なぜメンタルケアにはネガティブなイメージが付き纏っているのか。
何にチャレンジするのか?
そもそもメンタル不調に陥る人を減らす圧倒的一時予防をカウンセリングサービスで実現させる。
カウンセリングの大きな課題である「カウンセリング=事後ケア」「カウンセリング受ける=ネガティブ(俺は病気なんだ、受けることは負け組)」のイメージを一新し、「カウンセリングを受ける(セルフマネージメントができている)人=かっこいい」という新たな常識を生み出す。最終的にはメンタルマネージメントが人々の日常生活に自然に溶け込むことを目指している。
なぜチャレンジするのか?
僕(出口)の不登校の原体験もあるのですが、ここでは一旦市場の課題にフォーカスしてお話しします。僕の原体験が気になる変わり者の方はTwitterからどうぞ。
市場の課題は色々ありますが一言で言うとバイアスです。 そもそも心って病んでからじゃ遅いんですよ。その時にはもうお金も心にも余裕がありません。当たり前ですが、そもそも人が病まない社会が実現できれば、みんな自分の価値観に従い人生を幸せに生きることができるんですよ。
カウンセリングって「優しく寄り添ってくれるサービス」ではないんですよ。「自分の生まれながらの気質と、これからどう付き合っていくか」その答えをカウンセラーと探す場所なんです。既存のカウンセリングへのイメージはまるで社会からドロップアウトした時のセーフティネット。これは「カウンセリング = 優しくされる場所 = 病人が行く場所」みたいなバイアスが起因だと思っています。「カウンセリングに行った結果、自分を病人と認めているみたいでさらに病んだ」みたいなケースもざらにあります。本末転倒ですね。このバイアスはカウンセラーのワーキングプア含め市場の大きなボトルネックであると考えています。
どのようにチャレンジするのか?
toB向けメンタルヘルスサービスの作成
11月:現段階のカウンセリングにおける課題ソリューションの仮説を洗い出し、MVPを作成し仮説検証を行う。それと同時に心理士、ターゲットのビジネスマンへのヒアリングを行う。11月は仲間集めをしながら中旬に登記を行う。
12月:MVPを用いての仮説検証。資金調達のために人に会いにいき、プレゼンを行う。仲間集め。プレスリリースを打つことで認知を広める。
1月:プロダクトリリースに向けてのヒアリングを引き続き行う。仮説検証を元にプロダクトの作成を行う。
プロジェクトメンバー
出口史門
磯野洸一
応援コメント
それが「生け花」を通じてどんな進化をしているのか、率直に興味がある。そしてその繊細さが、今の高校生にどんな価値を与えてくれるのか、社会的関心もある。
私たちが気付きもしなかった、小さくて大切なことを提示してくれるのではないか。そんな予感がしている。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
僕たちのビジョンは「どんな価値観を持つ人でも心豊かに仕事ができる社会の実現」です。カウンセリングが日常に溶け込み、人々が少しでもメンタル不調を感じたらこのサービスを利用するという新しい常識を作り出すことができたのであれば、そもそもうつ病になる人の数やその先の「自殺」の数を減らすことができると考えています。
そのためには、現在の常識である、「カウンセリング=事後のケア」「カウンセリングを受けること=ダサい」と行ったネガティブなイメージを、「カウンセリングを受ける(セルフマネージメントができている)人=かっこいい」という新しい価値基準に塗り替えていく必要があります。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私(出口)は中学3年生の時、高校受験を控えた冬休み直後に不登校になりました。それまで親父が脳外科医だったこともあり、盲目に医者を目指して冬休みは1日12時間毎日勉強しました。 三学期、自分ではメンタルが蝕まれていることに気づいていなかったのですが、ある日突然声が出なくなり、授業中に無意識に涙が出て教室を飛びたした時、自分は病んでいるんだと気付きました。
中高一貫なので高校には行けたのですが、復学後は自分の意思で決めたこと以外はやらないと心に決めて生きています。以降、生け花やバンドなど趣味も増え、上京後も誰にも媚びずひたすら自分のやりたいことに従事しました。 しかし、やはり私は自分の感情に従うことが苦手です。私は自分の感情をコントロールする事で今は悩みゼロで幸せに生きているのですが、自分の感情に従う機会は減っていきます。
私はこの事業を自分がやることで、自分の感情の扱い方に関する課題意識に向き合えるため最高に幸せです。 他にも、日々頑張る人々が気づかぬうちに心が壊れてしまうことを防いだり、今の日本のメンタルケアの仕組みの現状への復讐心なども私の心のエンジンです。
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