もし、治療に寄り添う「第三の場所」があれば、医療と暮らしのあいだは縮まるのだろうか?

プロジェクト名 Tomaru Medica
# 医療アクセス# 治療継続# 医療と生活
医療と生活のあいだには、入院でも自宅でもない「支援の空白」があります。遠方通院、連日治療、術後の経過観察、家族の付き添い──入院は不要でも医療のそばにいる必要がある人たちを、社会は受け止めきれていません。Tomaru Medicaは、この空白に病院近接の「第三の場所」を置き、医師と連携して宿泊を治療のプロセスの一部として機能させることで、治療中断や退院支障を減らし、医療アクセスと治療の連続性を目指します。

何にチャレンジするのか?

医療と生活のあいだに生まれる「空白」を埋める、新しい社会インフラ――“医療滞在インフラ”の実装にチャレンジする。入院は不要だが、医療的に「そばにいる必要」がある患者・家族・医療者が、安心して滞在できる場所を持てないという構造的課題に対し、宿泊を“治療継続を支えるケア”として組み込む仕組みを社会に実装する。

 

WEBサイト:

https://second-retreat.com/

なぜチャレンジするのか?

医療と生活のあいだにある「空白」は、

治療中断

退院支援の停滞

家族の心理的・経済的負担

医療者の疲弊

といった形で、医療の持続性そのものを損なっている。 この問題は、善意や一時的支援では解決できない。 制度・現場・経済性をまたぐ“インフラ”として設計し直さなければ、社会に定着しない。 だからこそ、宿泊を単なる「泊まる場所」ではなく、 医療を支える機能として再定義する挑戦が必要だと考えた。

どのようにチャレンジするのか?

医療の現場では、 診療の内容や患者の状況によって、 病院の近くで滞在する必要が生まれる場面が日常的にある。私たちは、病院と連携しながら、 ホテルだけでなく、レジデンスなどの多様な宿泊の受け皿を組み合わせ、 診療科や治療フェーズに応じた宿泊の選択肢を設計していく。病院が医療的な必要性に基づいて案内でき、 宿泊事業者も無理なく受け止められる形を整えることで、 医療と接続された滞在先を地域に増やしていく。こうした取り組みを積み重ね、 医療滞在を支えるネットワークとして各地につなげていきたい。

プロジェクトメンバー

大嶋明仁

プロジェクトリード/医療連携・実装設計

大嶋明仁

プロジェクトリード/医療連携・実装設計

株式会社JinVisionary 代表。昭和医科大学医学部に在学しています。患者さんとそのご家族が治療に向き合う過程で生じる、経済的・精神的な負担を少しでも軽減したいという思いから、医療と生活のあいだにある支援の空白に向き合ってきました。病院近接の医療滞在レジデンスを運営し、医師と連携して宿泊を治療の一部として機能させる取り組みを実践しています。

菅田 恵梨佳

医療マネジメント・データ分析

菅田 恵梨佳

医療マネジメント・データ分析

慶應義塾大学健康マネジメント研究科に在学しています。病気は、患者さん本人だけでなく、ご家族の日常にも静かに影響を及ぼすものだと感じています。治療と日常生活のあいだに生まれる課題を手がかりに、現場に無理のない支援モデルの実装を目指しています。データを丁寧に分析し、医療と生活をつなぐ環境づくりに取り組んでいます。

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