世界中の人々に生きるパワーと打ち解けたコミュニケーションを届ける花ってどんな花?
花にいのちが宿るかのように光が灯るオブジェ。ひとりで見つめれば、心の深みと向きあい、切実な生きるパワーを得られる。ふたりで見つめれば、警戒を解き、心を開いてコミュニケーションを取りたくなる。
そんな幻想的体験で日常空間を満たし、芸術のソフトパワーが「平和のインフラ」となる未来の生活風景を創造します。
何にチャレンジするのか?
私たちの目的は、夢や憧れの非日常世界を体現し、世界中の人々に生きるパワーと打ち解けたコミュニケーションを届けること。
その手段として、花にいのちが宿るかのように光が灯るオブジェを創造し、家・オフィス・公共の広場・ショッピング施設といった日常空間を、人が生きるパワーや打ち解けた気持ちを得られる幻想的空間に転換させていきます。
では、どうすれば世界中の人々に生きるパワーと打ち解けたコミュニケーションを届ける夢や憧れの世界を表現できるでしょうか。
私たちがオブジェの創造において大切な表現のモチーフとして捉えているのは「花」と「明かり」です。
花は、古来より人にとって、そのけなげな姿やうつくしい姿に自分自身を重ね、共感する、インスピレーションの源泉となってきました。また明かりは、人類が火を扱うようになって以来、脅威から身を守る手段であると同時に「人が生きている温もりのあかし」ともなってきました。 花と明かりという二つのモチーフは、日本の伝統文化である「いけ花」の哲学に基づいてデザインされ、人の心に働きかけるエッセンスを融合します。 そして最高の職人技術とエンジニアリングを捧げて、一点のくもりなきモノづくりを行い、幻想的体験を世界中の生活風景へ届けます。
このアクションを通じ、桜月夜という事業を3つの側面において成長させていきたいと考えています。 第一に、夢や憧れの幻想的体験を裏打ちする美学と物語を中核に持つ、親しみあふれるラグジュアリーブランドであること。 第二に、世界最高のクラフトマンシップを尽くして芸術を生む、世界一のデザインハウスであるということ。 第三に、日常生活の中で安心快適に機能し続ける、高品質な電気用品メーカーであるということです。 その先に、芸術のソフトパワーが平和のインフラとして機能する未来の生活風景を見出しています。
なぜチャレンジするのか?
私たちは芸術の「ソフトパワー」が本当に人々の争いや暴力を未然に防ぐ、平和のインフラとして機能する未来をめざしています。 ひとりの人間にもいろいろな面があります。対人関係において誰かを警戒したり攻撃的になることもあれば、心を開いて打ち解けて優しさを見せることもあります。
そんな多面性を持つ人間に対して、モノと空間には、人を包み込み、感情や思考に働きかけ、一定の方向に導く力があります。例えば竹林の中で静まった気持ちになったり、雰囲気のあるバーで会話が弾んだり、賑やかなフードコートで食欲が高まったり、など誰もが思い当たる体験を持っているのではないでしょうか。
日常空間とは、人の感情と思考に働きかけるタッチポイントの連続と捉えることができるかもしれません。 だからこそ、私たちがモノと空間の働きかけを通じて日常生活に届けたい体験は2つあります。 心の深みと向きあい、切実な生きるパワーを得られる体験。 警戒を解き、心を開いたコミュニケーションを取りたくなる体験。
こうした体験がインスピレーションとなり、悩みや争いがエスカレートする前に、人がみずから回復や解決の糸口を見出すことができる生活風景を描いています。
どのようにチャレンジするのか?
世界中の人々の心に働きかけるというビジョンがあるからこそ、私たちの商品には、高価なラグジュアリー商品を購入しないより多くの人たちにも働きかける機会が必要だと考えています。 具体的には、プライベートな住宅・オフィス・飲食店だけではなく、公共の広場や駅・空港・ショッピング施設・美術館といった誰もが訪れる空間に、それらの開発段階から関わり、オーダーメイドの大型シャンデリアオブジェを設置していくこと。 私たちはこのBtoBの受注型商品企画・販売のあり方を「プロジェクト型」と呼んでいます。
そしてプロジェクト型のビジネスの実現には、不動産開発や街づくりへの関わりと理解がとても重要になると考えています。 そこで、QWSでは、不動産開発や街づくりのプロフェッショナルへのヒアリングのチャンスを得て、商品・サービスの具体企画を提案し、フィードバックを頂いて、ビジネスモデルと戦略を開発改善したいと考えています。
また、渋谷は世界随一の「動的な開発都市」だからこそ、刺激を受け、商業空間や公共空間のこれからの姿について常に想像し、モノと空間作りを通していかに目的を達成するか、という自分達が今思い描けているビジョンの枠を超えてもっと面白く考えていけるに違いないと考えています。渋谷のパワフルな空気と最先端の情報を吸収し、実験的なビジョン、プランを作っていきたいと思います。
1ヶ月目:プロジェクト型商品の実現に関する概要企画、提案、ヒアリング、情報収集、商品の要件設定
2ヶ月目:プロジェクト型商品の商品・サービス・販売戦略の具体案企画、提案、ヒアリング、検証分析
3ヶ月目:プロジェクト型商品の商品・サービス・販売戦略の具体案改善、提案、ヒアリング、検証分析およびリソース調達準備
プロジェクトメンバー
小林 花
高野 慎太郎
応援コメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
平和が豊かな文化を支えると同時に、豊かな文化は次世代の平和を支えるのではないでしょうか。例えば観光は人々の娯楽であるだけでなく、交流を通じて人々の視野を広げ、寛容をもたらす点で「」呼ばれてきました。 観光だけでなく、メディア・食・芸能・ファッション・他あらゆる文化芸術が、地球規模で流動しています(★)
だからこそ今後、文化芸術が人の心を豊かにし、共感を高める影響力は今後加速するのではないでしょうか。 これまで法律・罪刑・武器・警察・軍などの「ハードパワー」が、平和のための抑止力、実行力として発展してきました。 一方、文化芸術は全く異なった様々な手段と角度から、平和にアプローチする自在さを備えています。この力を、私たちは芸術の「ソフトパワー」と呼び、その平和のインフラとしての未知のインパクトを信じています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
法律の学生として、訴訟という、人と人との争いを解決する手段を学ぶ毎日を過ごすうち、あるときこんな問いを抱きました。
「もとは小さな争いの種なのに、どうして仲直りも難しいほどこじれて大きくなってしまうのだろう?」 大きな争いを事後解決するためには莫大な労がいります。当人たちの心身が疲弊したり傷ついている場合もあります。そして法的に解決できた後も、経験は記憶に刻まれ、実際の解決はより難しいかもしれません。
一方、争いが起きる前に防げる手段か、まだ小さいうちに解決する手段があればはるかに良いはずで、そうしたものを作れるだろうかという考えがいつもありました。 同じ頃ですが、私はあるピンチに直面して疲れ切り、視界に映るすべてが灰色に見えるなか道を歩いていました。ふと、木の幹に咲き始めたばかりの一輪の桜の花が目に飛び込んできました。健気に幹から咲いたその花は、輝くために生きているのだと私に思い出させてくれたのです。この瞬間、自分に生気が湧き上がり、視界に色が戻りました。 そして次の瞬間、桜の下を歩く周りの人たちの姿が目に入りました。
誰もがウキウキとほころんだ顔をしています。見知らぬ他人にもかかわらず、嬉しそうに花を見上げて写真に収めようとする姿は、くすりとほほえましく、私まで嬉しくなってしまったのです。一輪の花が、私の心を潤したと同時に、他人に心を寄せる「ゆとり」を与えてくれたのです。 私は一輪の花に心すくわれたからこそ、このときの気持ちと体験を再現する、花の明かりを作ろうと思い立ちました。
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