大学1年生の「つながり」はオフラインでの新歓以外につくれないの?
何にチャレンジするのか?
コロナ禍において、最もつながりが乏しくなってしまった大学生、特に大学1年生に焦点をあてて各界の魅力的なゲスト登壇者をお招きしたフェスイベント(オフライン / オンライン同時での参加を想定)と、オンラインコミュニティの立ち上げを行い大学生がコロナに左右されない、つながりの土台を築くためのプロジェクトとなります。大学の大きな魅力は人との出会いだと考えており、コロナ禍だからこそ、今までの”新歓” という文化をアップデートできたらと考えています。
なぜチャレンジするのか?
Covid-19は緊急事態宣言に代表されるようにリモート出社や , 各種、全国大会の中止、休校など多くの面で、”分断” をつくってきました。特に “大学生” はキャンパスに入れないなどオンライン以外でのつながる機会がほとんどないという状況が続いていました。
その中でもさらに1年生は、そもそも、初めて一人暮らしをしはじめたなど、高校生までのつながりと離れて、新しいつながりをつくるタイミングでCovid-19の影響をうけることになったため、社会の中で一番孤立した状況でした。本プロジェクトはそのような中で、企画をするに至りました。
本プロジェクトを通して、コロナ禍を体験した2020年の大学1年生が、2021年4月入学の新入生のつながりをつくることで2年度に跨いだ大学1年生につながりを少しでもプレゼントできたらと考えております。
どのようにチャレンジするのか?
2020年度の大学1年生を運営の中心に、2021年度の大学1年生をつなげるために各界の素敵な登壇者を招いたフェスイベント(オンライン / オフライン)を行います。
また、当日あつまった大学1年生を対象にした、オンラインコミュニティをたちあげることで、事後のつながりを維持、活性化します。
2月 : Webサイトの立ち上げ , 大学生メンバーの拡充 , 登壇者決定
3月 : 広報 , イベントの細かい仕組み決定 , スポンサー周り
4月 ; イベント実施 , オンラインコミュニティの立ち上げ
プロジェクトメンバー
金 亨哲
渡辺 直樹
中澤 俊紀
中澤 俊紀
中央大学法学部政治学科卒業。2013年大手証券会社に新卒として入社。個人・法人営業に携わり最優秀新人賞を含む多くの社内表彰を受賞。M&A等から事業承継まで幅広い業務に携わる。
応援コメント
私自身、多くの大学生と話してきたが、新しい友人との出会いや仲間との楽しい思い出を作る貴重な機会を逃してしまうことに不安や悲しみを感じている学生が多い。だからこそ、この取り組みはとても重要だと思い、日本で成功して、渋谷から世界に広まることを期待している!
リーダーインタビュー
あなたの「問い」は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
つながりって今、すごく大事だと思います。もう少し今風にいうなら、コミュニティの力が今、とても必要になってると思います。
Covid-19はあらゆるつながりを壊すキラーウイルスです。家族にコロナをうつしてしまったという話は象徴的ですが、様々なコミュニティが公式なあつまりを開催できなくなりました。それは、すでにつながっている方々だけではなく、これからつながろうとしている全ての方々ですらです。
大学生に限りませんが、若者にとって、一番の教材は目の前のつながった “人”ではありませんでしょうか?あなたが、すでに “大人” なら、尊敬する人の一挙手一投足を真似したことが、今のあなたをつくったと言える部分が少しはあるのではないかなと思います。
今、特に大学1年生はつながれません、なんなら、キャンパスに通えず、コロナ前までと違って、新しい友だちをつくるチャンスもオフラインでは訪れなかったみたいです。
こんな世の中だから、違うつながりかたを。もしかしたら、今まで以上に新しいつながり方が。そのような未知の価値がこの問いにはありかもしれません。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
つながりが大事であると言う点で書かせていただきます。僕は日本に生まれた在日コリアンの3世です。生まれは神奈川、幼稚園は新潟、小学校から高校までは愛知の民族学校に通っていました。大学から東京に上京してます。
日本に生まれました。祖父母の故郷は韓国の釜山です。ただ、小中高で通った民族学校は朝鮮民主主義人民共和国との関係が強い学校でした。
上記のような状況で、いわゆる “普通” と違った自己意識を持ち、故郷がどこの国になるのかもわからないで過ごす中で、それでも、今、とても大事な友人や仲間に囲まれて、未来を一緒につくりたいとあがいています。
そんなつながりの多くは大学時代にいただいたものでした。大学のときたまたま、参加したプログラムや、たまたま出会えたつながりが僕に”故郷”と言ってもいいような自然な人と人の関係をくれました。そして、それ以降、そのようなつながりに恵まれています。
慶應義塾大学で開催させていただいたTEDxKeio2013に登壇してもらった当時の中学生が今回のメンバーの一人で、ディレクターをしてもらってます。年下とつながったことも、年上とつながったことも、すべて、この人生で一度の大事な機会だと感じてます。
縁をつなぐこと、そこに義務を感じながら、縁を紡ぐ土台を考える、そんな感性を上記のような経験からいただきました。(綺麗にまとめましたが、もっと刺激的な経験もあります。語れるときにまた、ぜひ語らせてください。)
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