発達障害者に理解ある社会を築くには?

プロジェクト名 Bullyless World
#発達障害#当事者#社会福祉
現在、発達障碍者は周りの理解の無さに頭をかしげ、苦しんでいるのが現状です。
その一方で配慮する側も何をしたらいいのかが分からず困っていて、無意識に発達障害者を苦しめてしまっているという現状もあります。
そこで僕たちはQWSを通して配慮を受ける側(発達障碍者)と配慮をする側(親、教員、友達)の悩みをそれぞれ聞いて、QWSでは両側の架け橋になりたいと思います。
架け橋になることができれば、配慮をする側と受ける側がお互いを理解しながら暮らせると思います。

何にチャレンジするのか?

配慮を受ける側(発達障害当事者)と配慮をする側のそれぞれの悩みを聞き、互いとの悩みの共有と話し合いという解決への第一歩を踏み出すことです。

なぜチャレンジするのか?

現状、発達障碍者の配慮をする側(教員等)はどうやって発達障碍者に対して配慮をしたらいいのかわからない状態です。
その一方で配慮を受ける側(発達障碍者)も配慮の仕方を知らない人たちの無意識に傷つける言葉や、不必要な気遣いに傷ついたりしてます。
このような両方がどうしたらわからないって状態を誰かが解決しようとする必要があるからです。

どのようにチャレンジするのか?

配慮を受ける側(当事者)に何を具体的にしてほしいか、何を言われたくないか、悩みなどを聞きます。
配慮をする側にも具体的何が知りたいか、など双方の悩みを聞きます。
悩みを聞いた後に、色々な人を集めたプレゼン兼ディスカッションをして発達障害に関する理解を深めます。

小池 智貴

リーダー

小池 智貴

リーダー

小学5年生の時に読み書き障害があることがわかり配慮を受けることになった。
しかし、同じような境遇でも配慮を受けられていない人が多いと気づき、自分の配慮を受けた経路や実際に困っていたことなどの体験談を共有する企画を行った。

 

 

ステューティ 樹莉 アリエル

サブリーダー

ステューティ 樹莉 アリエル

サブリーダー

中学生の頃から『教育が世界をより良くする』と信じつつも、中高では読み書き障害により学業に苦戦していました。
しかし、高3で教育系ボランティア活動とパソコンスキルを通じて学業の壁を乗り越えられました。
現在は誰も置いて行かれない教育を目指して、障害者と教育の関係を独学とボランティアを通じて学んでいます。

 

 

板倉 芯

メンバー

板倉 芯

メンバー

医療開発/工学に興味があり、さまざまな学生の医療プログラムに参加し、現在は教授の手伝いをもとに出版用の医療論文を書いています。
発達障害も立派な一つの生涯でありまだまだ課題が多いと思い学んでいます。

武田 光平

ディレクター

武田 光平

ディレクター

本プロジェクトを仲間と1から立ち上げる。リーダーを経て現在はディレクターとして参画。大学の研究所で現代社会学の研究を行う。
QWSチャレンジ19期でプロジェクトを進めた経験を持つ。

採択者からのコメント

SDGs時代ゆえに、ユニヴァーサルデザインの重要性が問われるようになりました。このプロジェクトがテーマとする発達障がいは、近年になりクローズアップされております。
意外に発達障がいは色々と種類も多く、障がいを抱える人口も多いものと考えられています。
当事者の声を集めて、誰もが生きやすい生活環境を検討する上でも重要な問いを持たれており、私は強く、このプロジェクトを応援いたします。
東京都市大学 都市生活学部 准教授
東京都市大学 総合研究所 未来都市研究機構 ヒューマン・センタード・デザイン研究ユニット長西山 敏樹

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

最近になって障害という特性が広く認知されるようになりました。
この背景にはSNSの普及や声を上げる当事者の方々が増えたことがあると思います。認知されるようになったのは、発達性障害も同じです。
しかし、発達性障害は見た目での判断が難しくどのような配慮をしてあげればいいのか、どこまで自分の力でできるのかということが分かりにくいため配慮を受けにくい傾向にあると思います。
なので、発達性障害という特性の理解を多くの人が深めることができるば多くの人が助力や配慮を受けることができるような世界になると思います。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は読み書き障害という特性を持っていて、文字の読み書きが遅いため授業の板書をタブレットで撮影し、後で時間をかけて読むことができるという配慮をもらいました。
中学生の時、自分のクラスに事情を話しタブレットを使う確認をする機会がありました。その時、先生の方が「小池君にはこういう特性があるから例外的にこういう配慮をしています」という補足をしてくれました。
私はその時「例外的」という言葉が引っ掛かりました。そのころに配慮を受けられている人はすごく少なく、実際に私の学校で配慮を受けたのは私がはじめてだったので間違っているわけではないし、配慮を認めてくれたことがとてもうれしかったです。
しかし、配慮というものが例外というものに入る世界というものに疑問をおぼえました。
これが、私が問いの感性を得ることができたきっかけの一つだと思います。

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