“おそれ”と向き合い、そこに愛を見出すには?
Salvage the “ghost” from your fear, transform into emotion.
何にチャレンジするのか?
渋谷百鬼夜行は、日本独自の”おそれ”の御伽噺である“妖怪“をモチーフに、“おそれ“の存在を探究し、それらとの向き合い方を模索します。その先にある”愛”を見出すことで、人や社会とのつながりを感じることのできる、優しい未来を提示します。
なぜチャレンジするのか?
人は本来、多様な価値観を持っているものですが、実際にはどうしても他者や社会に対して同一化してしまいがちです。閉塞した社会に可能性を見出すためには、真の意味での自己理解と相互理解が鍵になると私たちは捉えています。人は、”おそれ”に潜む妖怪を外在化させることで、感覚的かつ具体的に、互いの違いを受け入れることが可能になります。また、”おそれ”の先に隠された本当の欲求を知ることで、それぞれの愛のかたちを見出すことができるようになります。”おそれ”の先に広がる世界をみんなで享受できたら、世界は今以上に優しく温かいものになるのではないでしょうか。
どのようにチャレンジするのか?
“おそれ”と愛はコインの表と裏のような関係です。他者や社会とのつながりを遮断している”おそれ”のエネルギーを裏返し、愛を見出すつながりを連鎖させるエネルギーへと進化させたい。
私たちは、”おそれ”を辿った先に潜む”妖怪”を探し出す方法を確立し、みんなが妖怪を実感し合える世界を創ります。
- 渋谷百鬼夜行の世界 -
【妖怪とは】
人は、人や社会との関わりの中で感じた悲しみや苦しみを再び感じることを”おそれ”、それを回避するために”妖怪”を生み出します。”妖怪”は、鎧や武器となり”おそれ”からあなたを守ろうとします。
【妖怪の住処】
この”妖怪”は、潜在意識の中で経験の蓄積と共に強化されるため、自分ではその存在をなかなか認識することができません。”妖怪”が無意識のうちに心の機微に触れるという行為に”待った”をかけるため、本当の声があなた自身に届かなくなっているかもしれません。
【妖怪探し】
自分ではその存在を自覚しづらい”妖怪”ですが、野放しにしておくわけにはいきません。何故なら”妖怪”は、あなたの知らぬ間に、あなたが感情を素直に受け取ることから遠ざけてしまっているからです。すると、何時しかそこにあるつながりさえも感じられなくなってしまいます。でも大丈夫!”妖怪”は、繰り返し引き起こされる事象の中に眠る”おそれ”を辿っていくと見つけることができます。私たちは、「”おそれ”の読み解き」という対話によって、あなたの”妖怪”を探し出すお手伝いをいたします。
【妖怪と共に生きる】
無事妖怪を見つけることができたら、ぜひ名前をつけてあげてください。妖怪はあなただけにしかない視点を授けます。それはあなただけの強みにもなります。”妖怪”が”おそれ”を察知し、あなたを守ろうと現れたことに気づいてあげると、その先の行動が変わります。それは、今まであった防壁が取り除かれることであり、同時に、すぐそこに在る人や社会とのつながりを感じられるようになることでもあります。長年かけて培ってきた癖は、またすぐに出てこようとしますが、焦る必要はありません。この優しい世界の美味を一度知ってしまったら、そうそう簡単に戻れるものではないからです。
私たちは定期的に読み解き経験者で集い、それぞれの妖怪を共有する談話会を催しております。少しずつ、でも確実に、各々の妖怪の解像度を上げながら、ありのままを受容し合うことで、人や社会とのつながりを感じることのできる優しい未来をみなさんと一緒に創造していきたいです。
プロジェクトメンバー
mayu_paprika
mayu_paprika
ハチ公で待ち合わせしたり、傘を配って歩いたり、夜が更けるまで踊ったりと主に渋谷で青春を過ごす。現在は銀座に浮気しながら、哲学的な謳い文句を操りながらのコンテンツづくりに日々四苦八苦している。
本間健太郎
たかねん
たかねん
小学校1年から3年間台湾で生活を経験し、小6からプログラミングを始める。現在は、ARアプリの開発や恋文餃子作りに参加しながら、他のプログラミング言語を勉強中…。Googleを買収することを夢見るN高生。
えむさん
えむさん
大学卒業後2年半のニート経験を活かしデータサイエンティストとなる。現職ではエンタメ事業グロースのためのデータチームを切り盛りし、プライベートではVTuber好きが高じて事業関係者コミュニティを立ち上げアニクラDJデビュー。
応援コメント
だけど、こないだのQWSステージでは図らずも魅入ってしまった。
渋谷で"おそれ"と向き合うユニットがいる。
それだけで、不可思議なことが起こりそうなのだ。
実現に向けて色んな変化が起こっていくと思いますが、その変わりゆくプロセスをぜひ見てみたいです。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
煌々とした輝きのもと、物質的に満たされていくこの街で、我々はどこか燻る思いを抱えて生きてはいないだろうか?この得体の知れない感情の一部は”おそれ”として顕在化し、物理的な断絶は疎か、精神的な断絶をも加速させている。
「心の機微を捉える感性を遮断するのではなく、素直に自分の感情を味わうことを楽しんでもらいたい」そんな願いを「”おそれ”と向き合い、そこに愛を見出すには?」という問いに込めてみた。光と影のように、”おそれ”と愛も表裏一体。渋谷百鬼夜行は、忘れ去られてしまった麗しき陰翳の世界と、そこに潜む妖怪たちを探し出すお手伝いを通じて、人と人、人と社会がつながり合う未来を提示します。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
厳格な両親に育てられる幼少期を過ごしてきたが、物心ついた小3時に疑問を持ち、自分の生き方をリセットする。それ以降、難事があるとDeleteボタンを押せば良いという思考になり、長期的な信頼関係やコミュニティの中での人間関係を築くことに難しさを感じるようになる。この社会との断絶の連鎖を断ち切りたいとの思いから、自分の苦手意識やこれまで見て見ぬ振りをしてきたものとの向き合い方や受け入れ方を探り、そして、この至上の無理ゲーである循環の本質に微かにでも触れられたのなら、巨人の肩から眺めるこの麗しき世界を咀嚼できるのではないかと夢にみる。
QWSステージでの発表
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