渋谷のひみつ基地で、何して遊ぶ?
その名は、SHIBUYA valley…
扉や天井、人の気配すらないその場所には、2つの”ひみつ”があるんです。
1つ目は、3密にならないという”非密”。
2つ目は、完全場所非公開という”秘密”です。
この「ひみつの屋上」で「結果が予想できないことしかやらない」という縛りをもうけて、大の大人たちが、これまでにない未知の遊びを展開していきます。
何にチャレンジするのか?
「自分たちの手で作りだす豊かな日常、ライフスタイル」を実現するための場が都会にはまだ少ない。それは、都市の中で、余白のある空間が少ないからだ。
しかし、そうした場を、まだ未開拓領域の「都市の屋上」で作っていくことはできないだろうか?都市の中でもまだ未開拓領域の屋上を有効活用し、ニューノーマルにおける豊かな日常と文化体験をSHIBUYA valleyという空間から創発していくことにチャレンジします。
なぜチャレンジするのか?
屋上という非日常空間に上がると、都市にいながら都市にいることを忘れられるような感覚に陥ります。屋上が私達にとって非日常で解放的な空間だからかもしれません。
そこで私は「都市で生活しながら、都市から逸脱できる空間が屋上である」という仮説を立てました。まだ活用があまり進んでいない都市の屋上空間の持つポテンシャルを最大限に活かす取り組みをSHIBUYA valleyでは提起していきます。このチャレンジにより、都市生活者にとっての新しい豊かなライフスタイルを生み出し、心身が健やかになるカルチャーを発信していきます。
どのようにチャレンジするのか?
1ヶ月目(5月)
・ひみつの屋上活用ブレスト&屋上キャンプ会を実施
・渋谷で秘密基地らしい体験とは?
・都市生活者にとっての豊かな日常とは?
・結果が予想できない「未知の遊び」とは?
・「ひみつ基地小屋」ってどんなもの?
・屋上キャンプ&ひみつ基地ブレスト会を通じて、今までにない「未知の遊び」と「ひみつ基地小屋」を設計する
2ヶ月目(6月)
・「未知の遊び」イベントをプレ実施(内部関係者向け)
・「ひみつ基地小屋」制作開始
・QWS参画団体とのコラボイベントなどを屋上で実施
・屋上活用の記録映像作成
3ヶ月目(7月)
・「未知の遊び」イベントを外部向けに実施
・「ひみつ基地小屋」完成お披露目会
・QWS参画団体とのコラボイベントなどを屋上で実施
・屋上活用の記録映像作成
プロジェクトメンバー
清水 麻衣
杉原 賢
黛 純太
鶴本 正秀
応援コメント
SHIBUYA valleyでできれば、群馬の平地も島の港も、どこででもできるだろう。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
「常識とは、18歳までに積み重なった、偏見の累積でしかない」と言ったのは、アルベルト・アインシュタイン。大人の世界には、この「常識」という名の偏見や制約がとても多い。その制約の幅は、コロナ禍の中で、さらに大きくなっている。
ここで1つ、なんの制約もない「大人の秘密基地」を渋谷の屋上につくったら、何が生まれてくるだろうか?「大人だから」「都会だから」「屋上だから」という常識を取っ払い「結果が予想できないことしかやらない」という縛りを設けることで、ここにニューノーマルな新しい文化が生まれてくることだろう。渋谷の「ひみつの屋上」を徹底的に遊び尽くすプロセスの積み重ねが、VUCA時代を楽しむ感性を育ませてくれるはずだ。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
5年前、わたしはシェアハウスの屋上でテント生活をしていた。自分でシェアハウスをやりたいという思いがきっかけで様々なシェアハウスに移り住んだ結果、最終的に、家のない生活に関心を持つようになったためだ。
そこは、友人が運営している「屋上菜園付きシェアハウス」で、屋上テント泊プランがあり、1ヶ月光熱費込みで1万円で住むことができた。そのシェアハウス生活を続ける中で、出会ったのが、アインシュタインのこの言葉。「常識とは、18歳までに積み重なった、偏見の累積でしかない」今まで、私が常識だと信じていた価値観が「偏見の蓄積」だったとしたら?その後、私は常にこの問いと向き合って生きていくことになった。
「屋上で生活」していた私のライフスタイルは、屋内で生活している人から見ると、ある意味でバカバカしいものだったかもしれない。しかし、この経験を通して私は「家を持たない生活」への抵抗感がなくなったり、屋上空間という未開拓地が持つ場のポテンシャルへの憧憬を強めていった。その後、まったく予期せぬ形で今のメンバーたちと渋谷の屋上で出会い、「SHIBUYA valley」が誕生した。
5年前、屋上テント生活をしていた私が、SHIBUYA valleyの活動を見たら、仰天するに違いない。とりあえず面白いと思ったものに、常識にとらわれず、乗っかってみること。その積み重ねの中で「そもそも」という「常識」を飛び越える私自身の「問いの感性」が育まれてきた。
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