日本各地に息づく伝統的な技が秘める感性的価値は、社会に新たな「わくわく」を生み出す原動力になれるのか?
職人があと1人の状況で”終わり”が目前となった伊勢崎絣。でも今だからこそ最後に何かアクションを起こすことができるはず。伊勢崎絣が持つ伊勢崎絣にしかないワクワクをカタチにします!
何にチャレンジするのか?
全工程を習得する職人があと1人の状況で”終わり”が目前となった伊勢崎絣。でも今だからこそ最後に何かアクションを起こすことができるはず。伊勢崎絣が持つ伊勢崎絣にしかないワクワクをカタチにします!
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伊勢崎絣とは?
群馬県伊勢崎市の伝統的工芸品。
先染めの絹織物。
独自に生み出された計5技法によって表現された職人たちの個を反映するユニークな柄は、人々を魅了し続けている。
現在残る職人は、齋藤定夫氏ただ1人である。
齋藤定夫氏は、群馬県ふるさと伝統工芸士に2024年に指定れ、齋藤氏が特に熱を入れて製作してきた括り絣は、「伊勢崎括り絣」として群馬県ふるさと伝統工芸品に2024年に指定さた。


なぜチャレンジするのか?
私の原点である「伊勢崎絣」と改めて本気で向かい合いたいから。
そして、伊勢崎絣を通じて私の知らない世界をもっと知りたいから。
小学生の時から伊勢崎絣に魅了されてきた私は、 中学3年生の時に齋藤定夫さんの展覧会で、初めて定夫さんと出会い、卓越した技、尽きない創意工夫、知恵などに圧倒され、大きな感銘を受けた。
そこから、高校3年間「伊勢崎絣」「伝統工芸」を全ての行動の軸に置き、全ての熱量を注いできた。色々な産地に行きたくさんの職人のもとを伺ったり、齋藤氏のもとに通い続け、ストールや着物をつくりながら技術を学んだりしてきた。
伊勢崎絣を通して、わくわくする社会の広がりを沢山知ってきた私。
私がワクワクするのは、 伝統工芸の技(=本物)が秘める感性的価値(人間の創造力の無限性、創意工夫、知恵、生命力、人間味など)や伝統工芸を通じて見えてくるその土地の自然や時代とのつながり。
伝統工芸を通して見る世界には、日本がもっと面白くなる視点が沢山ある。
日本各地には、一つとして同じ伝統工芸はないし、同じ技術もない。 その土地だからこその特性を沢山秘めている。
それらが何千年もの間同じ土地で受け継がれてきて、今も生きた技術として残っているのは、日本のものづくりの大きな強みだといえる。
しかし、伝統工芸の技は、先人たちの知恵や創意工夫の集積であり、資料に残すことが難しく、一度途絶えたら2度と復活することはできない。
伝統工芸に対するポジティブもネガティブも多様な認識を知ってきた。
職人の立場、消費者の立場、市民としての立場、伝統工芸に外部からアプローチする職業のの立場…あらゆる立場からの視点も学んだ。
そんな私だからこそ、「発信する」以外に、伝統工芸産業の内側と社会をつなぐ架け橋になる方法があるのではないか?
3ヶ月後、長年の夢である「伝統工芸と現代社会の架け橋になる」ために、実践的なアクションを起こす第2フェーズへのスタートを切りたい。そのために、伊勢崎絣と本気で向き合い、ワクワクをカタチにしたい。


どのようにチャレンジするのか?
伊勢崎絣にとことん向き合う3ヶ月。
私の高校3年間のワクワクをカタチに落とし込んでいく3ヶ月。
5月
・伊勢崎絣がもつ人々の心を惹きつける「ワクワク」の要素の分析
・伝統工芸の新たな流通の仕組みの構想
(ビジネスプランの作成)
6月/7月
①伊勢崎絣のHPの作成
(伊勢崎絣を通して見えるワクワクする社会を視覚化する・伊勢崎絣の魅力や職人のもつ感性的価値を発信する・伊勢崎絣のもつ可能性と外部がつながるプラットフォーム)
②レンタル着物サービスPOP UPの企画
若手職人が技を習得するために作る製品の活用。
2026年3月の開催を目指し、職人が提供する新しいレンタル着物サービスを企画

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