人は視点を拡張できるのか?

プロジェクト名 Astral Project
#身体拡張 #幽体離脱#ドローン#MR
幽体離脱体験がしたい!そんな思いから最新技術を用いて自分を第3者視点で見る体験を通して「疑似的な幽体離脱」を行っています。我々はその体験を通して、「視点が変わることで得られる新たな感覚」と「視点を操る不思議さ」を経験しました。MVPとして用いていた市販のドローンではなく、自分で自由に操作可能で、視点を拡張してくれる小さな相棒:パーソナルドローンを作成し、人々に未知の新感覚を体験していただきたいと思います。

何にチャレンジするのか?

新たな体験の創造、パーソナルドローンの開発、身体拡張の提案

なぜチャレンジするのか?

自分達だけで問いを深掘り、興味のままに活動を続けるよりも、刺激的な仲間がいる環境に身を置き、さらなる高みを目指した方が良いと考えたため。

どのようにチャレンジするのか?

体験・開発を軸に起き、今まで取り組んだことのないドローン機体にチャレンジする。操作系統、視点の部分でオープンソースを利用しながら、複数の機能を小さな機体に取り込むことを目指し、開発チームと体験会チームに別れ、活動・チャレンジする。

プロジェクトメンバー

植竹 空

リーダー

植竹 空

リーダー

ドローンの社会実装を目指し、現在は通信とドローンの研究をしている。起業を視野に学内ピッチ他に参加。「真に自由で面白い問い」を追求する。ドローン学生団体「BIRD」代表,ITU Youth2022日本代表。東京大学大学院工学系研究科修士2年。

三浦 千哲

サブリーダー

三浦 千哲

サブリーダー

建築学修士/サブリーダー/建築学を専攻しながら「問いの共有」に興味を持ち、論文版Githubを呈した共有プラットフォーム「giant」を立ち上げ、開発と起業を探っている。現在博士課程移行期間

谷山 建作

エンジニア

谷山 建作

エンジニア

自己が行為の主体であるという感覚、主体感を高めるインタフェースデザインの研究をしている。計算論的神経科学の視点から自己感を数理的に記述することで操作系の機械の設計論構築を目指している。東京大学大学院工学系研究科博士課程2年。

杢 浩睦

ビジネスアドバイザー

杢 浩睦

ビジネスアドバイザー

奈良県出身「科学こそ魔法である」をモットーにサイエンスコミュニケートを探り、材料科学を切り開いている。リアル脱出ゲームが好きでAstral Projectのイベント応用を主導する。東京大学大学院理学系研究科修士2年

Alvin Praet

エンジニア

Alvin Praet

エンジニア

北海道出身。化石が大好きで「自分は化石になりたい!」と思っている。学問横断的な工学の利用を望み、宇宙分野へ進む。Labcafe代表、東大地質部副部長、DICE運営。東京大学工学部3年。

廣津和哉

エンジニア

廣津和哉

エンジニア

ドローン、ローバー、ボート、ロボットアームなどロボティクス関連のプロジェクトを中心として、webサービスや機械学習などの開発経験があり、いろんな分野に手を出すのが好きなギーク。現在はドローンの無線技術の研究と、AIピッキングのインターンをしている。東京大学工学系研究科修士1年。

各種SNS:https://www.linkedin.com/in/kazuyahirotsu/

応援コメント

In a world where we are constantly judging the actions of others, our biggest blindspot is often ourselves. What would life be like if we could turn our gaze upon ourselves and examine our own behavior from a 3rd-person perspective? This is the question the Astral Project seeks to answer by providing a virtual out-of-body experience driven by drones. I look forward to watching this experiment progress over the next three months, and can’t wait to strap my headset on!

私たちは常に他人の行動を判断しがちですが、最大の盲点はしばしば自分自身かもしれません。もし、自分自身に視線を向け、第三者の視点から自分の行動を見つめ直すことができたら、人生はどうなるでしょうか?Astral Projectは、ドローンによる仮想の体外離脱体験を提供することで、この問いに答えようとしています。これから3ヶ月間、この実験がどのように進んでいくのか楽しみであり、ゴーグルを装着するのが待ち遠しいです!
アート・エイジェンシーTokyoDexクリエイティブディレクター / 代表Daniel Harris Rosen

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

人類が長く縛られていた固定視点から解放され、新たな能力・感性・身体の拡大につながると考えます。疑似幽体離脱体験後、メンバーから、「目を閉じても自分を第三者視点から見ることができるようになった、夢に出てきそう。ただし1週間ほどで新たな体験の新鮮さは失われてしまった。」というフィードバックをもらっています。想像力が自分の後ろ姿を通して第3者視点を獲得したと考えて良いでしょう。パーソナルドローンにしているのはあくまで人の視点がその人から離れすぎないところにあったほうが良いと感じているためです。我々の問いから、身体拡張の可能性が一つ広がります。例えば、曲がり角を曲がるのに視点だけ先に、その先を見ていたら安全に通行できるかもしれません。階段を登る際、横から見ていた方が、足と階段の位置がはっきりとわかり登りやすくなるかもしれません。上の方にあって見えない棚の中を、視点だけ移動して見えるかもしれません。上記の、人間ができなかった「身体を超えた視点の移動」をテクノロジーで解決することで新たな能力が生まれ身体拡張という価値創造につながると考えています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

個人的には、起業周りで活動するうちにできた友人達が「問い」を大切にするタイプだったのが大きいと思います。ブレストしながらどんどん「問い」を産み、作業そっちのけで「問い」を深ぼる:その場で参加していたことで問いの感性が身につきました。最近はいろんな問いを考えては貯めているばっかりですが、行動する仲間がいたことで今回形になりました。またスタンフォード大学に訪問した際、Design Schoolで共同開発する姿に刺激を受け、自分でも開発プロジェクトをやりたいと考えていました。Astral Projectの問い自体は、自身がドローン業界にいる中でFPVドローンレーサーなどから「FPV初めて最初は自分を第3者視点で見るっていうことが不思議なんだよね〜」という声があり、そこに発想を受けました。ドローンレーサーは椅子に座って操縦することに重きを置きますが、我々は身体を動かすことの補助として利用することを思い立ちました。たまたまFPVドローンがあったので実際に体験してみると最終的には、「これって視点が拡張されているのでは?」という問いに繋がり、現在 は、身体拡張技術の可能性を追求することになりました。

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