女性のショーツはエロくなきゃいけないの?

プロジェクト名 I _ for ME
#femtech#ファションとジェンダー#フェミニズム#エンパワメントブランド
ショーツと聞いて、どんな形を思い浮かべますか?
あなたの想い浮かべるショーツは、本当にベストな選択なのでしょうか?ショーツをジェンダーの視点から紐解くと、ヘルスケアへのアクセス・ジェンダーバイアス・性犯罪など女性を取り巻く諸問題が浮き彫りになります。ショーツの形についたバイアスを乗り越え開発されたショーツ一体型のリラックスウェア”おかえり”ショーツで、女性のココロとカラダの締め付けを解いてゆきます。

何にチャレンジするのか?

ショーツをジェンダーの視点で紐解くことで開発された”おかえり”ショーツを通じ、女性のこころとからだを解放して行きます。社会・精神・身体という女性のウェルビーイングを構成する上での課題を内包した題材である、ショーツのあり方に問題提起することで、現代女性の生き方を捉え直します。

HP:https://i-for.me/

なぜチャレンジするのか?

女性はホルモンの周期上、局部や鼠蹊部にかゆみが発生しやすくなっています。また、女性のショーツは一般的に鼠蹊部に沿い局部を圧迫する形状であり、デザイン性の高いショーツは生地が化学繊維であることも多く、更にかゆみを悪化させます。実際、私たちの調査によれば半数もの女性がショーツが体に合わないと感じています。

さらに、「ショーツを外に干すのが怖い」「下着泥棒にあった」など、ショーツが性犯罪につながるケースも多く聞かれました。しかし、多くの場合、「スタンダードな形以外選択肢がないから」「それが普通だから」と、バイアスに縛られ、自分のカラダやココロに寄り添う選択を諦めているのです。「バイアスに縛られて自分らしい選択ができない」というのは、まさに現代の女性を取り巻く問題を日常レベルで如実に表した課題です。だからこそ、私たちは「ショーツ」という課題に向き合っています。

どのようにチャレンジするのか?

現在、私たちは、開発した”おかえり”ショーツのテスト販売が終了した段階です。3ヶ月間、販売した結果、妊娠初期のお客様にご好評いただいていることがわかりました。妊娠中は、免疫力が下がるばかりが、デリケートゾーンに薬を使用することもできないため、ショーツによるトラブルにより強いペインを抱えています。このような現状を踏まえ、QWSでは、妊娠初期の女性へお届けするための施策を実践して行きます。

8月:妊娠初期の女性へのヒアリング・婦人科医へのヒアリング・ショーツと女性を題材にした量的調査の実施
9月:量的調査結果の公開・プロダクトのブラッシュアップ・プレゼント用梱包のブラッシュアップ
10月:プロダクトのサンプル制作・新作やプレゼント梱包の公開

プロジェクトメンバー

江連 千佳

Leader

江連 千佳

Leader

2000年東京下町生まれ。津田塾大学総合政策学部在学。NZ留学や自身の闘病を経て、女性のデリケートゾーンの悩みがタブー視されている社会構造を問題視。「次の時代を生きる女性たちへ、私らしくある自由を届ける」をモットーに、エンパワメント・ブランド I _ for MEを立ち上げ、事業会社Essay inc, を創業した。Tokyo Startup Gateway 2020ファイナリスト。

野村 華花

Designer

野村 華花

Designer

1999年千葉県出身。多摩美術大学統合デザイン学科在学中。高校時代、深澤直人の思考に触れ、人間中心を極めるデザインに共鳴し、現在、深澤氏の下で教わる。大学2年次に、性差は社会構造に問題があるのではないかと気づき、ジェンダー問題に関心を持つ。本質捉えるデザインの力を生かし、I _ for MEの目指すビジョンの実現を目指す。共創型戦略デザインファームBIOTOPEでインターンも行う。

山口 晴

Story Teller

山口 晴

Story Teller

2002年生まれ。長崎県出身。早稲田大学文学部2年。高校では放送部に所属し5つのコンテストの朗読部門で受賞。日本のことばや、声で伝えることに興味を持つ。大学では日本語学について学ぶとともに、ジェンダーに関する課題とも向き合っている。また、ガイドヘルパーの資格を持ち、放課後等デイサービスでも働いている。

応援コメント

快適さを基準に下着を選ぶ。女性にとってはそれが当たり前じゃないということに衝撃を受けつつ、男性側の認識にも大きな問題があるように感じました。事業計画や資本政策の面でお手伝いさせて頂きながら、男性側の当たり前をどう塗り替えていくかといった部分でも、一緒に考えてみたいと思っています。
EDGEof INNOVATION, CEO小田嶋 Alex 太輔

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

女性のショーツへの価値観や意識は、現代社会に生きる女性が抱えるウェルビーイングに関わる課題を多く内包しています。私が、ウェルネスの中でも特に「女性」のウェルネスに着目している理由は、ウェルネス格差こそが今のジェンダー問題の本質だと考えているからです。女性の身体と男性の身体はもちろん違います。加えて、日本社会ではジェンダー指数に見られるように、社会に規定される「らしさ」によって生き方の選択肢が狭くなっています。身体・精神・社会・環境と全てにおいて日本人女性はハンディを負っているのです。

今まで、ジェンダーの問題は後者の社会問題文脈で語られてきましたが、実際は身体・精神の差異と社会環境の差異が相互的に負の影響をし合って発生した女性のウェルネスの問題なのです。だからこそ、この女性のウェルビーイングという課題に真っ向から向き合い、日本のジェンダー格差を根本的に問い直すことができると信じています。ショーツという日用品が持つバイアスを解くことは、私たちが無意識に”当たり前”に囚われていることへの気づきと、在り方に向き合うきっかけを生むと信じています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は、16の時にニュージーランドへ留学しました。その時、ニュージーランドでは産休に入ったジャシンダ・アーダーン首相がいました。私は、「女性でも首相になれて子どもも持てるなんて…!」と、愕然としたのです。ジェンダー格差という問題に初めて目が向いた瞬間であり、格差を受け入れていた自分を認識した瞬間でもありました。

帰国後、私は子宮内膜症や腺筋症といった病気を患いました。月経痛を誰にも相談できず、悪化した結果でした。自分自身の体のことなのに、何も知らず、言葉にすることすらできなかったことにショックを受けました。

この2つの経験から、私たちは知らぬ間に無意識のバイアスに囚われていて、言葉にすることすらできず、ウェルネスから遠ざかってゆくという負の連鎖に入っていることに気づいたのです。日常にすらもそのバイアスは潜んでいます。だからこそ、ショーツという毎日身につけるものへの問いが湧いてきたのだと思います。

QWSステージでの発表

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