日本茶で日本の多様性につなげることができるのか?
なぜ、お茶は美味しいのに消費量が減っているのだろう?
お茶の魅力、地方の魅力、日本の魅力。
きっと私たちはまだまだ知らないことだらけ。
それでも、無意識に気がついている人たちはとても楽しそう。
だからこそ、わたしたちがやりたいこと。それは、『日本茶のテロワールで、日本の多様性につなげたい』。
その土地の持つ魅力を可視化すれば、違った角度でお茶や地域の良さを知ることができるはず。
それはきっと、未来への日本にとっても誇らしく、そして、心地よい文化意識として受け継がれるはず。
新しい茶文化としてテロワールを伝える。
地域の、お茶の多様性をもっと知る機会をつくる。
そして、お茶を通じて、日本の多様性がもっと認められる機会をつくる。
そんなプロジェクトにしたいと思っています。
何にチャレンジするのか?
テロワールマップを作るには多くの自治体、茶問屋、茶農家さんの協力が必要だと想定しています。この3ヶ月間はどういうマイルストーンであればスムーズに制作できるのか。私たちの想いがきちんと伝わるにはどうしたら良いのか。その戦略を練る大事な期間にしたいと考えています。
なぜチャレンジするのか?
お茶の消費量は減少傾向にあります。これは急須をもつ家庭が減り、お茶本来のおいしさに気がつく機会が少なくなっていることも理由のひとつです。一方で、お茶は日本の美意識や哲学に影響を与えつづけている飲み物です。自分が育った国や文化をより知ることは自身を理解することにつながります。実は、日本茶はその土地土地によって味や特徴が異なります。テロワールを通じてお茶の多様性を知ることで、日本全体の多様性の価値観につなげられたら。このチャレンジは日本の捉え直しのきっかけになるプロジェクトだと思っています。
どのようにチャレンジするのか?
8月 テロワールマップ補完計画 〜まずは文化醸成編〜 どんなことに価値をおいて、どう行動に落としこむかを考える。
9月 テロワールマップ補完計画 〜どんどんリストアップ編〜 どんな人たちを巻き込みたいかなどひと・もの・おかねのリストアップ&戦略計画。
10月 テロワールマップ補完計画 〜みえるスケジュール編〜 今後の活動スケジュールを具体的に落としこむ。
プロジェクトメンバー
フルカワ カイ
フルカワ カイ
1981年大分県出身。 リクルート社でインターン後、出版社での営業・編集、ベンチャー企業の広報を経て独立。“小さな声を社会に届ける”をミッションに、企業のパーパスやMVV策定のお手伝い役として活動。教育、福祉、メーカーなど幅広いジャンルでブレない軸コピーライティング・ライティング・取材に携わる。2021年までの10年間は福岡に在住。地域活性に目覚め、約2年半の勉強&準備期間を経て、2021年7月に八女茶のD2Cブランド『NATIVE TEA』を立ち上げ。その年の日本茶アワードを受賞する。八女商工会認定、八女茶コンシェルジュ第一号。約40名の日本茶コミュニティも運営。
NATIVE TEA ホームページ:https://nativetea.store
田中 美幸
田中 美幸
1996年生まれ、福岡県出身。 日本茶アドバイザーとして活躍中。コロナ禍のなかで日本茶の美味しさに目覚めて福岡県朝倉市にある日本茶製茶問屋”山科茶舗”にて勤務。お茶のいろはを学び、九州を中心とした茶産地を訪問・リサーチ。現在は声優を目指す傍ら日本茶の広報活動に努める。
松澤 直輝
応援コメント
「水が合う」と同じように、「土が合う」とか「テロワールが合う」なんて感じ始める日常が訪れたら素敵ですね。渋谷やQWSがハブとなって、地方の風景を守っていくムーブメントが始まることを期待しています。テロワールマップ、楽しみです!
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
どのような未来の価値につながるかはまだ想像がつきません。ただ、日本茶の多様性を可視化できたら、もともと日本は多様な価値観や文化がもともと溢れていたのだという認識が広まるのではないだろうかと思っています。そしてその価値観は地域活性に必要なシビックプライドの醸成はもとより、さまざまな人たちの可能性やクリエイティビティにつながるのではないかと思っています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
2019年頃から日本茶のおいしさに目覚め、福岡県八女地方の茶農家さんを何度も訪ねているうちに茶畑の特徴の話になりました。「うちのお茶は赤土でできているから、どっしりとしたうまみが特徴なんだ」と言われ、そのとき初めてお茶と土壌の関係性を意識しました。また地方では小さい集落ごとに異なったなりわい、風習があることを知り、地域はまるで時の積層だなと思ったことで、それぞれの土地に根付くひと・地域のことををローカルではなくネイティブとして捉えるようになりました。その両方で「土」というキーワードを意識する様になり、ブランディングプランナーの経験を活かして多くの人に各地域の特性を可視化して伝えたいと思う様になりました。
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