消えゆく言語を守るためには?

プロジェクト名 LEUK
#消滅危機言語問題#言語格差#少数言語
わたしたちは、みんな多様なことばを母語として生まれてきました。
私たちLEUKでは、その違いが強みとなり、すべての言語が尊重され、言語の豊かさを楽しめる人を増やすことを目指します。

具体的には、このサービスでは少数言語話者たちが自分自身のスマートフォンを使い、言語のデータ構築を行いお金を稼ぐことができる仕組み、そして少数言語話者が作成した言語データを用いて言語を楽しく知るきっかけ作りを行っています。

何にチャレンジするのか?

少数言語のコーパス構築、少数言語話者の貧困問題、言語問題の認知拡大

なぜチャレンジするのか?

世界の言語の半分が、「今なにもしなければ」あと100年でなくなってしまうと言われています。
近年、あちこちで「グローバル」や「多様性」ということばを聞くが、言語問題を蔑ろにしておいて本当に「多様でグローバル」な社会は作れるのだろうか。このような現代社会への疑問からこのプロジェクトが始まりました。

どのようにチャレンジするのか?

・少数言語話者たちが自分自身のスマートフォンを使い、言語のデータ構築を行いお金を稼ぐことができる仕組み作り

・少数言語話者が作成した言語データを用いて言語を楽しく知るきっかけ作り

巴山 未麗

代表

巴山 未麗

代表

言語の魅力に取り憑かれ、これまで世界中をホームステイでまわりながら出会った言語の数は50以上。あと100年もしないうちに世界の言語の半分が無くなると言われている今、英語ばかりが過剰に重要視される今、言語問題に本気で向き合うべくこのプロジェクトを立ち上げた。

 

 

採択者からのコメント

日本人があまりいない場所に行き、見てきているという経験は、一見日本では大きな価値がないようにも思えるが、長期的にはなにかおもしろいことになるのではないかとと思っています。
このプロジェクトが見てきた世界を私も見てみたいと思いますし、お話を聞いてみたいと思いました。
株式会社コルク 代表取締役佐渡島 庸平

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

「消えゆく言語を守るためには?」「それぞれが持つ母語によって格差が生まれない社会を作るには?」私は5年間この2つの問いに真剣に向き合ってきました。
現代の社会では、たまたま生まれてきた時に母親の胸に抱かれながら覚えた言語が英語なのか、それとも話者数50人の消滅の危機に瀕している言語なのかによって、情報、経済、教育などにおいてさまざまな「格差」が生まれています。逆に言えば、言語問題と向き合い続けることで、これらの問題を解決できる未来が必ず来ると思っています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

私は今まで2度、人生が変わる出会いがありました。
一度目は、小学生の時に出会った「フランス語」、2度目はセネガル人にスマホを盗まれて出会った「ウォロフ語」です。その言語にしかない特別な雰囲気や表現の魅力に取り憑かれ、先月まで世界中の言語を調査するためにホームステイで色々な国を周っていました。
あと100年で世界の言語の半分がなくなると言われているのにも関わらず、「消滅危機言語問題」は驚くほど注目されていません。
このままだったら、あと数十年もすれば、世界が英語で埋め尽くされるでしょう。だから私は「今」、彼らのことばを守りたい。無くなってしまってからでは言語は絶対に取り戻すことはできないから。

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