お金に表すことができない価値を解き放つと、社会はどうなるだろうか。
忙しないこの社会の、自己実現が社会貢献になる世の中への転換
それが今ならできるのではないか。
人々の活力と共感がより深く集まる未来を、価値指標、投資の原理をハックし、社会に組み込めば実現できると考えます。
何にチャレンジするのか?
QWS期間中の活動として、「お金にならない価値」を具体的に指標化、流通させる試みを中心に据えています。課題と仮説を持つ大学生が、専門家の意見や現場の声、既存の研究を基に、これまでの経済的評価が見過ごしてきた価値を明らかにし、新たな評価基準の提案を行います。その成果を一冊の本としてまとめ、多くの人々へと共有します。その後は、共感ベースの共同体の形成、拡大、行動までを行うような設計をサポートします。
なぜチャレンジするのか?
どのようにチャレンジするのか?
プロジェクトメンバー
髙木俊輔
渋谷竜響
會田直樹
會田直樹
社会関係資本の概念を中心とした切り口でコミュニティについて学ぶ傍ら、教育系の活動に関わる。
大学1~2年次は教育系学生団体でキャリア支援活動に従事。 現在は教育系ベンチャーのインターンとして探究学習の教材作成及び講師を務める。
ビジネスにも関心があり、start up weekendやUGIPでの入賞経験がある。
2023年10月から大学を休学中。
田村一馬
田村一馬
1998年生まれ。
Clubhouseが流行する1年前より音声サービスを開発、エンジェル調達直前でClubhouseが日本上陸し、海外プロダクトとの圧倒的な差から辛酸を舐める。
以来、PioneerやAlchemistをはじめとする海外アクセラレーターに積極的に参戦し、Web3領域における事業に可能性を感じるように。
12月よりBankless DAOの日本支部立ち上げに参画し、サンフランシスコでDAOの可能性を強く感じ、日本から100万個のDAOを立ち上げるDAO「DAOAsia」を創業。 国内外の豪華ゲストを招いた一週間のDAO構築プロジェクト「DAOATHON」https://dao-a-thon.studio.site/ を運営。
現在はコンサルティングファームに勤務しつつ、Bankless Japanのコアチームとして活動中。
西村吉正
Web3企業Gaiaxにインターン中
西村吉正
Web3企業Gaiaxにインターン中
北海道出身。幼少期をパキスタンとアメリカで過ごす。中2で英検一級を取得。高1でStanford e-Entrepreneurship プログラムを修了。世界規模での社会課題の認識やその解決に取り組む姿勢を学ぶ。 2023年、東京大学に進学。1年の夏には、群馬県庁の協力の下、同県の製造業分野の課題解決に向けたフィールドワークを仲間と実施。9社の現場でのリアルな対話を踏まえ、課題抽出と改善提案、ソリューションの実施までを行う。発見した課題をレポートにまとめ、東京大学研究員、群馬県庁に提出。 秋からGaiaxのDAOコンサルティング事業部でインターンを開始。DAOをソリューションとして、地方創生のプロジェクトに最前線で関わる。 課題の本質を見抜き、それを言語化する能力に長ける。行動力、英語力、国際感覚も活かして、独自の視点・発想をチームにもたらす。
田口響生
田口響生
鳥取県出身。
高校2年時に、自ら行なったガーナでのフィールドワークの結果を元にブロックチェーンを現地に導入する論文を執筆した他、全国高校生マイプロジェクトアワード全国優秀賞を受賞し、東京大学へ推薦入試で合格。
大学入学後は、ポスト資本主義や脱近代をテーマに、経済学・人類学・哲学・アフリカ地域研究などを中心に学びつつ、東大すずかんゼミのゼミ長、合同会社メッシュワークにて新規事業企画担当などを務めている。
有嶋瞭
有嶋瞭
鹿児島県出身。
学生団体東京大学Diligentの初期メンバーとして団体の組織、運営、広告を担当。国際会議誘致活動や海外上場を見据えるバイオベンチャー企業の市場調査委託、離島での研修企画・実行、東大産学官協創学習ゼミの設立・運営に関わる。
東京大学とダイキン工業の共創インターンシッププログラムUGIP(UTokyo Global Internship Program)のリーダーとして世界一周し、世界各地の拠点を訪問して得た知見をもとにダイキン工業に事業提案を行った。
東大で行われているアクセンチュアとの共同ゼミや、伊豆に滞在して人と自然との関わりを学び考える伊豆ゼミなどにも参加している。
現在松尾研発スタートアップSynclipでのインターン中。 プロジェクトを進める上での役割:大学コンテンツメディア創成。投資家・メディア・支援者・企業と学生の関係性構築。
吉田賢
吉田賢
宮城県仙台市出身。
TEDxUTokyoにてpartner(渉外)・branding(広報)を担当。
また昨年発足した東大発の教育支援NPO法人FOSにて東大支部長を担当し、全国各地の60を超える高校と提携し、対面でのキャンパスツアーや東大の模擬講義受講・東大生との交流会等を実施している。
また、自治体の教育支援案件の受注や不登校支援事業・プログラミング教室の開講なども行なっている。
さらに、就活系のスタートアップにてインターンをしており、主にトップ大学の学部生に特化した100名規模の就活支援イベントを統括している。
プロジェクトを進める上での役割: 外部関係統括。企業・投資家と学生の関係性構築。
塚田裕次郎
塚田裕次郎
東京都出身。
現在は東京大学学生による中国・北京大学との議論サークルにて副代表を務める。
また、学生によるメディア運営サークルにも所属し、他学生団体の活動を記事執筆をする企画を進めている。
趣味はうどんを打ち。
プロジェクトを進める上での役割:メンバーに同行しプロジェクトの進捗を伝えるとともに彼らの奮闘を記録する記事を執筆する。
応援コメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
社会がより良い方向に向くように、皆がトライアンドエラーし続けられる、レジリエンスの高い社会が実現すると考えます。 詳しく3つに分けて説明します。
①個人レベル:新しい組織形態を実践し、共有することで、 変革を起こす、「知っていて、できて、やっている」人々を増やすことができると考えています。
②共同体設計レベル:意思決定を委ねてしまうという日本人の国民性が生み出す課題、「価値が見えない、だから動けない」ということを、指標を提示することで動く前の懸念を解消し、ノウハウを蓄積しつつ価値変革を起こし続ける共同体を作り上げます。
③社会レベル:Z世代の利他精神や持続性への感性は大きな価値を持っていると考えていますが、まだ現状の社会はその世代を受け入れられるような体制になっていないと考えています。
リジェネラティブ企業、ゼブラ企業、ティール組織といったこれからの人々に適合する組織体を生み出していくことができると考えています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
日本人としての属性を持った自分が、よりよく人生を生きるための今の行動を仮説思考で考えることによってウェットな社会を総体的に、主体的に理解して、技術での解決を目指して活動することを通して育まれました。
私は小学校時代からの教育や課外活動を通して、ある価値指標が突出して強い世の中に対して違和感を感じていました。例えば、高校2年生時に知的障害者の教育ボランティアをおこなっていた際に、その子たちのしたいことを制限しているのは社会であり、資本主義の中で測られる生産性をはかる能力主義一辺倒の社会の被害者になっていると感じました。
その構図は日本の経済にも色濃くあり、便利さを重視して豊かさを軽んじることで発展していく世界のメインストリームが日本の文化とかけ離れていること、その中で強みを活かせてないことが現在日本を課題先進国たらしめていると考えます。
この課題を解決するには、私たちの世代から新しい価値軸を導入することが必要と考えます。 日本はIPが非常に強いです。そのことは、日本は価値を適切に表現できればまだ戦えることを示しているのではないでしょうか。
私は「生きがい」にとても大きな人間の存在目的を感じています。資本主義だけの単純な争いは、還元すれば狩猟時代にたくさんの動物を狩った者が生き残ることと同じだと考えます。 実態を持たない豊かさという概念まで、価値として見出すことが、これからの時代に必要な「生きがい」ではないでしょうか。
大学に入学してからは、本郷Web3バレーに所属、共同代表としてWeb3を学ぶことを通して、DAOに対する興味がありました。デジタル上で環境による障壁がないこと、トークンとして価値を流通する仕組みを作ること、個人がエンパワメントされることが私のWeb3に対して感じた可能性でした。
以上のような自分が考えてきたことと社会との関わりを考えた時に、それを理解できて、提唱できて、実践できる場所が必要と考えるようになりました。 そこで出会ったのがDAOでした。DAOの価値は分散型組織が可能になることに限らず、Web3のフレームワークを用いて社会実験が容易にできることです。
人間社会の構造を包括的にデザインできることができることにとても魅力を感じました。 それ以来「人生をより健康に生きたい」という素直で人間的な欲求は、Web3の技術を通して解決できるのではないか。と考えています。
これは本を出版した後の構想として 今回提案するPJも社会実験であり、仮に途中で失敗したとしても、それを継承することができれば非常に意義深いものとなると確信しています。
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