農業は“儲かる”と“環境に優しい”を同時に叶えられるのか?
私たちは紅藻「カギケノリ」を活用した低メタン飼料を開発、和牛ブランドと掛け合わせることで、新しい農業モデルの確立にチャレンジする。このプロジェクトは単なる技術開発ではなく、農業を「憧れの産業」に変える挑戦です。
何にチャレンジするのか?
異分野の専門家やクリエイターとの共創を通じて、事業を社会にどう伝え、どう受け入れられるかを探りたい。
なぜチャレンジするのか?
環境に配慮をした商品というものは他分野・異業種でもたくさんあります。社会にとって理想の仕組みや商品であったとしても必ずしも消費者の購買動機に紐づくとは限らないのも実情です。実際に業界の垣根を超えた人々が集うQWSという環境で、俯瞰した自分たちの商品つくりというものを目指したいというのが理由です。
どのようにチャレンジするのか?
環境課題への貢献や農業の新しい可能性を発信する実験的な場として、展示やワークショップの実施、消費者や企業との対話を通じ、社会実装に向けた理解と共感を広げていきたい
プロジェクトメンバー
田中彰仁
西尾茉莉杏
西尾茉莉杏
代表が出場していたスタートアップコンテストの運営に携わっていた関係で代表と知り合う。新しい挑戦の現場に身を置き、自分の経験や知見を活かせる機会だと感じ、参画を決断。
採択者コメント

リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
儲けを優先、または環境性を優先することは簡単であり両者は製造業農業においてトレードオフの関係です。私の問は畜産というフィールドを越え、産業を越え多くの産業においても必要な考えであると思うと同時に波及させることによって、もっとクリーンで真に持続可能な産業に生まれ変わっていくと考えています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
農業高校時代、私は実習やインターンを通じて、牛や農作物を育てる現場に深く関わりました。そこで見たのは、自然と向き合い、誇りを持って働く一方で、経済的には厳しく「儲からない産業」とされる農業の姿でした。大学進学や就職で都会に出た仲間が多い中、現場に残る人々の苦労を目の当たりにし、「なぜ農業は持続可能な形で成立しないのか」という違和感が強く残りました。やがて私は産地直送サービスの事業に挑戦しましたが、流通や収益性の壁に直面し、根本から農業のあり方を変える必要があると痛感しました。その気づきが、現在取り組む低メタン飼料とクリーン和牛ブランドという新しい挑戦につながっています。
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