読み手の思いを介して、本が、人が繋がっていく本棚があったら街は世界はどう変わる?
何にチャレンジするのか?
従来の一人での読書体験、書店体験にはない、「読み手の思いを介して本が繋がり、人と人が繋がっていく」という価値を持った本屋、場所の実現、ひいては本屋の新たなスタンダードの創造。
なぜチャレンジするのか?
「もしも様々な場所、町、施設に「繋がる本棚」があったら、きっと並ぶ本はもちろん、集う人、そこで書かれる手紙は場所によって様々なのではないか?」
「その場に集まる人々は自然と定期的に訪れるようになるのではないか?」
「その結果、その場所は、町は、世界はどう変わっていくのだろうか?」
そんな疑問、問いの答えを知りたくて。
どのようにチャレンジするのか?
一ヶ月目
①プロトタイプ(WEBサービス)の開発
②QWS内でのサービスの試験運用…繋がる本棚用の本棚、もしくは書籍コーナーを設置。合わせてQWSコミュニティ内で書籍の募集を開始
③QWSで「これからの時代に合った本屋とは?」もしくは「本の本当の価値ってなんだろう?」と言った問いをテーマにしたイベントの開催
二ヶ月目
①QWS内で、繋がる本棚に参加した・したい方々同士のMEET UPを開催(自由丁ですでに繋がる本棚に参加された方々も誘う)
②QWS以外で、導入に興味のある施設、スペース、本屋などを募集、運用開始
三ヶ月目
①成果発表
②QWS以外の施設、スペース、本屋などでの導入、運用、改善
③「繋がる本棚」書店準備
プロジェクトメンバー
小山 将平
小山 将平
東京・蔵前「自由丁」オーナー、(株)FREEMONT代表。1991年生まれ。東京理科大学理学部物理学科卒。米国ワシントン州ベルビューカレッジIBPプログラム修了。デジタルハリウッド大学主催G’s ACADEMY LABコース修了。G’s ACADEMY在学中の2017年、同期生を中心に(株)FREEMONTを起業。未来の自分に手紙が送れるWEBサービス「TOMOSHIBI POST」、レターセット「TOMOSHIBI LETTER」の販売、2019年8月より東京・蔵前にて、未来に手紙が送れるお店「自由丁」をオープン。並行して、若手アーティストの作品レンタル、販売を行うアルテル(株)も2019年に創業。
山本 夕紀
高瀬 俊明
応援コメント
実際のやりとりの中に、遊びの要素がほしいですね。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
従来の一人での読書体験、書店体験にはない、「読み手の思いを介して本が繋がり、人と人が繋がっていく」という価値を持った本屋、場所の実現、ひいては本屋の新たなスタンダードの創造に私たちの問いはつながっていくと考えています。
イメージが湧きやすいように、本プロジェクトにより生まれる未来についてコンセプトストーリーを書きましたので是非一読ください。
◼️コンセプトストーリー
これは、ある町のちょっと変わった本屋さんのお話。
その町にとって本屋さんとは「憩いの場」です、、、と言っても人が集まってワイワイガヤガヤ、おもいおもいの時間を過ごしているという意味ではなくて、本を介して、人々が繋がり、気持ちを交わし合っている、少し変わった憩いの場なのです。
そこにある本は、全て誰かが読んだ本です。
これがまた、古本、というわけでもないんです。中には新書も置いてあります。
けれど新書も、そこに訪れた誰かが読み、オススメした本なんです。
全ての本には、その本を置いていった人、オススメしていった人から、次読む人への手紙が入っています。
それは、感想よりも暖かく、講評よりも緩い、推薦文のようなもの。
それを書いた人は顔も知らない人だけれど、なんだかずっと前から友達だったかのような
そんな気持ちにさせてくれる、そんな文章が、一冊一冊、全ての本にある。
欲しい本(と次読む人へのお手紙)を見つけた人は、買うのではなく、交換することでその本を持って帰ることができます。
自分の持っている本と交換するか、もしくはオススメの本を店員に伝えてその本代を渡す。
そしてどちらの方法も、その置いていく本を、次読む人へのお手紙を書いて挟んでおく。
その本屋さんでは今日も本が、変わっていきます。
訪れた誰かが、もっと前に訪れた誰かからの手紙を受け取り、
次の本と手紙を置いていく。
「もしかしたら、この本を読んだ人も、私の置いていった本を読むかも知れない。」
「私の手紙を読んだ人や、あの手紙を書いた人と、いつか会ってみたいなぁ。」
そんなことを思いながら、今日も町の人たちはその本屋さんで本を選びます。
そしていつしか、この一風変わった、本と本を、人と人を繋げてくれる本棚に敬意を評し
「繋がる本棚」と呼ぶようになりました。
本を介して、本を通じて、人と人が交流している。
人から人へ、言葉が、感情が伝えられていく。
そしてまた、本を読むことで生まれた感情を、言葉を、次の誰かへ置いていく。
本に書いてある知識や物語だけでなく、それを読んで、自分が、誰かがどう思ったのか、感じたのか、考えたのか。
この本屋に訪れる人たちは、誰でもいつでも手に入る知識よりもそんな、一人一人違う誰かが思ったこと考えたことにこそ価値があると、感じているのかもしれません。
「繋がる本棚」は、今日も、町を行き交う一人ひとりが、それぞれ色んなことを考え、感じているんだという、当たり前な、けれども忘れてしまいがちな大切なことを、訪れる人に教えてくれる、憩いの場なのです。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
2019年8月に始めた「自由丁」というお店をつくる過程で生まれた「繋がる本棚」を現在まで運営する中で様々な疑問が生まれました。
「もしも様々な場所、町、施設に「繋がる本棚」があったら、きっと並ぶ本はもちろん、集う人、そこで書かれる手紙は場所によって様々なのではないか?」
「その場に集まる人々は自然と定期的に訪れるようになるのではないか?」
「その結果、その場所は、町は、世界はどう変わっていくのだろうか?」
そんな疑問、問いの答えを知りたくて、「繋がる本棚」を自由丁だけでなく様々な場所で行っていきたいと思い、プロジェクト化するに至りました。
自由丁での「繋がる本棚」の運営を通じて僕は、
「これは新しい本屋さんの形になるのではないか?」と可能性を感じると共に、もしも自由丁だけでなく、様々な場所、町、施設に「繋がる本棚」があったらどうなるのだろうと想像しました。
きっと並ぶ本はもちろん、集う人、そしてそこで交換されていく素直な気持ちたちはそれぞれの場所で異なるんじゃないか。 そしてその場に集まる人々は自然と定期的に訪れるようになり、本と自分の思考を置いていくようになるのではないか。
その結果、その場所は、町は、世界はどう変わっていくのだろうか?
そんな問いの答えを知りたくて、「繋がる本棚」プロジェクトを自由丁だけでなく様々な場所で行っていきたいと思い、プロジェクト化するに至りました。
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