令和における音楽一曲の価値とは?
何にチャレンジするのか?
ストリーミングサービスの台頭による曲の消費財化。SNSの普及による短時間で分かるノリの良さや踊りやすさへの重要性の集中とそれに伴うメッセージ性の低下。これらによる「伝える音楽」から「売れるための音楽」へのシフト。
以上の音楽の消費財化、ビジネスや流行を追い求めた形骸化による一曲に対する価値の低下を食い止め、一曲に対しての社会的価値を高めたい。
なぜチャレンジするのか?
我々はCDを購入または借りる動作を経て音楽を聞く過去を持ち、かつ現在ストリーミングサービスを利用するという双方の音楽の関わり方を知る最後の世代である。おそらく現在の中高生はCDを購入する経験や借りる経験を滅多にしないだろう。
そこで我々が行動をしなければ失われてしまう価値が存在すると自覚した。また、どの音楽レーベルにも属さない学生が行うことでアーティストを縛り付けている制約とも戦えると信じている。
どのようにチャレンジするのか?
リスナーには音楽への向き合う時間を変化させ、音楽の価値を高めるために我々intentは人々にアーティストの込めた想いに触れる場を作り、音楽の持つメッセージ性にフォーカスを置くだけではなく、人々がより深いレベルで音楽に向き合うためのコンテンツを提供し、アーティストにはリスナーの求める情報を提供することで、より深いコミュニケーションを可能とするだけではなく、本当に表現したかった作品を正当に評価してもらえるプラットフォームを実現させ、音楽に関わる双方の方向から音楽の一曲の社会的価値を向上させます。
5月:QWSのスタジオ利用を前提とした動画媒体のMVPの作成。様々な人とのブリッジの形成とアイデアの共有によるブラッシュアップ。
6月:MVPにて仮説検証、実績の形成。
7月:MVPでの仮説検証、実績を踏まえて本ローンチ。Youtubeを用い、月末目標として月の動画配信数:8本。登録者数:1万。月の総合再生回数: 3万6000回。さらに最終的に音楽レーベルに対して展示を行うことで協力を促し、より社会へ大きな影響を与えられるように地盤を固める。
プロジェクトメンバー
三平 将伍
鮫嶋 一樹
鮫嶋 一樹
1999年生まれ。慶應義塾大学経済学部在学中。體育會水上スキー部にて、現在主将を務めている。ゼミにて、経済学を基礎にした様々なデータを分析を行い、新たな社会的価値を見出すことによる「感動の設計」を行っている。
応援コメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
今後さらなる技術の革新によって人々の生活は益々過ごしやすいものに変化すると考えられる。この変化は音楽を含め様々なものにメリットと、その陰にデメリットをもたらすはずだ。我々はその中で目に見える合理的な側面ではなく、本質的な忘れてはいけない、なくしてはいけない価値というものに焦点を当て、常に常識に疑問を投げかけてアナログな真価を後世に伝えたい。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私は母親の幼稚園への送迎時のBGMから音楽の感性が確立されたと考える。当時の流行りの音楽や母親の懐かしの音楽などを興味津々に聴きながら言葉の意味を訊ねたり、運転をする母親の代わりにCDを入れ替える、またCDに付属する冊子を読んだりなどして音楽はコミュニケーションツールとして、CDというリアルな媒体込みとしてイメージが確立した。
その上で私も中学生の頃まではCDをレンタルショップで借り、それをパソコンや音楽再生機器に落として音楽を楽しんでいた。しかし現在はストリーミングサービスを使っている。過去を振り返ると限られた資金で支払うため、事前に借りる曲のリサーチをし、アルバムをより丁寧に鑑賞していたりと不便さと並行して音楽一曲に対して感じる価値が非常に高かったことに気づいた。また、SNSなどの影響でヒットする音楽の種類にも踊りやすさや曲の長さなどの面で変化が見られることを意識し始めた。ここで音楽は時代とともに変化していく側面を持つが、今日の流れは本来変化させてはならない普遍的な価値すらも変化させているのではと感じた。
そこで自分の世代の選択次第で今後の音楽に大きな変化が生じると感じ、音楽の聞き方の両者を知る最後の世代であり、かつどこのレコード会社にも属していない我々がムーブメントを起こす必要性があると自覚した。 その最中に私は個人的な好みのアーティストがの一曲ごとに、作成時の感情等の様々な情報を記した文章を読んだ。読む前後で私のその楽曲に対する感じ方や聞き方に大きな変化が生じ、またその行為に幼い頃の音楽のイメージをフラッシュバックするという体験をした。そこでこの体験を広めることで人々の音楽への向き合い方の変化を生み、本来持つメッセージ性などの音楽の価値に対してフォーカスをすることが可能だと考えた。
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