“活きる”振り返りとは?
内省は、探究に欠かせない“自分を知る”ことができます。
私たちは、内省をもっと手軽で、次に“活きる”ようなものにするため、KEYSKEY(キセキ)というプロダクトを開発しています。
このプロダクトでは、学びや感情を非言語で表現しながら徐々に言語化することで、短時間で深い内省を可能にします。
KEYSEKYによって探究する人の内省をサポートし、夢中になれる探究がどんどん生まれる世界を作っていきます。
何にチャレンジするのか?
探究の中で”活きる”振り返りをサポートするプロダクト「KEYSEKY」の制作と、振り返りから生まれる対話を通じて共創できる探究者が集まるコミュニティの運営を行います。
なぜチャレンジするのか?
私たちは、よりに多くの人が探究に夢中になれる社会を実現したいと考えて、これまで活動をしてきました。その中で、より良い探究活動を行うためには、次のアクションに”活きる”振り返りが必要であることが分かりました。そのため、振り返りをサポートするプロダクトと振り返りによってアクションや共創が生まれる探究コミュニティを開発することで、私たちの目指す社会を実現できると考えています。
どのようにチャレンジするのか?
現在開発を進めているツールをより価値のあるものにしていきたいです。QWSに入居されているみなさんは、私たちがプロダクトやコミュニティの開発によってサポートしたい、「探究し続ける人」だと考えています。そのためQWSに入居されている方々にKEYSEKYを活用していただいたり、メンターの方々にアイデアを聞いていただいて、プロダクトをブラッシュアップしていきます。また、探究する人たちがKEYSEKYを通して共創できる場を作るために、QWS内外で定期的にイベントを開催していきたいです。
伊藤詩奈
伊藤詩奈
「全ての人にワクワクを」をモットーに、高校時代から対話について探究を続けている。現在はデザインの領域から対話と内省について探究中。1級色彩コーディネーター。Adobe認定プロフェッショナル。SONYCO-CHALLENGE2020グランプリ受賞。マイプロジェクトアワード全国優秀賞受賞。
一柳秀憲
一柳秀憲
川上慎市郎教授の下で経営やマーケティングについて学び、創業メンバーとして当プロジェクトに参画。株式会社CANVASでのインターンを経験し、イベントプランニング/運営、幼児向け探究について学ぶ。現在振り返りサポートツール「KEYSEKY」の事業化に向けて探究中。
新保友康
新保友康
映像/空間デザイン/3DCG/VFX/webプログラミングなど、デジタルに対する幅広い知識を持ち、現在は大学でメディアアートについて探究中。2023年8月にはDHU内落合陽一監修の展覧会にてTouchDesignerを活用したメディアアート作品を展示。
応援コメント
このプロジェクトが、そんな、「人生においてとても重要なスキル」を育めるきっかけになるといいなと思います。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
近年、総合型受験の本格化、採用直結型インターンシップ、転職など、キャリア選択などの場面において、自ら探究しその経験や思いを伝えることが重要視されることが増えています。
また、こうしたキャリア選択を行う際には、「なぜあなたはこのキャリアを選ぶのか?」と、「自己理解」が求められるように変化しています。
内省は、自己理解を促しながら、体験を経験に変換させることにとても効果的な手法です。
しかし、面倒なイメージがあったり、始めてもなかなか続かなかったりと、取り組むことに対するハードルが高いことも事実です。
こうした課題に対してKEYSEKYは、内省に対するハードルを下げ、人々の探究を伴走することで、より自分らしいキャリアや生き方を選択できるサポートができます。
KEYSEKYによって、世の中に面白い探究が増えるだけでなく、自分に合っているキャリアを選ぶという価値観が当たり前になるという価値を提供できると考えています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
「探究」という言葉が一般化してきた今、果たして世の中の「探究」は、自分の好奇心に従い、楽しみながら深めていくものになっているでしょうか。
私たちは高校時代に探究に出会いました。当時の最初の探究は好奇心から始まったものではなく、大学受験のためを第一に考えた「結果を求める探究」でした。
そのため、楽しみながら探究を深めることができず、次第に壁にぶつかりました。「なぜこれをやるのか」「何を目指しているのか」が分からなくなり、前に進めなくなってしまったのです。
こうした経験を通じて気づいたのは、楽しみながら深められる探究を行うには、「自分の興味は何か」「それをなぜやりたいのか」を問いかける”内省”が不可欠だということです。
内省を通じて興味を深堀りすることで、探究の土台を築けるのだと実感しました。
さらに、内省は探究のスタート時だけでなく、進行中や終了後にも重要な役割を果たします。プロジェクトの方向性を見直したり、次の問いを見つけようとしたりする中で、内省は新たな気づきやアイデアを生む原動力となります。
これらの学びがきっかけで、内省についての探究を始め、多くの探究者に話を聞きました。
その結果、多くの人が内省の重要性を理解しながらも、時間やスキルの問題で内省を行うことの難しさに直面している現状を知りました。
私たちは、好奇心を持って探究を続けてきた探究者だからこそ、内省の価値を強く実感しています。同時に、内省がいかに難しいかも知っています。
その経験をもとに、「どうすれば簡単に実践でき、その先に”活きる”内省を生み出せるか」という問いに向き合うべきだと考えました。
内省を通じて、今探究をしている人やこれから探究を始める人が一歩を踏み出せるよう手助けをしたい。その思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
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