日本で性教育が当たり前に学べるようになるには?
①教育者向け性教育検定の制作
②中高生向け性教育SNSの発信
③家庭向け教材の制作
ターゲット層とアプローチ方法を変えることで、より的確に性教育を浸透させていきます。
何にチャレンジするのか?
「はどめ規定」を撤廃する足掛かりとなり、世界水準の性教育が学べる日本に変える。
なぜチャレンジするのか?
「はどめ規定」を知っていますか?小中学校で「受精の過程」「妊娠の経過」を取り扱わないと制限するこの規定により、日本の性教育は萎縮しています。
また、性教育の授業時間が年間10時間以内の中学校が約60%であり、圧倒的に学校の性教育の質・量が足りない現状となっています。
こうした知識不足により、10代の妊娠の中絶割合が約62%と実際に不幸が起きてしまっています。
どのようにチャレンジするのか?
すでに活動している「②中高生向け性教育SNSの発信」を引き続き進行しつつ、現状を変えるステップとして「①教育者向け性教育検定」の制作に新たにチャレンジします。
教育者に対して正しい知識を与え、学校や職場で性教育を実用的に扱えるようにしていきます。教育する大人から性教育を身近に感じ学んでいただき、普段の教育に活かせるようになってもらうことで、未来の子供たちにとっても正しい性教育が受けられる環境が整うと考えられます。
鈴木友里佳
採択者からのコメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
日本の性教育は海外に比べ遅れているといわれています。日本の性教育といえば、受精や妊娠など生殖に直接関わることというイメージが強いですが、世界で広まっている包括的性教育は性をとりまく人間関係や社会に対する知識まで広く扱うものです。
それは、性のイメージを健全なものにし、自分が自分の性について決定権を持つという、自尊心に繋がる大切なことです。
こうした性教育の正しい知識は、知識不足から起こる不幸やトラブルを未然に防ぎ、人々が健全なコミュニケーションを図ることに繋がります。性教育が正しく広まった未来は、全ての人が自分の性について決定権を持ち、自信を持って生きていける健全な社会です。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
「性教育って大事だよね。」そう誰もが言いながら、性教育を身近に学べるサービスは少ない。そう思った時に、多くの人の身近に存在しているSNSで性教育を展開しようと思い立ちました。
自身のイラストが描けるスキルと、仕事で培ったSNS運用のスキルを活用して、TikTokで性教育のアニメーションコンテンツを展開すると、大きな反響があり、様々なコメントが寄せられました。
「大切だけど誰も教えてくれなかった」「こういうものを待っていた」「知らなかったから助かった」といったコメントに、使命感を感じると同時に、日本の性教育に対する危機感を感じました。自分自身、性に関わる知識は「誰が教えてくれたんだろう」と出処のわからないものばかりで、その知識が正しいかも分かりません。全ての人の身近に、そして正しい性の知識を広めることは、社会にとって、そして未来にとって意義のあることだと強く感じています。
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