怪しい人がいたら大声を出すのが防犯の鉄則?!いつまで子ども自身に身を守らせるの?
何にチャレンジするのか?
子どもたちが被害者になるような理不尽な犯罪を、世界から無くす。
なぜチャレンジするのか?
子どもが被害者になる事件の中でも深刻な問題の1つに性犯罪があります。日本では、小学校進学を機に1人で行動する時間が増えることから性被害リスクが6.4倍にも上がることが分かっていますが、性被害の85%は被害申告すらされないため、1人の加害者は生涯平均で350人もの被害者を生むと言われています。また、国内外の研究データからも、子どもは危険に気が付きにくいこと、そして恐怖による“凍りつき(フリーズ)”反応により本当に危険と直面した場合には適切に危険回避が出来ないなど、限界があることは明らかです。
これらのデータからみても、危険性が残ったままの状況が続いていることは明らかですが、子どもたちに教えている防犯対策の多くは「怪しい人がいたら大声を出す」「防犯ブザーを鳴らす」など、子ども自身に危険を察知させ、回避行動を取ることを求めてしまっています。
どのようにチャレンジするのか?
SASENAIは、子どもに代わってAIの技術を使って危険を察知し犯罪を「させない」危険回避アクションの実行と、ウェアラブルデバイスがドラレコのように映像や音声のデータを収集し、検知した危険の報告や証拠の作成を行うことで犯罪から子どもたちを未然に守ります。
◆SASENAIの特長
①子どもに判断・行動させない
従来の防犯製品は、子ども自身に危険を察知させ防犯ブザーを鳴らす等の防犯対応まで子どもがします。しかし、SASENAIは、音声、画像、GPSデータを分析し、危険度と緊急度を客観的に評価し、状況に応じて相手へ警告、保護者や警察への通知など適切な防犯アクションを子どもに代わって自動で実行します。
②証拠作成機能
収集された音声や画像データからSASENAIが自動で証拠資料を作成します。これにより被害者は犯罪の映像や音声を何度も確認することなく、ボタン1つで自治体や警察へ犯罪や不審者情報の報告ができるため、被害申告のハードルは下がり犯罪の暗数が減らせます。
③みんなで治安を守る
SASENAIは持っているだけで、ユーザーの行動に合わせて危険地域や時間帯と遭遇する可能性がある場合にはユーザーにお知らせする機能があります。ユーザーが、不審な場所や不審人物の目撃情報などをSASENAI上で報告することで、地域の防犯情報が蓄積されていくため回避精度を上げていくことが可能になります。
小野 衣子
小野 衣子
母子家庭育ち、学費工面のため夜間大学進学後カナダで就労経験を積む。新卒から上海で広告代理店の新規営業を行い、2社の海外事業の立ち上げを経験。帰国後D2C、AIベンチャーの新規事業立ち上げを経て2019年独立。
昨年末「SASENAI」の開発会社を創業。ゼロイチ大好き&逆境でも楽しく乗り越えられるポジティブさがスキル。
石川 傑也
石川 傑也
早稲田大学卒業後、アクセンチュア株式会社入社。
エンジニアとして活躍後、独立。2016年よりAIベンチャー企業にて汎用性人工知能の研究開発のプロジェクトに参画し、ディープラーニングを用いたAIコア アルゴリズムの開発に従事。
対話エンジン、文章の意図解釈、画像分類等を得意とする。
橋場 康人
橋場 康人
筑波大学大学院芸術専攻プロダクトデザイン領域修了後、メーカーにて超小型モビリティのプロダクト、インタフェースデザインに従事。現在、テクノロジーをベースとしたデザインを主軸とし、産学連携にて物の形状で操作可能な音楽インタフェースの研究開発、AIに基づく工芸品の形状生成・コンピュテーショナルデザイン等に従事。
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