母親を、もっとおもしろく。どうやって“母親”をアップデートするか?
https://huc.amebaownd.com/
何にチャレンジするのか?
「母親をアップデートせよ」 母親はこうしなければならない等の固定概念や同調圧力に縛られることなく、「have to」ではなく「want to」で生きられる母親を増やすための活動をします。
なぜチャレンジするのか?
自分が“母親”になって、日々の生活に追われていたり、母親はこうしなければならない等の固定概念や同調圧力に縛られてしまっている自分に気づきました。 母親がもっとおもしろく(ハッピーに)なることで、子どもたちや、その周りの人たちもハッピーになるし、母親になりたいという人たちが増えるのでは、という仮説を持っています。
もっと本来の自分の「want to」で生きられる母親を増やすために、私たち母親アップデートコミュニティは、3本の軸で活動をします。
- 自分たちがアップデートされる
- サンプルをいっぱい見せる
- “have to”から“want to”で生きられる社会を創る
どのようにチャレンジするのか?
私たちの問いは、「どうやったら、私たち“母親” が“want to”でワクワクしながら生きられるか」「みんなで生きているのが楽しい、という社会を創れるか」「そのために私たちが何ができるか、何をアップデートしていくか」ということです。 長期的なプロジェクトですが、この3ヶ月のアクションは、このように考えています。
11月:私たちが考える「アップデートされた母親」とは何かを言語化して、コンテンツ化する。(例:母親アップデートをTwitterキャンペーンで募集、Webで展開)。11月に行われる「TOKYO WORK DESIGN WEEK」でイベントを実施。「働く母親をアップデートせよ」をテーマに、参加者で議論して、アクションリストを作る。
12月:100人100通りの母親が居ていい。コミュニティ外の母親、子育て世代、これから子供を産む世代に、色んなサンプルを見せることで、行動変容を促す。「母親アップデートかるた」の作成、絵本などのコンテンツ化、メディアでの発信。
1月:コミュニティ設立1周年記念イベント、3月の「国際女性デー」のイベント告知開始。コミュニティメンバーが、この1年を通して、どのようにアップデートされてきたか、それを言語化、コンテンツ化して発信する。
プロジェクトメンバー
鈴木 奈津美
平本 沙織
平本 沙織
日本女子大学家政学部家政経済学科卒業。女子大生から丸の内OL、2度の転職と夫婦起業を経てソーシャルアクティビストとして活動。2016年生まれの息子を持つ。3Dプリンタ専門家、拡張家族実験プロジェクト「Cift」メンバー。 2017年「雇用関係によらない働き方と子育て研究会」発起人 2018年「子連れ100人カイギ」実行委員長 2019年「子どもの安全な移動を考えるパートナーズ」代表
応援コメント
SLOW LABEL ディレクター栗栖良依
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
母親はこうしなければならない、完璧に仕事と子育てを両立しなければならない、そう無意識のうちに固定概念や同調圧力に縛られてしまっている人が多いと気づきました。私自身もその一人です。でも、本来人間とは自分の好きなことをしていい、「have to」ではなく「want to」で生きられる母親を増やしたい、具体的には100万人に増やしたいと考えています。 テーマは「母親を、もっとおもしろく。」 です。母親が笑顔でイキイキ、ワクワクしていないと、子供にも良い影響を与えられない。しんどい母親じゃなくて、おもしろくしている母親をもっと見せていくことで、子供を産みたいという人も増やしたい、子供世代にも良い影響を与えていきたいと考えています。 また「女性活躍推進」と言われている世の中ですが、私は「女性がイキイキ、ワクワク働くこと」それによって、多様な関係や価値がもたらされて、日本の企業や社会がもっと良くなるとも考えています。
「母親」同士で、同じ価値観や、共通のゴールを持って、自分たちで自分たちをアップデートする、そして世の中をアップデートするという想いで、半年間活動をしてきました。本音で語り合える単なる「居場所」ではなく、ここからアクションを起こしていけるコミュニティなのは奇跡だと思っていて、私自身もここに書ききれないくらいアップデートされています。ただ「母親」だからこそ時間が取れないなどの課題もあります、だからこそこのコミュニティ自体が、社会実験であり、世の中に大きな「問い」をもたらす活動と信じています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私は、中学生のときから母子家庭で育っています。私の母親は、インテリアコーディネーターの仕事をしていましたが、子供を産んで仕事をやめました。私が小学生のときに癌を患い、そこから復活しました。それ以来、「自分はやっぱり仕事をしたい」と思って、インテリアの仕事を再開しましたが、家庭が上手くいかなくなり、母子家庭となりました。そして、子供心に、なかなか母子家庭と言えない空気があり、隠してきました。今思えば、時代が追いついていなかったのかもしれない。
「自分がやりたいことをする」
そしてその背中を見て、子供は育つと思っていますが、なかなかそうできない現実があります。 私自身も、子供を産んでから4年間は、勝手に「母親はこうあるべき」というのに縛られていたと思います。それに気づいたのは、意識的に外との接点を増やしたり、自分で発信をするようになってからです。そして、今こうやって “母親”や“女性”に焦点を当てた活動をしているのは、自分の家庭環境や原体験にあったからなのかな、と気づきました。
私が伝えたいのは、私たちのリアルな葛藤や、そこから自分たちでアップデートしていけるという“挑戦”です。この“挑戦”自体が、何かのきっかけとなり、「自分でアップデートしていこう」「自分がしたいことをしよう」と思える母親を増やす、社会の空気を変えたいと考えています。
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