フードロスと男女格差。この二つを解決するカギは冷蔵庫に?
0蔵庫は、冷蔵庫内の食材とその期限を全て把握。料理を作るのに足りない食材を自動でリスト化、家族にお使い依頼。こうした料理に関わる煩雑な情報を一元化。料理の『ちょっと面倒』をすべて引き受け、料理という家事に革命を起こします。
0蔵庫の提供する未来は、食材の管理不足によって出るフードロスを防ぐことだけではありません。
共働き家庭がメジャーな現在。私たちの取り組む課題は、家事がまだまだ妻の「お手伝い」感覚の現状です。この課題を象徴する言葉が「名もなき家事」。【家事をやっていないと存在に気づかない家事】のことで、主婦が家事を一手に引き受ける原因、女性の社会進出の妨げになります。
私たちは0蔵庫によって料理に関わる名もなき家事を可視化。家族全員で家事をする文化醸成に取り組みます。
フードロス削減と、女性の社会進出支援によって、地球にも人にもやさしい社会を実現します。
何にチャレンジするのか?
私たちは0蔵庫によって料理に関わる名もなき家事を可視化。家族全員で家事をする文化醸成に取り組みます。
フードロス削減と、女性の社会進出支援によって、地球にも人にもやさしい社会を実現します。
なぜチャレンジするのか?
どのようにチャレンジするのか?
プロジェクトメンバー
山下梨佐
山下梨佐
田舎から上京し、お茶大に入学。男性は仕事、女性は家事という価値観が根強い田舎に育ったため、幼少期、周囲の大人から「女の子で勉強ができるのは生意気なだけ」などと言われることが多く、その経験から、女性の社会進出における課題感を強く持った。男女格差の解消のためには、『家事は女性の専門分野』が常識になっている現状の解決が不可欠と考え、本事業を立案。共同代表の真子を誘ってこのプロジェクトチームを設立した。現在は事業戦略の方向決定、社長や投資家への法人営業、メンバー採用などを担当している。
真子耕一
真子耕一
幼少期、人はいつか死ぬということに気づき、歴史に名を残す人間になることを決意。一人暮らしを始めてから初めて、家事の大変さと一人で家事を背負っていた母のありがたみに気付き、共同代表の山下の立案した本事業に共鳴。男女格差の解決によって世界を変える人間になることを決意し、共同代表としてこのプロジェクトを始動した。現在は中小企業診断士の勉強をしながら採用やチームマネジメントを主に担当している。
中川翔太
中川翔太
東京都出身。中堅高校に最下位の成績で入学し、その後東京大学教養学部理科二類に現役合格。中学、高校では吹奏楽部に所属しており、トランペットを担当。高校2年生の時に1stトランペットとして東京都吹奏楽コンクールで金賞を受賞、そして東日本大会予選に進んだ。代表の山下、真子と大学のサークルで知り合い、0蔵庫のコンセプトに感動、プロジェクトに関わることを決意。現在は、起業に関する知識を学びながら、戦略立案に携わっている。
小宮山愛莉
小宮山愛莉
長野県出身。高校で家庭の事情により1年間の不登校を経験し、留年して卒業。独学で東京大学文科一類に現役合格、進学した。不登校時代の家事の経験や復学後の二年間の一人暮らしの経験から、家事の孤独さ、料理の大変さ(特に材料の用意、買い出しの難しさ)を実感していたため、0蔵庫の理念に深く共感し、その事業の社会的必要性を確信した。現在は主婦のフォロワーを集めることを目的としたInstagramの運用を担当しながら、Webマーケティングを勉強中。
吉村汐里
吉村汐里
静岡県出身。父が単身赴任で育児家事全てを母に任せていたため、幼い頃から家事や兄弟の世話をよく手伝っていた。大学に進学し、一人暮らしを始めて改めて家事の大変さを実感していた中、中高の先輩である代表の山下に打診を受け、本プロジェクトに参加。現在は主婦をターゲットとしたInstagramの投稿作成を担当している。
冨田晃宏
冨田晃宏
愛媛県出身。一人暮らしを通して家事の大変さを実感していたため、0蔵庫の理念・事業に興味を抱き、本事業に参加した。現在は、Pythonについて学びながら、アプリ開発に携わっている。
藤本直樹
藤本直樹
大阪府に生まれ、東京大学理科一類に進学する。亭主関白の父を持ち、母の家事を楽にしてあげたい、分担したいとの想いからチームに加わる。現在は高校時代に独学で得たプログラミングスキルを活用し、開発チームを支えている。
応援コメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
名もなき家事の解決は、主婦の家事を楽にするだけではなく、家族の真の意味での支えあいを可能にします。
なぜか?現在の状況をはっきり想像してみてください。本来、家事というのはこどもも、夫も、家族のだれもが参加して共同で行うべき「家の仕事」であるはずです。しかし現状の嘆きから見てとれるのは、家事全体を主婦に任せきりにし、あまつさえ主婦以外が主婦のしてくれている仕事を認識してもいないという事実。
このような状況下で成り立っている家庭に、本当に主婦の犠牲がないといえるでしょうか?
わたしたち0蔵庫が取り組みたい価値は、単なるお役立ちサービスではありません。
現在の社会が犠牲にしているケア労働、地球環境に人々の目を向けさせること。それこそ私たちが目標とする価値です。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
わたしは静岡の田舎から上京し、お茶大に入学しました。
男性は仕事、女性は家事という価値観が根強い田舎に育ったため、幼少期、周囲の大人から「女の子で勉強ができるのは生意気なだけ」などと言われることが多く、その経験から、女性の社会進出における課題感を強く持って育ちました。
お茶大に入学して、学校教育学や家族社会学を学ぶ中で、女性の社会進出が進んでもなお女性が仕事と家事のダブルバインドに苦しんでいる状況は、問題提起するばかりではなく、具体的なアクションを起こして変えていかなければならないと考えるようになり、ビジネスを学んで起業案として固めました。男女格差の解消のためには、『家事は女性の専門分野』が常識になっている現状の解決が不可欠と考え、アカデミアではなくビジネス領域での解決を目指してこちらを提案しました。
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