伝えられるか未来への愛を―3Dと5Gが当たり前の時代のコミュニケーションとは?

プロジェクト名 ♡Future Lab.
#VR#ホログラム#MR#メッセージ#アーカイブ
人どうしのリアルな触れ合いが制限されている今、未来へ向けて、愛や希望をVR/ホログラムによる3Dメッセージをアーカイヴ化し、多くの人たちとシェアしたいと考えています。DoubleMe, Inc.の全面的な協力を得て、ヴォルメトリック・キャプチャーでリアルなホログラムを作成していきます。キャプチャーされ、バーチャル化した参加者は、いくつかの中から選択できる3D空間の中に自分で撮影した写真を展示し、「今」ならではの、その作品にまつわるメッセージを語ります。

何にチャレンジするのか?

VR/ホログラムを使うことで、今まで見えなかった情報を多くの人と気軽にシェアできるようにすること。

なぜチャレンジするのか?

AR/VR/MR、ホログラムは「今年こそイッキに来るぞ!」と毎年繰り返し言われてきたにもかかわらず、今に至るまで未だにその実感はありません。あるサービスが標準化されるには、多くの人たちがそのサービスの存在を知り、試してみて、それで何ができるかを自分で想像できるようになることが重要です。私たちのプロジェクトの重要なポイントは、この部分で多くの人たちの背中を押すことだと思っています。そのために、若者たちを中心とする多様なAR/VR/MR、ホログラムに関心を持つクリエイティブなコミュニティを築いていくことが重要ではないでしょうか? 私たちはそのプロセスでリーダーシップを発揮し、貢献したいと思っています。そして、その活動から新たなビジネスチャンスを考え、実現したいと思っています。

どのようにチャレンジするのか?

  1. メンバーを中心にヴォルメトリック・キャプチャーによるデータ採取。特に、今までデータのない「着物姿」のヴォルメトリック・キャプチャーによるデータ・サンプルを紹介して、評価できる点、問題点についてアーティスト、エンジニアの双方の視点から議論する。
  2. COVID-19の感染状況によるが、一般の人々に広く声をかけ、予約制でVRデータ・キャプチャー、及び、メッセージ収録を行なう。
  3. 蓄積したデータを元に、それらを魅力的に見せるためのいくつかのモデルを公開。対面、またはオンラインでのイベントを企画。
  4. 8月10日までに集めたデータを発表会で魅力的に見せるためのデータ加工、デザインを行う。それを「展示」して多くの人に見せ、その様子をヴィデオで魅力的に保存する。また、参加者、一般の来場者のフィードバックも記録する。

※COVID-19をめぐる状況によっては、日本政府、都からの指示に従って予定が見直される可能性があるかも知れません。

田宮 彩加

代表

田宮 彩加

代表

青山学院大学総合文化政策学部総合文化政策学科4年在学中  舞妓さんが大・大・大好きな渋谷の青学生で、舞妓VRの開発に取り組んでいます。テクノロジーと日本の伝統文化が好きで、両方を組み合わせて新しい可能性を見出したい。将来、VRやARを用いて伝統文化を今までとは違う再体験可能な形でデジタルアーカイブすることを夢見ています。

守下 誠

メンバー/エンジニア

守下 誠

メンバー/エンジニア

IAMAS(情報科学芸術大学院大学)修士2年在学中 AR技術を用いたエンタメ・ツールの研究と開発を行っています。刹那的なわくわくを生み出す「エンタメ的」側面と、色褪せない現実感を語り継ぐ「アーカイブ的」側面を見比べながら、AR/VR、ホログラム/MRの可能性を探究中。Unityでのコーディングにも挑戦していきます!

伏田 昌弘

メンバー/エンジニア

伏田 昌弘

メンバー/エンジニア

金沢大学大学院自然科学研究科修了。システム会社で働いた後、IAMAS入学。IAMASではMRを用いたLive空間の拡張をテーマに研究し修了。2020年04月からシステム会社に籍を置き「MRを用いた表現システムの開発とその展開の可能性」をテーマにIAMASとの共同研究を行っている。

岩渕 潤子

シャペロン

岩渕 潤子

シャペロン

プロジェクトの進行管理とわかりやすいプレス・リリースを守備範囲に若者たちの”chaperone”としての参加です。今回、全面的に技術支援を申し出てくれたDoubleMe, Inc.のCEO、アルバート・キム氏とは十年来の仲良しです。

赤松 正行

シャペロン

赤松 正行

シャペロン

モバイルからモビリティへ、リアルからリアリティへ、変遷する時代のなかで忘れ物を取りに帰る勇気を持ちたいと思います。岩渕さんとは日本でARが話題になり始めた頃からの付き合いで、アルバート・キム氏ともその頃からの友人。

Albert Kim

シャペロン

Albert Kim

シャペロン

アメリカの大学院でコンピューター・サイエンスを学び、卒業後はAR/VR/ホログラムの表現ができるプラットフォームの開発を手がけ、カリフォルニアのシリコンバレーでDoubleMe, Inc.を立ち上げました。開発拠点はロンドンとソウルですが、今回はFuture Lab.を若い社員たちと共に応援します。

白鳥 啓

メンバー/エンジニア/アーティスト

白鳥 啓

メンバー/エンジニア/アーティスト

株式会社 間チルダ 代表 東京工科大学卒業後、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーにてアートとテクノロジーを研究、AR技術を用いたアプリケーション「ARART」がドイツZKM アップアートアワードでグランプリを受賞。人とメディアの関係性をテーマに、先端技術を用いて、アート、音楽、映像、アプリケーション、プロダクト開発など幅広い分野で活動している。

平賀 大介

シャペロン/プロデューサー

平賀 大介

シャペロン/プロデューサー

映像制作会社ピクスに籍を置いて、SF、歴史ファンタジーなどの映画、ドラマ、アニメ等、Original Contentsを中心にプロデュース。近年は美術館での展覧会のテーマに基づいたオリジナル映像のプロデュースも手がけている。

応援コメント

オンラインコミュニケーションは対面を超えられるか?問いに惹かれました。
世界の分断が加速するといわれる今だからこそ、その可能性を追求する実験を応援したいし、たくさんの方々に参加頂きたいと思います。
NPO法人 ETIC. 代表理事宮城治男

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

まるで今、その場にいるかのようにメッセージを伝えることができたら「思い」の共有はどう変わるのか? オンライン・コミュニケーションは対面を超える価値を生み出せるか? そんな問いを元に今回のプロジェクトを考えました。ホログラムを用いたメッセージの発信とそのアーカイブ化が可能になれば、二次元から三次元への表現の拡張によって現状の動画では足りない感覚を創出・存在感を共有でき、対面に近い存在感を生み出せます。わかりやすいイメージとしては『スターウォーズ』のジェダイ会議システム、あるいは『ブラックパンサー』で描かれた、着信すると上半身がホログラムで立ち上がる3D電話システムです。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は京都の舞妓さんが大好きでたまりません。日本髪や着物、だらりの帯といった外見の美だけでなく、舞妓さん一人一人がみな憧れを持って日々厳しいお稽古を積み、芸の道を極める姿や所作に滲み出てくる内面の美が魅力的に映ります。このような素敵な人たちが伝統と歴史を受け継いでいることを日本人として誇りに思います。そして、もっと多くの人にこのことを知ってほしい。この美しい文化を記録したいと強く思っています。私がこのような情熱を持つのと同じように、興味の対象が異なるだけで多くの人がそれぞれの胸に秘める情熱や夢、希望を持っているはずです。それをこの♡Future Lab.のメンバーとの対話を通じて改めて痛感しました。人々が愛や希望について考え、それをクリエイティブに現すことができたら、そして、それが連鎖していったらとても素敵なことだと思います。 昨年12月にクローズド・デモのため東京を訪れたAlbert Kim(DoubleMe, Inc.)氏と出会って、私はホログラムにコミュニケーションの未来を見ました。

QWSステージでの発表

新着プロジェクト New Project

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QWS チャレンジ

あなたも“問い”からプロジェクトを
はじめてみませんか?
自らの感性に基づいた自発的な[問い]を持ち、多様なプレイヤーを巻き込みながら
進めることができる内容であれば、分野や規模に制限はありません。
ぜひ、プロジェクトの更なる可能性を試してみませんか。
採択されると… 渋谷駅直結直上の
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