「妄想」する人が増えると、組織はどう変わるのか?

プロジェクト名 妄想アーキテクツプロジェクト
#妄想#ビジョン#ミッション#バリュー#企業理念#パーパス#MVV#組織開発#ワークショップ
「これはただの妄想なんだけど……」私たちはそんな前置きを合言葉に、自分がやってみたいことやワクワクする未来について語り合い、組織の妄想を「一枚の絵」にするサービス「ビジョンイメージボード®」を展開してきました。
しかし、「妄想する人」が増えることによって、組織はどう変化していくのでしょうか?
なぜ「妄想する人」が組織に必要なのか、「妄想する人」が組織にネガティブな影響を及ぼすパターンはあるのか否かを、「ビジョンイメージボード®」を用いたワークショップの実施や長期プログラムの導入を通して検証していきます。

何にチャレンジするのか?

なぜチャレンジするのか?

妄想が民主化された方が組織の可能性がより拡いていく可能性があると感じているためです。組織の中で妄想する人が「社長」「経営陣」などの特定のメンバーだけに偏っている場合、それ以外のメンバーは「こんなことを会社で実現したい。だからこの仕事をやりたい」といったように自分の意志やワクワクとした気持ちを持つ機会が少なくなってしまうのではと、私たちは考えています。その仮説に対しての考察・研究を深めるため、今回のプロジェクトにチャレンジしたいと考えました。

どのようにチャレンジするのか?

「ビジョンイメージボード®」を用いたワークショップの実施や長期伴走プログラムにおける様々な“問い”を通じ、なぜ「妄想する人」が組織に必要なのか、「妄想する人」が組織にどのような影響を及ぼすのかについて検証していきます。

髙松瑞樹

妄想アーキテクツ株式会社 代表取締役/ビジョンイメージデザイナー

髙松瑞樹

妄想アーキテクツ株式会社 代表取締役/ビジョンイメージデザイナー

妄想アーキテクツ株式会社代表取締役。組織のビジョンを1枚絵で可視化する「ビジョンイメージボード®︎」を軸に、企業と個人の熱狂の源泉となる“妄想”を具現化するクリエイティブ制作やワークショップ・研修等を事業として展開。

ヤマグチタツヤ

ヨハク代表/ブランディングプランナー

ヤマグチタツヤ

ヨハク代表/ブランディングプランナー

「ビジョン共感で組織が自走する企業ブランド構築」を信条に活動。 一部上場企業・IPO直前ベンチャー等の採用ブランディング コンサルタント経験を経て独立。 現在はベンチャー企業のコーポレートブランディングを主に支援。一般社団法人 日本ブランド経営学会 理事

応援コメント

マーケティングでもビジネスモデルでも戦略でもない。「パーパス」を中心に経営をリードしていく「大パーパス経営時代」が幕を開けています。力強い武器でもありながら、組織全体に浸透させることの難易度が高いパーパスは「妄想アーキテクツプロジェクト」を通して絵として描かれて出現します。言語でもロジックでもない、イメージでパーパスを語れることによって浸透力が高まった時、日本企業の経営力は飛躍的に向上する未来があるかもしれない。そんな可能性を心から応援します。
株式会社アルファドライブ 代表取締役 兼 CEO麻生要一

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

【「妄想」する人が増えると、組織はどう変わるのか?】という問いに向き合うことで、下記のような未知の価値に繋がると考えています。

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(1)毎日目の前のことに没頭してワクワクして生きる人が増える ビジョナリーな起業家のように自分の夢やパーパスを持っていない個人でも、毎日目の前のことに没頭してワクワクして生きられるようになると考えています。妄想ができるようになると、「上司がこう言っているから」、「会社の方針がこうだから」という理由ではなく、「自分がやりたいからやる!」という自発的なエネルギーが生まれます。
「ビジョンの言葉にある“地域”って、具体的にどこを差しているのだろう?」「もしもこの“地域”に海外も含まれるなら、このサービスを海外で展開したらどうなるんだろう?」と妄想を膨らませる人がいたとしたならば、「自分はヨーロッパでこんな事業を展開してみたい!だから、まずは今の仕事をこういう風に進めてみよう!」といったように、同じ仕事であっても今よりもワクワクと没頭できるようになり、想像を超えた未来への一歩目を踏み出せる人が増えていきます。

(2)職種や資質に囚われない「妄想力」の民主化 「妄想してしまう瞬間」の条件や要因を明らかにすることで、職業や資質に囚われず誰もが妄想する機会を得ることができます。 「妄想力がある人」というと、漫画家や作家のようなクリエイターであったり、オタクのように一部の限られた属性の人を思い浮かべるかもしれません。
しかし、妄想は決して特殊な能力ではなく、誰もが平等に使いこなせる可能性を秘めているはずです。それにもかかわらず、妄想できるか否かが職業や資質によってラベリングされてしまう現状に違和感を覚えています。
また、「自分は右脳派ではないので……」「アイディアを出すのは苦手なので……」と自ら妄想する機会を逃してしまう人が多く、その点にも非常にもどかしさを感じています。 こうした想いから、「妄想できない人が悪いのではなく、妄想したくてもできない環境に問題があるのでは?」「組織には妄想が必要だという根拠を明確にすべきなのでは?」と考え、今回の問いを掲げました。
そもそも企業のビジョンについて考える機会がなかったり、考える機会があっても妄想までは至らない原因があったり、妄想しても否定されてしまう風潮があると感じているため、ワークショップ等での問いの設計だけでなく、会社特有の企業風土との関連性なども踏まえて今回のプロジェクトでは考察を深めたいと考えています。
加えて、近年、「アート思考」や「デザイン思考」といった言葉が市民権を得るようになってきましたが、「妄想力」も同じような文脈で語られるような社会にしたいと考えています。妄想はクリエイティブツールに限らず、ありとあらゆるアウトプットの根源となるものです。社会を変える新規事業も、楽しい沖縄旅行のスケジュールも、誕生日のサプライズも、全て妄想から生まれます。

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今回掲げた問いの探求をきっかけに、「それってただの妄想じゃん」ではなく、「その妄想、いいね!」が当たり前に飛び交う組織が増えることで、想像を超えたワクワクする未来が実現すると信じています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

「これはただの妄想なんだけど……」私たちはそんな前置きを合言葉に、自分がやってみたいことやワクワクする未来について語り合う場を作り、みんなの妄想を「一枚の絵」にするという活動を行ってきました。
その結果、たった一人の経営者の脳内にあった妄想(≒ビジョンや事業計画)が働くメンバー一人ひとりの妄想へと変化する瞬間に立ち会ってきました。
しかし、「妄想する人が増えたら、具体的にどんな良いことがあるの?」「妄想ばかりするようになったら、会社を辞めてしまうのでは?」といった不安の声をいただくこともあります。

そこで、なぜ「妄想する人」が組織に必要なのか、「妄想する人」が組織にネガティブな影響を及ぼすパターンはあるのか否かを、しっかりとした根拠を用いて説明できるようになりたいと感じたときに今回の問いが生まれました。
また、人材育成の観点でも「妄想する人の増やし方」に興味があります。とある企業でワークショップを実施した際、普段は自由にアイディアを発想することが苦手な人が「こんなアイディアはどうだろう?」と、想像を遥かに超える形で妄想を膨らませられた瞬間がありました。
妄想を膨らませやすい条件、反対に妄想を阻む環境要因に対して考察を深めたいと感じ、今回のプロジェクト応募に至りました。

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