オープントライアルイベント#03「問いによる対話」

オープントライアルレポート

  • QWSカルティベーション

2019年11月より正式運用が開始される予定の“QWS Cultivation Program”。そのオープントライアルイベントが6月より順次開催されています。7月23日に開催された今回は、全4回の連続講座の第3回として、「問いによる対話」をテーマに、「問う」力や感性を耕していきました。

QWS Cultivation Programとは?

ワークショップやイベント、アカデミックリサーチの⽀援などを通して、「問う」⼒や感性を耕すプログラムです。「問い」に惹きつけられた仲間たちと巡り会い、「問い」の可能性を社会へと広げていきます。
QWS Cultivation Program

開催概要
日時:
2019年7月23日(火)19:30〜21:30
会場:
渋谷東口ビル11F
イベント運営:
【主催】渋谷スクランブルスクエア株式会社
【共催】株式会社ミミクリデザイン
【協力】株式会社ロフトワーク

問いによる対話

今回のテーマは「問いによる対話」。その背景には、これまで深堀りしてきた自分自身の問いに対する思いやこだわりを、対話を通じて様々な他者の“意味づけ”に触れながら、客観的に理解・洗練させていく場にしたいという意図がありました。

まずは前回と同様、野崎麻衣(渋谷スクランブルスクエア株式会社)から、渋谷スクランブルスクエアやSHIBUYA QWSの施設としての概要や特徴が簡単に説明があったのち、本日のファシリテーターを務める和泉裕之(株式会社ミミクリデザイン)にバトンタッチ。和泉は今回のトライアルイベントを進めるにあたり大事にしていきたいポイントとして、ここにいる全員でともに場をつくること、ここにいる全員でともに学びあうこと、そして、その結果として、場にある意見や視点、視座の偏りをともに補い、多角的に対話をしていける場をつくっていきたい、と丁寧に話していました。

ちなみに、そうした和泉の思いは、「自ら椅子を選び、会場内であれば自由な場所に座って構わない」とする最初の空間レイアウトにも表れていました。曰く、「“全員でともに場をつくること”をソフトだけではなくハードでも体現したいと思い、このような仕掛けを試みている」とのこと。

「対話」とは何かを考える

そもそも対話とは具体的にどのようなコミュニケーションを指すのでしょうか。そのような疑問に答えるように、「対話」という活動について理解を深めるところからスタートするプログラム構成となっていました。まずは参加者の緊張をほぐし、どんな人が集まっているのかをざっくばらんに理解し合うために、以下の3つの項目で3〜4人のグループごとに自己紹介ワークが行われました。

1.名前(呼ばれたいあだ名)
2.私が1番愛しているのは?(ヒト・モノ・コト・バショ etc.)
3.私の中にある「対話の記憶」は?

2つ目の「私が1番に愛しているのは?」という問いは、やや率直過ぎて答えるのに躊躇する問いではあるものの、その人が大事にしている価値観を知るという意味では重要な切り口であり、全体で共有する際によく盛り上がっていました。

このように自分や他者の気持ちや価値観について深く知り、話し合うことが「対話」において非常に大切だと和泉は話します。また、この場における対話の定義として、「何かしらのテーマを定め、お互いの気持や価値観を深く話し合い、そのプロセスを通して、新たな知恵やアイデアを探究していくコミュニケーションの手法」という言葉を掲げ、その意味について、詳細な解説を加えていきました。

「問い」と「私」について対話する

メインワークでは、まず「私が探究してみたい問いは何か?」というお題のもと、一人ひとりが問いを紙に書き出していきます。その後、出てきた問いが「自分に問いたい問いなのか、それとも社会に問いたい問いなのか」と「いま問いたい問いなのか、中・長期的に問い続けたい問いなのか」という2軸から分析し、その解釈を他者と語り合うことで、自分自身が興味のある問いの“輪郭”を探っていきました。

最後に和泉から掲げられたのは、「私(たち)は、なぜこの問いを立てたのでしょうか?」という問い。参加者が自身にとって関心のある問いを立てる時、その基盤となる価値観や文化的背景について、多角的に考察していきました。

「問い」についてひたすらに理解を深めた前回・前々回と比較して、今回から徐々に、「自分自身の価値観を大事にしながら、どのように他者と接続し、問いを深めていくのか?」という視点が意識され始めていたのが印象的でした。最終回となる次回のテーマは「問いによる出会い」。今回の内容を踏まえ、さらに深く他者と関わり合うことで何が生まれていくのか、探求していきます。どうぞお楽しみに!

◯イベント運営:
【主催】渋谷スクランブルスクエア株式会社
【共催】株式会社 ミミクリデザイン
【協力】株式会社 ロフトワーク

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