「すぐに手に入る」は小売に必要か?

プロジェクト名 CACTUS TOKYO
#ファッション#環境問題#大量廃棄#購買体験
石油産業に次いで世界で2番目に環境負荷が大きいと言われているアパレル産業の最も大きな課題、「「見込み生産と実際の売行きのギャップ」による売れ残りロス」の発生を無くすことが出来れば、アパレルに起因する環境問題の最も大きな蛇口の元栓を締めることが出来る。人が、実際に店頭で商品と出会い、購入し、持ち帰り、使い始めるプロセスの根源にある喜びを抽出し、その喜びを「すぐに手に入らない」購買体験において再解釈することで、問いへの答えを見出す。

何にチャレンジするのか?

「すぐに手に入らない」が、大衆消費として普及する購買体験を生み出すことにチャレンジする。

なぜチャレンジするのか?

顧客価値の増大、事業のキャッシュフロー改善、社会の環境負荷低減に資する問いであるため。

どのようにチャレンジするのか?

プロトタイピングとしての購買体験を1度実施し、実際に体験したユーザーのインサイトをもとに、本取り組みの今後の発展性を判定する。それを通じて、営利目的の事業として継続的に実装できるような販売手法・購買体験のポテンシャルを見出し、今後の事業展開につなげていく。

プロジェクトメンバー

熊谷渓司

リーダー

熊谷渓司

リーダー

1994年、北海道出身。2017年に一橋大学を卒業後、大手機械メーカーにて5年間経営企画を担当。大企業というしがらみの多い立場での環境問題の解決に向けた取り組み方に自身の実力不足を感じ、並行してNPOでのボランティア活動や個人での情報発信といったアクションに取り組み始める。その中で、「正論を伝え続けても、社会は変わらない」ということを痛感し、2021年にサボテン由来のレザーを用いたブランド「CACTUS TOKYO」を立ち上げる。

杉田耕介

サブリーダー

杉田耕介

サブリーダー

京都大学大学院 エネルギー科学研究科を卒業し、国内重工メーカーでのエンジニア、外資系通販企業等の勤務経験を持つ。CACTUS TOKYO立ち上げメンバー。

辻竜一

デザイナー

辻竜一

デザイナー

美術高校でデザインの基礎を学び服飾専門学校を経て卒後後、数社の大手ドメスティックブランドのデザイナーを経験。現在は国内、海外の会社と契約しメンズ、レディースのウェアに限らず衣装やバッグ、アクセサリーなどの様々なデザインを手がけ東京を拠点に活動。

井上知春

PR

井上知春

PR

プロフィール:IT企業でのシステムエンジニアを経て、現在はリサイクル会社が運営する循環思考メディアの運営を担当。並行して、サステナビリティをテーマにした有料の会員制交流プラットフォーム「Sustainability College」に約2年間継続して参加中。2022年からは自身でも「エシカル×メンタルヘルス」をテーマとしたコミュニティ「EARSE」を運営。

応援コメント

ファッション業界が抱える在庫問題やそれに付随するキャッシュフロー不安定さを軽減できる方法の一つが、セミオーダーという生産工程です。
ただし、長くなりがちな生産期間中にどのように購買意欲を維持させるかという課題もあります。
そのためには商品がとても魅力的なものでないと!
特別な場所で洗練された職人技によってつくられたとその価値を伝えなければいけません。
そして魅力を感じてもらう答えは、デザインにあるのかもしれません。
クライン ダイサム アーキテクツ / 建築家アストリッド クライン

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

現代の小売のあらゆるシーンにおいて、顧客が購入したものを「今すぐに手に入る」は当たり前の商習慣となりつつある。それにより、企業の在庫管理の必要性向上に伴う財務体質の悪化や、在庫管理を前提としたサービスであることによる顧客にとっての購入価格の上昇、そして在庫ロスによる地球上の資源の浪費という最悪の状況を生み出している。 これを解決するために、既存の解としては「受注生産」という手法が生み出されているが、これは「今すぐに手に入る」ことが生み出す購買体験の顧客価値を完全に排したものであるため、今のところ大衆消費としては普及していない。この点に着目し、「今すぐに手に入らない」けども「「今すぐに手に入る」を上回る顧客価値を持つ」体験を創出することが出来れば、大衆消費として普及するはずである。 上記の仮説が実証され社会に商習慣として定着した未来には、在庫管理から解き放たれた企業の財務体質向上、よりリーズナブルに商品を購入できる顧客、そして地球への負荷がより少ない小売市場が実現する。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は学生時代に、ゴミ問題や食ロス問題をきっかけに環境問題に関心を持ち初めました。それ以来、環境問題に関する様々なNPOでの活動や、個人での情報発信活動、そして現在従事している植物由来のレザーブランド事業を行ってまいりました。 その中で、環境問題の中でもファッション産業の環境問題に着目するようになりましたが、特に自分の心を痛めたのは、ごみの山が服からできている映像を目にしたときでした。 その自身の感情の根底にあるのは、「人の手を経てつくられたものが思いやりなく廃棄された悲しみ」であり、「そもそも自然が好きなので、自然の風景の中にあるゴミの山がむちゃくちゃ嫌い」という2つの想いでした。 そのような体験から、レザーブランド事業では①環境負荷の低い植物由来の素材を用いることと、②少量生産で価値のあるものを価値をわかってくれる方に届けるメイドインジャパンのモノづくり、という事業展開を行ってまいりました。 しかし、ファッション産業全体を見ると、そもそも生産された洋服の少なくない割合が、一度も着られずに廃棄されていることの環境インパクトの方が圧倒的に大きく、「需給ギャップによるロスの発生」の方が急務だと考えるに至り、本プロジェクトの構想に至りました。

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