのち輝く未来社会」を創造していく上で、いのちを見つめることが大切だと考えています。なぜなら、いのちを見つめてはじめて、その輝かせ方がわかるからです。
今の社会では、いのちを考えるうえで、「生」にスポットライトが当たることが多いですが、いのちを輝かすために、「死」という視点も欠かせないものだと私は考えています。
いのちとは生と死の二面性、互いに背中を預け合うことで初めて成立します。死を考えることは、これから生きることを考えるということです。
LAST WORDSを通して、今を大切に生きていくために、最期の瞬間を後悔なく迎えられるように、私はこの問いをみなさんに届け、一緒に死を見つめたいと思います。

何にチャレンジするのか?

多様な人が生を問い直すことができるような、死生観を考えるフレームワークを作る

ホームページ:https://lastwords.studio.site
twitter:https://twitter.com/lastwords_wkz
instagram:https://www.instagram.com/lastwords.wakazo/ 

なぜチャレンジするのか?

死というもの自体に嫌悪感や恐怖を抱いている人は多く、死生観を考えることにもハードルがある。それに加え、特に若者や、まだ身近な人の死を経験したことのない人は、死という概念を日常で感じられることは少ない。しかし、誰もがいずれ経験する死という存在を無視して生きることは、自分の人生を長い目で見て充実させることを遠ざけると思う。自分の人生に「死」というフレームを置くことによって、その時々で自分の生き方を問い直すことができる。つまり、自分がいつ死んでもできるだけ後悔しないような、そんな生き方を選択する手助けになる。

どのようにチャレンジするのか?

誰もが死について考えることができる・死に対する考えを生き方に昇華することができる・「死生観を考えることは自分の人生にとって大切だ」と思える、そんなフレームワークを最終ゴールとして、プロトタイプを作る。QWSに集まる多様な人に経験してもらいながら、改善を重ねる。

プロジェクトメンバー

川村美妃

リーダー

川村美妃

リーダー

南澤咲良

副リーダー

南澤咲良

副リーダー

応援コメント

素晴らしい問いをありがとうございます。
まさに、その通り!です。「死」を考えることで「生」が輝きます。
「死ぬ前に残したい言葉」の問いかけにより、死を考え、その人それぞれに残された(と考える)時間にスポットをあて、
どのように人生を過ごしていきたいのか、を考えるきっかけに繋がります。

昨年の今頃ですが、二子玉川ライズで開催されていた「END展 死から問うあなたの人生の物語」に行きました。展覧会では、死や人生に関する様々な問いを軸に、名作マンガの死に関連するシーンを切り取り展示したり、大切な人に残す言葉をビデオメッセージや手紙で紡ぐ「最後の言葉」のコーナーもありました。
たくさんの人が来場し、観にきた人は皆、他者が大切な人に送った最後の言葉にも触れながら、自分の人生と重ね、生の在り方を考えるきっかけを得ているようでした。

LAST WORDSの問いは、まさにそれに値するものだと思います。
これは同じような価値観や似通った人だけのサブジェクトではなく、すべての人にとっての永遠のテーマに繋がる大切な問いだと思います。
多くの人に届けるための施策を、LAST WORDSプロデュースで今後もどんどん計画し、巻き込み、実践してください。
必ず、届いていくと思います。
Numéro TOKYO編集長/ファッション・ディレクター田中杏子

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

「死」とは全人類に共通するゴールです。したがって、 LAST WORDS を考えることで、人生の締め切りを意識することができ、今を大切に生きていく一つのきっかけになる可能性を秘めていると思っています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は今まで、自分の肩書きを集めるのに必死でした。
学校では、学年上位の成績を維持し続け、学校外では課外活動にたくさん取り組んできました。周りの友達が楽しく遊んでいる姿を見ると、どこか彼らを見下している自分がいました。
そして、友達に遊びに誘われても、遊んでいる暇があるなら勉強していたい、課外活動のために資料を完成させたい、など大切な家族や友達との時間をないがしろにしていました。

こうして自分をたくさん追い詰めた結果、私は摂食障害とうつ病と診断されました。
病気と診断さた私は学校を休学させられ、今まで取り組んでいた課外活動も全て活動を休止せざるをえなくなりました。
私の人生の全てだった学業と課外活動(自分の肩書きのためにやっていたもの)がなくなった時、私は自分自身のことを空っぽに感じてしまいました。

そして痩せ細った自分の体を鏡越しで見た時に、ふと「死」という言葉が頭をよぎりました。

「死ぬまで、今のままの(肩書きを集める)生活を続けたいのかな?」

私の中で出た答えは「NO」でした。

そして、私は死生観について考え始めたのです。
「私は死ぬ瞬間どんなことを大切にしたくて、どういう言葉を残していたいんだろう?」
そう考えた結果、「人との温かい繋がりを感じる」ことを大切にしたい。だから、最期の瞬間今まで私を支えてきてくれた人たちに「ありがとう」と伝えたい。という答えが出てきました。

自分の生き方を振り返ったとき、このままではこのような最期を迎えられないということに気がついたのです。私は死ぬ前に残したい言葉、すなわち死生観を考えることで、自分自身の生き方や存在意義を見つめ直すことができました。

義を見つめ直すことができました。

もしかしたら、私と同じように、死生観を考えることで、自分自身の生き方や存在意義を見つめなおせる人がいるかもしれないと思い、このプロジェクトを立ち上げました。実際に短期間で、多くの人がLAST WORDSを投稿して、多くの方々がリアクションをくれました。まだまだこのプロジェクトが、本当に誰かの「生」を後押しできるのか、試行錯誤している段階ではありますが、だからこそ今このタイミングでQWSという環境と、そこに集まる人々と共にこのプロジェクトを見つめていきたいと強く思いました。

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