心から湧き出てくる願いや目標が生きる力になりうるのか?

プロジェクト名 Child Play Lab.
#こども#あそび#院内学級#移行期支援#チャイルドケア#チャイルド・ライフ・スペシャリスト#ホスピタル・プレイ・スペシャリスト#療育支援士#家族の味方#ワクワク
「ワクワクが生きるエネルギーになるこどもが溢れる社会」を目指し、入院中のこどもを対象に、BOX「Poco!」を無償で提供します。
「ベッドの上から冒険に出よう」を合言葉に、創造力・好奇心を引き出す特別な体験を提供します。入院という時間を、ちょっと特別な時間にする。ベッドの上から始まる冒険プログラムを、さあ一緒に。

何にチャレンジするのか?

闘病生活は長くて辛く、たくさんの我慢を要求します。
そんなこども達の入院環境・療養環境を変えることで、自分の好きなことや熱中できることを発見し、闘病生活により前向きな意味を見出すことのできるこどもたちが1人でも多く増えることを目指してチャレンジします。

なぜチャレンジするのか?

周りのお友達と一緒に学校に通えなくなったり、遊べなくなったり、やりたいことが十分にできない時間が多く溢れる闘病生活。 いつ終わるのかわからない治療が続く毎日。

自分の人生の地図をもう一度描き直す時、描き直さざる終えない時。 だからこそ、病院という制限のある環境に置かれたこどもたちは、自ら選択肢を生み出す力が強く、アントレプレナーシップに長けているのではないか?と沢山の出会いの中から気付かされました。

だからこそ、
①新しい人やものと出会うということ
②自らの意思で選択しやりぬくということ
③誰かのためになる、繋がっている、ということを実感すること という3つの体験を通じて、

入院という時間を好きなことに熱中できる時間に変え、 病室での偶発的なロールモデルとの出会いをきっかけに、 人生という冒険を、自分の力で切り拓いていけるこどもを増やしていきます。

どのようにチャレンジするのか?

心から湧き出てくる願いや目標が生きる力になること、すなわちワクワクが生きるエネルギーになるこどもたちを増やすための一歩として、入院中の小学生を対象にしたアドベンチャーボックスを開発し、全国の入院中のこどもたちに届けていきます。

猪村真由

プロジェクトリーダー

猪村真由

プロジェクトリーダー

1999年生まれ。小学生の頃、友人を小児がんで亡くしたことをきっかけに、医療者を志し始め、慶應看護に入学。NPOや行政でのインターンを経験後、2021年に病児のあそび支援を行う医療系学生を対象にしたコミュニティ「Sparkle Ways Project」 を立ち上げ。
50名を超える学生とともに、病棟ボランティアや大学体育会と連携したチャリティイベントの企画/運営を行っています。そして、1事業をスピンアウトさせる形で、一般社団法人Child Play Laboを立ち上げ、数カ所の病院と連携しながら開発に従事しています!

https://lit.link/en/imuramayu

山本千聖

企画・会計

山本千聖

企画・会計

2002年生まれ。慶應義塾大学在学。
命をつなぐことに貢献したいとの思いで日本骨髄バンクユースアンバサダーとして広報活動を行う。大学では骨髄バンク啓発団体「つなぐ」の代表を務め、若年層への啓発に励む。
自身の闘病経験から、入院中のこどもが夢を諦めている姿を目の当たりにし、「こどもが闘病中もワクワクできる社会を創りたい」と思いChild Play Lab.にジョイン。CPLでは、闘病経験で培った感性と公認会計士試験合格者としての会計の知識を活かし、企画と会計に携わる。目の前のこどもに全力で向き合い、入院生活に楽しみや将来への希望を抱けるような闘病中のこどもが増えることに貢献したいです。

飯島百々葉

広報・デザイナー

飯島百々葉

広報・デザイナー

私は、ボランティアという形で難民のこどもたちと関わりながら、国際開発学を専攻することで難民問題の改善に貢献する方法を模索しています!分野は違えど、CPL.での活動を通して、苦境に立たされたこどもの「現在」と「未来」を見据えた、本質的な支援を行うことのできるマインドとスキルを学びたいと考えています。

栗生真帆

監修

栗生真帆

監修

私は、病棟保育士として療養環境にいる子どもたちに遊びを届ける仕事をしています。
その中で、遊びに対する価値の認識が医療職内でも一般的にも低いと感じることが多く、
子どもが遊びによって引き出される生きる力の意義を広めていけるように、学び、交流しながら尽力していきたいです。

応援コメント

私にも、小学生の時に仲が良かった友人が、小児ガンで亡くなった経験があります。一人でも多くの子供達が笑顔になり、快方に向かう助けとなることを心より願っています。
明治大学 農学部 専任教授石丸喜郎

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

入院中のこどもが、自らの”好き”や”ワクワク”を発見し、闘病生活により前向きな意味を見出すことのできるこどもたちが1人でも多く増えたら、どんな未来が待っているでしょうか。
小児がんだけでも毎年約3,000名のこどもたちが新たに発症しており、入院を余儀なくしているこどもたちは、約15,000人/年。(参考:日本小児がん学会)。
これらのうち多くのこどもたちは、治療や入院によって、学校に通うことや、友人と遊ぶこと、家族で出かけることなど沢山のことが制限され、日常生活における学びや成長を作る環境は非常に乏しいものとなっています。
その中で、私たちが特に課題だと感じるのは、入院中のこどもたちとって、A. 新しい人やものとの出会いB.自らの意思で選択しやりぬく体験C. 誰かのためになる、つながる、これら3つの時間が十分にないことです。これらの課題に対して現在では、病棟保育士を配置したり、あらゆるNPOがボランティア活動を行うなど数々の取り組みを行っていますが、「非侵襲的な行為、あそび、ケアに関しては診療報酬がつかず、医療の現場で価値が認められにくいこと」が背景に挙げられ、十分に取り組みが普及していない現状があります。
Child Play Labでは、これらの課題に対し、「こどもたちのワクワクが生きるエネルギーになる世界」へとつながるための一歩として、「Poco!」というプログラムを通じて、これら3要素を内包した自らの体験に前向きな意味づけをしていく機会を提供します。これこそが「こどもたちのワクワクが生きるエネルギーになる」ための1歩です。また、「Poco!」プログラムを非接触型(体験キットの郵送・オンデマンド配信の受講)で導入することで、感染症の拡大状況に関わらず提供できることを目指します。
そして、プログラムを院内で展開すると同時にこどもたちのニーズを定量的にはかり、政策提言に繋げていくことで、保育・看護系人材の育成や、ひいては、診療報酬などの制度面へのアプローチから小児医療のニュースタンダード作っていきます。
入院中のこどもたちが「Poco!」での体験を通じて、自分の好きなことや熱中できることを発見し、闘病生活により前向きな意味を見出すことのできるこどもたちが1人でも多く増えることを目指して。入院という時間を、ちょっと特別な時間にする。そんな体験を届けていきます。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

小学生のとき、友人を小児がんで亡くしたことをきっかけに、小児医療に携わる医療者を志すようになりました。その友人は義足になって一時退院した際、「自分の足で学校にいきたい」という目標を叶えるべく、時間をかけて歩いて学校に通うことに挑戦していました。その姿を見て、心から湧き出てくる願いや目標が生きる力になりうることに気付かされると同時に、その目標に向けて一緒に歩みを進められる関わりがしたい、と思うようになりました。
大学入学後は、「心から湧き出てくる願いや目標が生きる力になりうるのか」という問いを深め模索するべく、①「闘病中のこどもたちとスポーツ選手を繋ぐNPO」で1年半働き、②「看護学生を中心にした病児への遊び支援を行う任意団体Sparkle Ways Project」を自ら立ち上げ、2年半活動してきました。
こどもたちとの関わりから「心から湧き出てくる願いや目標が生きる力になりうる」ことの条件として、A. 新しい人やものとの出会い、B. 自らの意思で選択しやりぬくこと、C. 誰かのためになる、つながる、これらの3つが必要であるとわかりました。
Child Play Laboでは、心から湧き出てくる願いや目標が生きる力になること、すなわちワクワクが生きるエネルギーになるこどもたちを増やすための一歩として、病児向け体験プログラム「Poco!」を開発し、全国の入院中のこどもたちに提供していきます。「Poco」では、「自分の好き探し」と「職業体験」を掛け合わせたプログラムを展開し、「入院という時間がちょっと特別な時間になる」そんな体験を作ります。

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