優しい社会を創るため、フェミニズムと共に何ができるのだろうか?
何にチャレンジするのか?
フェミニズムという考え方に馴染みのない人から向き合い続けてきた人たちまでが、円になって座って話込めるような空間を作りたいと考えています。そのためのテーマ設定、場所の用意、雰囲気作りについて試行錯誤していきたいです。
なぜチャレンジするのか?
男性であること、異性愛者であること、健常者であること、こうして様々なイベントの情報にアクセスできる環境に生まれたこと。本当は単なる個性であって良いはずの属性が、いまの社会では人を踏みつける「特権」となってしまいます。そう考えた時、私たちは自ずと自らの加害性に向き合うことになります。意識して加害していたわけではありませんが、社会の規範を意識して生きる私たちにとって、人に常識などを押し付けてしまうのは必然的なのかもしれません。
ただ、そんな社会に少しずつでも声をあげていかなければ、居心地の悪い社会はなくならないと思います。そんな聞き心地の悪いことも、明日ちょっといい社会を創るためと考えればポジティブに捉えられるかもしれません。考え方の違いを認め、自分にとって聞き心地の良くない意見にも、一つの意見として尊敬の気持ちをもって向き合える場所を創りたい。そして、多くの参加者の皆様にとって「ここでなら本当の自分を出してもいいんだ」と思える居場所を作りたい。それは、床に円になってあぐらをかいて話しているような空間であり、「あなた」が属性ではなく「あなた」のまま尊重される空間なのです。私たちが創るであろうこの価値を、もっと色んな人の当たり前にするべく、チャレンジし続けています。
どのようにチャレンジするのか?
私たちが過去5回開催したイベント「The feminism -フェミニズムから考えるこれからの社会。これからの私たち。-」の第6回を企画/開催します。
8月:上旬でThe feminism Vol.6(内容は未定)の企画を開始し、下旬にはQWSにてフィードバックをもらいつつ、ブラッシュアップし、企業/ゲストとの交渉を始めます。
9月:資料作成/メディア露出などの作業を進め、当日の進行など細部まで企画を詰める。
10月:上旬にイベントを開催したのち、下旬にはそのイベントを踏まえたプロダクト作成を行います。
プロジェクトメンバー
KOMOMO
KOMOMO
2004年生まれ。フェミニストとしての起業を夢見るしっかりしてる風の高校生。キーワードは音楽と世界とフラメンコ。”人と違う”が大好きでドラアグクイーンのオタク(?)実はBABYMETALのライブでヘドバンしてたりもする。基本何かに追われているが、なんでも楽しめるタイプなのが不幸中の幸い!
SHIORI
NANA
NANA
2002年生まれ。味の濃い食べものが好き。お気に入りの色は紫。最近のマイブームはYouTubeで韓国アイドルのMVやステージを観まくること。チル~って感じの初夏の夕方が一番好き。今行ってみたいところは台湾!
RACHEL
RACHEL
2003年生まれ。日蘭ハーフの高校生。アムステルダムで生まれ、田んぼに囲まれながら新潟で育つ。身長は高いが運動神経は壊滅的で、映画鑑賞とお絵描きが趣味。音楽の好みも幅広く、特に1970年代のロック、ディスコ、ジャズを愛してやまない。元気がなくなると、映画マンマミーアか、尊敬するクイーンのドラァグショーの動画を観るらしい。
KYOKA
KYOKA
2003年生まれ。大阪出身。2003年生まれ。大阪出身。現在NZに留学中。韓国ハーフ。お化粧とお洋服に命をかけている。KPOPとハロプロに目がないドルオタ。5人兄弟の長女なので意外と面倒見がいい。苦手なのはボールを使うスポーツ、成功した覚えがない、、自分は将来なんだってなれるって思いこむキャンペーンなう。
GAKU
GAKU
2002年生まれ。生まれは岡山、育ちはシンガポール、故郷は東京。『進撃の巨人』と『ワールドトリガー』を愛している。なんでもできるけどなんにもできない。いま一番おすすめする本は高校の世界史の教科書。ジェンダー学と脳科学に興味があるので大学生頑張ってる。
LISA
MAHO
MAHO
2003年生まれ。好きなことはギター弾くことと絵を描くこと、寝ること。最近は完全に歌舞伎の虜で、月2で観劇。私の癒しは、3歳になるうさぎのラビ!本当に可愛くて愛おしい。落ち込んだ時は5SOSとかGleeの曲を大音量で聞いて大声で歌ってポジティブな自分に切り替えてる。永遠にJKしてたいのが今の願望。
ALISA
ALISA
東京育ちのフェミニスト。趣味は映画鑑賞、読書、美味しいお店を開拓すること。将来の夢は魔女になること。モットーは「生存は抵抗」。
応援コメント
この問いに対して優しさをもって答えを見出したいという姿勢にとても共感します。フェミニズムが問いではなくなり、だれもが当たり前に生きられる社会を10代の若者たちと一緒に思い描き出せたら、とても素敵なことと思います。私のこれまでの経験をふまえて、ぜひ応援したいと思います。
彼女たちが描く2.0の姿は、男や女に関わる、不要な枠組みや偏見をなくすことだという。
「優しいフェミニズム」、それはもう生まれているのかもしれない。
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
私たちimIは、Z世代のリベラルなマインドを持って、フェミニズムの視点から社会を見つめ、”あらゆる属性に関係なく「あなた」も「わたし」もそのまま尊重される、優しさのある社会”の実現をビジョンに掲げた学生団体/NGOです。
2020年4月に初のオンラインイベント「The Feminism -フェミニズムから考えるこれからの社会、これからの私たち-Vol.1」を開催し、参加者延300人を超えるイベントの開催やプロダクトの開発を行ってきました。そんな私たちの問い、「優しい社会を創るため、フェミニズムと共に何ができるだろうか?」はもしかしたら目を瞑りたくなるかもしれないような現実と向き合い、手を取り少しでも良い社会を目指していくために必要だと考えています。男性であること、異性愛者であること、健常者であること、こうして様々なイベントの情報にアクセスできる環境に生まれたこと。本当は単なる個性であって良いはずの属性が、いまの社会では人を踏みつける「特権」となってしまいます。
19世紀のフェミニズムは男性の特権性に対して声をあげるところから始まりました。200年経った今、私たちimIはあらゆる属性に備わっている偏見や差別に目を向け、すべての人がそれらから解放されることを望みます。そう考えた時、私たちは自ずと自らの加害性に向き合うことになります。意識して加害していたわけではありませんが、社会の規範を意識して生きる私たちにとって、人に常識などを押し付けてしまうのは必然的なのかもしれません。
ただ、そんな社会に少しずつでも声をあげていかなければ、居心地の悪い社会はなくならないと思います。 そんな聞き心地の悪いことも、明日ちょっといい社会を創るためと考えればポジティブに捉えられるかもしれません。考え方の違いを認め、自分にとって聞き心地の良くない意見にも、一つの意見として尊敬の気持ちをもって向き合える場所を創りたい。そして、それは単なる議論の場には留まりません。私たちはこれまでいくつかのイベントを開催してきましたが、多くの参加者の皆様が「ここでなら本当の自分を出してもいいんだと思えた」と居場所のように思ってくれました。それは、床に円になってあぐらをかいて話しているような空間であり、「あなた」が属性ではなく「あなた」のまま尊重される空間なのです。 私たちが創るであろうこの価値を、もっと色んな人の当たり前にしていきたい。 そんな思いで問い続けています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私たちは一人ひとり違う道を歩んでimIにたどり着きました。自分が「女の子だから」という理由で傷つけられていることに気づいた人。自分が大切な人を無意識に傷つけるかもしれないということに気づいた人。みんながお互いに気づかないうちに傷つけあっていることに気づいた人。それぞれの経験は異なりますが、全員に共通するはこの少しだけ優しくない社会を生きていて、それに偶然気づいたことです。
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