SNSによる思考の単純化が進む中、どうすれば複雑な社会課題に向き合うための知的体力を育てられるか?

プロジェクト名 Pubble「SNS時代における知的体力」
#教育#学校#先生
私たちの多くは日常的に情報収集やエンターテイメントとして、SNSやYouTubeのようなメディアを利用しています。
このようなメディアは、わかりやすくや共感しやすいコンテンツが広がりやすい構造になっているため、しばしば複雑な問題に関してもその一側面が切り取られ過度に単純化されがちです。このような消化しやすいコンテンツを日常的に摂取している私たちは、気付かぬうちに思考が単純化している傾向にあると考えています。

何にチャレンジするのか?

私たちの多くは日常的に情報収集やエンターテイメントとして、SNSやYouTubeのようなメディアを利用しています。 このようなメディアは、わかりやすくや共感しやすいコンテンツが広がりやすい構造になっているため、しばしば複雑な問題に関してもその一側面が切り取られ過度に単純化されがちです。このような消化しやすいコンテンツを日常的に摂取している私たちは、気付かぬうちに思考が単純化している傾向にあると考えています。陰謀論が流布しはじめたことも、この問題が顕在化した結果だと考えています。

この傾向が続くと、異なる立場の人たちと協調し合い、解決策を根気よく導くことが難しくなると考えています。 一方で、私たちが取り組むべき問題は、世界規模のものとなり、人間のみでなく動物たちや惑星もすテークホルダーに加えて考える必要がある、非常に複雑な問題となっています。

このままでは、このような課題に立ち向かうために必要となる大衆の合意が取れなくなるリスクがあると考えています。 自分たちも、SNSを使用している中で同じように単純化することに慣れてきていることを感じ、その危機意識からこのプロジェクトを始めたいと思いました。

まずは、この問いに込めた課題感を広めていきたいと思っています。 その中で、この想いに共感して応援してくださる方を増やしたいと思います。

なぜチャレンジするのか?

正直、現段階では多くの方がこの課題を感じてらっしゃるわけではないと思ってます。

これまでも色々な方とお話しさせていただく中で、多くの方は実体験を持っておらず理論としては納得されるというような状況で、ごく一部強烈に課題感を感じてくださる方と出会えるという印象を持っています。なのでまずは、課題の認識を広めることが大切だと思っています。

どのようにチャレンジするのか?

まずはQWSに所属されている感度の高い皆様とお話しする中で、どうすればこの課題感を広めることができるかを考え、実行したいです。

桂 将太郎

株式会社Optimium:代表取締役

桂 将太郎

株式会社Optimium:代表取締役

1992年生まれ。東京大学大学院にてプラズマ理工学の修士を取得。新卒は野村證券IBDへ入社。その後、Loftworkにて主に新規事業開発のプロジェクトに従事。2022年7月に独立後、Cryptoや生成AIの領域にてプロダクト開発を行う。

銭 宇飛

株式会社Optimium:CDO

銭 宇飛

株式会社Optimium:CDO

1993年生まれ。南京大学建築学部、武蔵野美術大学大学院基礎デザイン学科卒。新卒はLoftworkにてブランディングから新規事業開発まで多種なプロジェクトに従事。独立後、Cryptoや生成AI関連のプロダクトのUI/UXデザインを行う。

村上 裕美子

株式会社アワーズ:経営企画室

村上 裕美子

株式会社アワーズ:経営企画室

大阪府出身。留学と仕事で20代の約5年間をブラジルで過ごす。価値観の多様性に寛容なブラジル社会のありようや、自律的なキャリア構築、労働市場の流動性がもたらす個人の挑戦への寛容さに大きな衝撃と影響を受ける。30歳で帰国後、人材紹介と地域活性の仕事を計10年経験。「都市⇄地域の越境機会の創出」を通じて多様性への理解の醸成と、柔軟な働き方の普及を目指す。現在はフリーランスとして、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」の運営会社にて、生物多様性を軸としたサスティナビリティ・地域連携領域の新規事業企画に従事しながら、在ブラジルの旧友とともに日本企業のラテンアメリカ進出支援に携わる。母の故郷の白浜町とさいたま市の2拠点居住と、世界最遠の日本⇄ブラジルのリモートワークを実践中。趣味:渓谷+熊野古道歩き。

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