意識高い系を誇れる社会をつくるには?

プロジェクト名 明日、福プロジェクト
#意識高い系#コーヒー#ドリップバッグ#環境問題#貧困問題
「意識高い系は恥ずかしい」そんな暗黙の了解が世の中にはあると思います。「意識高いことは誉れであるべきであって馬鹿にされることではない。」私たちはそんな共通認識を持って生まれたチームです。しかし、人の意識はそんなに簡単には変わりません。意識高い系を恥ずかしいと思われなくなるためにはどうすればいいのか・・・そうだ!みんなを意識高い系にしてしまえばいいんだ!
私たちは意識高い系の代名詞とも言えるコーヒーを使って意識高い人が肯定されるような社会を作ります。

何にチャレンジするのか?

私たち高校生がコーヒーというツールを用いることで、意識高い系という言葉の潜在的偏見を変え、「意識高い系」である人の心理的立ち位置の向上を目指します。
また私たち高校生がこの活動を行うことで世代という壁を超えた新たな視点で貧困・環境問題解決のアプローチを取れると考えています。

なぜチャレンジするのか?

今、世間から注目されているSDGsを含めた社会問題は人々が意識を変えないと、意識高い系の人にならないと解決できないような物事がほとんどだと思います。
ですが今の世の中では「意識高い」という言葉はあまりいい意味を持っていません。
環境保全、持続可能な開発が叫ばれる今の時代と潜在的偏見の間に大きなギャップを感じ、「意識高いことは笑われることではない。そう思える認識作りが必要だ」と考え、活動を始めました。

どのようにチャレンジするのか?

5月 商品販売
自分達のPJの課題点としてどのように販売を行うのか、どうやって様々な方に認知していただくのか等の広報・販売面が挙げられます。
商品販売自体は2022年2月から商品販売を開始したため、これからQWSで得た知見・経験を元に様々な販売方法を試していきたいと考えています。

6月 商品・PJのブラッシュアップを行う、フィードバックをいただく
商品販売に時に生じた問題点・課題点から本PJゴールに向けてどのような活動をするかのブラッシュアップを行うと共に、QWSで活動している皆様からフィードバックもいただきたいと考えています。

7月 商品の第二製造・販売
6月のブラッシュアップを元に商品の第二製造・販売を行います。

大まかにですがこのようなスケジュールで進んでいこうと考えています。

プロジェクトメンバー

篠原飛陽

PJリーダー

篠原飛陽

PJリーダー

聖学院高等学校Ⅱ年生。個人事業「明日、福」代表。コーヒーカフェへのインターンシップの経験からコーヒーを取り巻く社会問題に関心を持ち様々なことにチャレンジ中。他にも学生養蜂会社「And18’s」副代表を務める。趣味はゴルフと読書。座右の銘は「七転び八起き」。コーヒー大好きのカフェイン中毒者です。

佐藤裕寧

PJメンバー

佐藤裕寧

PJメンバー

聖学院高等学校Ⅱ年生。中学校に入った時より、様々なワークショップ及び、プロジェクトに参加する。その中で特に環境のことを学んだ際に現状を目の当たりにした。これは何かアクションを起こさなくてはならないと思い、学校では海洋ゼミのゼミ長とビーチクリーンの代表者を務める。趣味は旅行と語学。一番好きなコーヒーは「コピ・ルアク。

山本周

PJメンバー

山本周

PJメンバー

意識高い系教員として、「ニーズとチャンスが結び付くと人はテクノロジーの傍観者ではなく、主役になる」をモットーに日々活動。教員2年目、数学・情報・STEAMを担当、校内FabLabの住人。代表のコーヒーによる個人のマインド改革から社会貢献に対する熱い思いに参加を決意、朝はブラック、夜は甘めのコーヒーを好む。

小池 航太

PJメンバー

小池 航太

PJメンバー

「世界に対して新たな視点を提供する」をモットーに授業をする。英語・Immersion(社会)を担当。一杯のコーヒーで世界と価値観を変えようとする、代表の情熱に共感してプロジェクトに参加。コーヒーとラグビーをこよなく愛する。お気に入りのコーヒーはエチオピア、イルガチェフの深入り。

応援コメント

明日、福プロジェクトのメンバーが、実際に起こしている「行動」に対する「問い」が面白い視点だなと思いました。私は、「意識高い行動」に共感するのだと、この問いに気づかせてもらえました。このプロジェクトはまさにそう言うプロジェクトだと思いますし、応援したいです。
パラ・クリエイティブプロデューサー/ディレクター。SLOW LABEL ディレクター栗栖良依

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

私たち高校生がコーヒーというツールを用い、意識高い系という言葉のバイアスの変化及び心理的立ち位置の向上を目指すことで世代という壁を超えた新たな視点で貧困・環境問題解決のアプローチを取れると考えています。
今回使用する「明日福コーヒー」は「貧困問題と環境問題を同時解決できるコーヒー」をコンセプトに製造しました。
具体的にはコーヒー豆はダイレクトトレードの豆を使用しており、生産者の方に適正価格をお支払いすることができる、またフェアトレードの認可料がかかっていないため安価で消費者の方にお届けすることもできます。ドリップバッグの素材もマイクロプラスティックとして流出しない、地球に優しい素材で作っています。
現在はこの「明日福コーヒー」をもっと環境に配慮したものにするため、製造・消費・そして堆肥化までの明日福サイクルを構想・実現中です。
私たちはこの正に「意識高い人が飲んでいそうなコーヒー」を消費者の中に浸透・消費していただくことによって「自分はコーヒーを飲むことで社会問題解決の一手を担っているんだ、支援をしているんだ」という意識を持ってもらい、自然と意識高い系の人になっていってもらうのが目標です。
具体的には定期的に、「この期間であなたの飲んだコーヒーは何杯で、どういう支援につながったのか」などの報告をします。これによって、身近に支援を感じてもらえる仕組みを作ります。
コーヒーを飲める人は大人である。という認識が社会の一部には浸透しています。ですがその反面、コーヒーを飲んでいると変に大人ぶっている、イキっているという認識も同じくあるということに気付いているでしょうか?例えば、学生の頃、修学旅行でコーヒーを飲んでいると「うわアイツ大人ぶっているよ」なんて空気を感じたことはないでしょうか?コーヒーを飲めるということで様々な視点で見られる私たち高校生がこのような活動を通して年齢や世代等で分けられてしまっている新たなバイアスの問題が見えてくるのではないかとも考えています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

コーヒーについてのPJをしていると人に話した時「高校生なのに、意識高いんだねw」と言われたことがきっかけです。
当時の自分は意識高い系という言葉に前向きな感情を持っていなかったので
自分は真面目にやっているのにどうして意識高い人間だと思われなければいけないのか!と思っていました。
このことを担任でありこのPJのメンバーでもある小池先生に相談した時、「意識高い系であることの何が恥ずかしいんですか」と問われ、はっとなりました。
意識高い系と言われて恥ずかしかったんじゃない。意識高い系の人が少数派だから、意識高い系という小さな輪の中にいる自分が恥ずかしいと思っていたんだとここで気づきました。
当時、「自分を変えよう」と自分を否定的にとっていた私にとって「君は恥ずかしくない」と肯定されたのはとても大きな衝撃でした。
きっと僕の周りにも意識高い系であることを恥ずかしいと思っている人はいると思います。でもそんな人に意識高い系であることは恥ずかしくない、意識高い系であることを誇ってもいいんだとそう思えるような環境づくりを広めていきたいと思いこの活動を始めました。

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