女の子が体の不調に気が付けたら、彼女たちは輝ける未来を描けるのか
何にチャレンジするのか?
・若い女の子がなぜ婦人科に行かないのかを深堀る。
・それを解決するための手段を見つける。
なぜチャレンジするのか?
婦人科系の病気や不調を抱えながらも、自分らしく生きる道を見つけようとしている女性たちがいる。そのような女性の共通点として、周囲の話などから自分の不調に意識が向き、婦人科を訪れ、自分の健康状態を知れたことで、結婚、妊娠、出産など自分の人生をどのように歩むかを考えることができている。
女性活躍が叫ばれている現在、女性が若いころから婦人科に通い、自分の体調を把握したうえで、人生の歩み方を考えられるサービスを提供することが必要だと考えたから。
どのようにチャレンジするのか?
5月
・若い女性向けのアンケートやヒアリング調査を行い、なぜ婦人科に行かないのかを調査する。
・若い女性の健康推進を積極的に進めている婦人科を中心に、関係を構築。
6月
・若い女性への調査を踏まえ、婦人科検診を促すビジネスモデルを構築する。
・若い女性が婦人科や婦人科系の病気経験者などと関われるイベントを企画し、ターゲットの反応を見る。
7月
・サービスを実験的に開始し、若い女性が婦人科に行くきっかけを作れているのかを検証する。
・サービスを応援してくれる
プロジェクトメンバー
田中 沙季
田中 沙季
東京大学大学院で女性アスリートの抑うつについて研究。スポーツに熱中していた高校時代から生理不順に悩まされ、大学時代に子宮系の病気が発覚。女性の健康に携わりたいという想いからWe’llを立ち上げる。
澤田 怜奈
澤田 怜奈
東京大学大学院で在留外国人の医療へのアクセスとメンタルヘルスについて研究。学生時代、国連人口基金駐日事務所や女性の健康に関する医療政策について政策提言を行う団体でインターンを経験する。新卒で外資系メーカー就職後も、若い世代に婦人科系疾患への関心を広めたいという想いを持ち続け、We’llに参加。
寺田 美優
寺田 美優
上智大学総合人間科学部在学。高校時代、保健の授業で担任の先生から子宮内膜症と不妊治療、子宮摘出の実体験を聞き、婦人科に行くことの大切さを実感した。この団体の活動意義に深く共感したため参加を決意。
西口 富士乃
西口 富士乃
36歳の時、乳がんと診断。乳がん治療と看護師としての経験から「すべての女性の笑顔のために」をコンセプトに、女性のためのセレクトショップ【AIM】をオープン。ひとりでも多くの女性が自分を大切にするきっかけを作りたいという想いを持ち、活動に参加。
【AIM HP】
https://aim.hp.peraichi.com/
応援コメント
私たち女性の体はホルモンバランスによって右往左往する。幾つになっても何かにチャレンジしていたいし、人生を謳歌したいと思う。誰かのために頑張りたい時だってあるだろう。
人生100年時代をずっと輝いて生きていくために、このプロジェクトを応援します!
/合同会社miraiGOALs 代表近藤 洋子
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
日本の10代から20代の女性は、女性としての健康状態を認識できておらず、それを踏まえてライフプランを設計できていない。その原因として、生理痛や貧血などの自覚があるものの、その異常に意識を向けず、健康問題として捉えていないことや、問題意識はあるものの、婦人科に行くことに抵抗があるためだと考えられる。婦人科に通院することへのハードルを下げるような、若い女性と婦人科をつなげるサービスを生み出し、婦人科での診察を促す。また、それを一般化することで、自分の健康状態に関心を持ちライフプランを形成することを当たり前にすることを目指す。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
高校時代から生理の重さに苦しんでいたものの、スポーツをやっているから仕方ないと思っていた。しかし、大学在学中、過度な貧血により、電車で意識が飛ぶなど生活に支障が出てきたため、周囲に相談し、婦人科を受診したところ、子宮内膜症及び多嚢胞性卵胞症候群であると診断を受けた。この診断を受けて、生理が重い原因が分かり、治療に取り組み始められたことや妊娠しにくい体であるために、不妊治療や子供を持たない選択など体を軸に人生を考えられるようになった。
また、周囲で、乳がんや早発閉経による不妊といった女性特有の病気を経験した先輩方と出会った。その方々から、「若い子には10代や20代のうちから婦人科検診に行くことを勧めたい。」「病気になってから人生の生き方を考えるようになった。」という声が聞かれた。
病気を乗り越えた先輩方や私は、周囲の話などから、自分の不調に目を向け、婦人科に行くようになった。 そして、婦人科に行くことで、自分の健康状態を知れたことで、結婚、妊娠、出産など自分の人生をどのように歩むかを考えることができている。この2つの経験から、10代から20代の女性が婦人科に足を運び、自身の健康状態を知ったうえで、どのように生きるのかを考えられる社会を作りたいと思うようになっ
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