「SDGs」と「企業ブランディング」の間にある”違和感”って何?
何にチャレンジするのか?
最近、企業がブランディングの手段として「SDGs」を用いることが増えてきた。しかし、多くの商品やサービスでSDGsを謳っているものの、どれも今までのプロセスに無理矢理こじつけているようで、何か一方通行的に感じている。ブランディングとしてのSDGsこそ消費者と一体になり、価値共創が為されるべきではないのだろうか?今回、我々のプロジェクトでは上記の実態に関して分析しつつ、今後SDGsとブランディングがどう連携し、価値共創していくべきかを見出そうと思う。
なぜチャレンジするのか?
我々、Z世代は口先だけで心ない慈善行為に嫌でも気付いてしまう。今後我々が30代、40代、その先になってもこの意識は大きくは変化しないだろう。このまま、企業が見掛け倒しの「SDGs」ブランディングを行っていると、逆にネガティブな印象を多くの消費者に与えてしまうようになるのではないか?我々カチフルは、皆が心地よくワクワクできる世界を目指したい。SDGsはそれが実現できる「キーワード」だと思っている。
どのようにチャレンジするのか?
1ヶ月目
– メンバー間での「問い」の前提のすり合わせ
– 企業のSDGsを用いたブランディング実態調査
– 年代別でのSDGs文脈のブランディングに関する意識調査
– メンバー内外での「違和感」に関するディスカッション / 課題の言語化
2ヶ月目
– 協賛企業の選定 / アプローチ
– 協賛企業のSDGsの現状の分析と課題の創出
3ヶ月目
– 課題の解決策の考案
プロジェクトメンバー
益田翔
益田翔
静岡県出身。神奈川大学経営学部3年次在学中。
現在はPR会社ベクトルグループで長期インターンをしており、広報代理業務を行っている。高校生時代には、SDGsを達成するために頑張っている世界の人を繋げる活動を行う「学生団体MUSUBU」を設立・運営する。クラウドエース株式会社主催のイベントにて「LGBTQの採用のあり方」について企画・実行・登壇。ファッションが好き。
新酒凛太郎
新酒凛太郎
富山県出身。神奈川大学経営学部4年次在学中。
大学1年次より現在まで長期インターン4社経験。
現在はPR会社ベクトルグループで長期インターン生として広報代理業務に携わる。
大学のゼミでは、クラウドエース株式会社主催のイベントにて「LGBTQの採用のあり方」について企画・実行。
菊池夏樹
菊池夏樹
茨城県出身。神奈川大学経営学部3年次在学中。
産学連携で企業とSDGsに対して理解を深めている。
食品会社と共同で商品のブランディング戦略に携わる。
世界で一番ラーメンを愛している。
鷺坂和季
鷺坂和季
静岡県出身。神奈川大学経営学部3年次在学中。渋谷某所でエンジニアとしてアルバイトをしており、Pythonを用いた業務効率化やLPの制作に携わっている。大学卒業後はSEを目指しており、在学中に独自で開発した2つのWebアプリケーションを運営中。SDGsのブランディングに興味があり、参画。
応援コメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
特にZ世代を中心にサステナブル/エシカル消費が行われているとメディアが騒ぎ立てているが、日本のZ世代はサステナブル商品に対してそこまで消費行動に影響を受けていない。確かに関心が高いのは事実であるが、「SDGsを意識して購入しているか」について簡単なアンケート取ったところ、200人中19人、つまり10%程度しかSDGsと消費行動は結びついていないということがわかった。メディアと企業と消費者のズレも、違和感を感じる理由なのかもしれない。企業としては広告費の無駄にもなっている可能性もある。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
高校時代からSDGsの学生団体立ち上げから運営を行い、大学でもクラウドエース株式会社主催のイベントにて「LGBTQの採用のあり方」について企画・実行・登壇しました。他にも、横浜西区主催のSDGsイベントなどにも登壇者として参加してきました。現在フリーランスとして企業のHP制作を請負い、SDGsブランディングにも多少ながら関わっています。
しかし、その中で多くの企業がSDGsを謳っているものの、どれも今までの生産/サービス提供プロセスに無理矢理こじつけているようで、何かプラスで価値を創造していることが少ないなと感じました。ここからSDGsと企業ブランディングの間にある”違和感”はなんなのか、そしてその違和感を解消し価値を生み出していくのには何が必要なのだろうかと問いを持ちました。
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