気候の特徴を活用して飢餓問題を解決できるか?
ケニアは、雨季に余剰生産物が生まれるが、それを保管する技術がなく、廃棄されてしまう。一方で乾季には生産物が生まれにくく、飢餓に陥るという矛盾が発生している。
その現状を3Dフードプリンティング技術を活用することで解決したい。
そして、
①余剰生産物を保管する技術を運用できる体制を構築し、栄養失調で苦しむ子供たちを救うこと、
②飢餓を解決するだけでなく、”美味しい”と”健康”を届けることのミッション2つを達成することが目標だ。具体的な内容としては、私たちはプラットフォームの運営者でありながら、SDGs2「飢餓をなくそう」の達成を理念とする会社と社会課題解決を試みる若者を繋ぐSDGsコンサルや3Dフードプリンティング開発会社の技術・情報提供を行う。
何にチャレンジするのか?
東アフリカ(ケニア)に「健康」と「美味しい」を届けるためのデータベース作成
なぜチャレンジするのか?
飢餓問題に対する支援を金銭や栄養指導ではなく、テクノロジーを用いた効率的な手法の開発を通して行いたい。
そのためにも、企業がアフリカ地域へアプローチすることの重要性や可能性を発見できるプラットフォームが必要であると考える。私たちの最終目標は「健康」と「美味しい」を現地へ届けることであり、その第一歩としてこれに挑戦するべきだと考えた。
どのようにチャレンジするのか?
フードテック企業/個人にヒアリング→どの様な情報が必要か、指標のネタあつめ、+プラットフォームの利用者となってもらう。
対象地域へのヒアリング→食の現状に関する情報収集 ホームページの作成
プロジェクトメンバー
廣田 七海
廣田 七海
慶應義塾大学法学部政治学科2年。
公益財団法人かめのり財団フィリピン派遣生。
“立命館守山模擬国連大会”最優秀大使賞。
全国最大級の高校生ビジコン「キャリア甲子園2019」で東電部門優勝。
関西SDGsユース・アイデアコンテスト“食品ロス部門”オーディエンス賞。
中高生による社会課題解決を表彰するアワード、STEAM JAPAN AWARD2020準優勝。
ビヨンド・コロナ・コンテストを開催し、メディア出演10回以上。
政策起業家プラットフォームを運営する国際文化会館インターン生。
“かわ旅”でアメリカに短期留学。
内閣府青年国際交流事業「東南アジア青年の船」2023年度日本代表青年。
福井 達於都
福井 達於都
慶應義塾大学法学部法律学科2年。
官民協働海外留学支援制度 トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムに選抜され、カナダに留学。
第14回全日本高校模擬国連大会優秀賞、日本代表として高校模擬国連国際大会に出場し奨励賞受賞。
株式会社Loohcsにて最年少本部統括。
政策起業家プラットフォームを運営する国際文化会館、公共訴訟プラットフォームを運営するNPO法人CALL4、若年層への広告アプローチを検討する株式会社サイバーエージェント社内シンクタンク次世代研究所などでのインターンを経験。
国際教育振興会主催第75回日米学生会議日本側参加者、第76回日米学生会議実行委員。2024 US-ROK-Japan Trilateral Forum 日本代表。
越野 天音
越野 天音
慶應義塾大学法学部政治学科2年生。
カナダ・トロントに拠点を置くNGO団体”WE” 主催のTake Action Campへ日本人高校生として参加。
NPO法人フリーザチルドレンジャパンのメンバーとして大東建託グループみらい基金の協力の元環境問題啓発イベントを企画、実施。
Change Maker Fes 2020アンバサダー。
国際異文化教育プログラム×柳井財団「Stanford e Japan」2021年度奨学生。
内閣府青年国際交流事業「東南アジア青年の船」2022/2023日本代表青年。
IELTS7.0を取得。
応援コメント
。今の世界は、政治・経済・文化的にも非常に密接・複雑に関連していると私は考えています。それを踏まえ、敢えてケニアの課題に向き合われているのではないでしょうか。
是非、引き続き、探究心もって、斬新でクリエイティブであり、システム全体を抜本的に変革させるサステナブルな解に近づけますことを願います!
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
現地の雨季と乾季の差を活用し、栄養失調から抜け出す糸口を見つけることが私たちの新しい価値です。
これまでアフリカ地域は、電力の低さから、生産物の保管を行うことが難しく、フードテックの導入は、東南アジアが優先的に行われていました。
その流れに逆らい、当事者らが自力で飢餓問題から脱却できる道筋を作ることは、アフリカで飢餓に苦しむ人々の力になる価値に繋がると考えます。
また、そのフードテックをただ単に導入するのではなく、当事者が何を必要としているか、彼らの地域の特性に合った技術提供は何かを可視化することで、支援の効率化や重複の防御にもつながると考えています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
「問いの感性」は、中学・高校時代の国際交流活動や留学経験、模擬国連などを通して育まれました。
技術革新の恩恵を受けられず、取り残されてしまうことがいる現状を知り、貧困地域の人たちにいかにその恩恵を届けるか、考えるようになりました。
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