伝統工芸の担い手が技術の継承だけで終わらないようにするにはどうしたら良いか?

プロジェクト名 Tradition Lives in the Now~伝統は今にある~
#伝統工芸#情報社会#人工知能#ハードウェア#真田紐
私たちのプロジェクトは、対話型AIや検索ツールの技術を用いて伝統工芸産業に革新をもたらすことを目指しています。情報アクセスの向上にもかかわらず、オフライン情報へのアクセスは依然として困難であるため、オンラインとオフラインのコミュニティを統合し、誰もが自由に技術や知識を共有できる環境を作ります。特に、リーダー藤井の家業である真田紐製造業の革新を通じて、伝統工芸に新たな価値を見出し、オフライン情報の革新への道筋を探求します。

何にチャレンジするのか?

情報化社会の利点を活かしつつ、伝統工芸が持つ未探索の価値や、具体的な製造技術に焦点を当て、古き良き伝統を守り続ける伝統工芸の世界の良さを保ちつつ革新を目指す。

なぜチャレンジするのか?

地方のモノづくり産業は地方経済、日本の経済を支えているにもかかわらず、跡継ぎ問題をはじめ、多くの課題を抱えている。しかし、閉ざされた世界ということもあり、外からの人が入ってくることが難しい。その壁を取り除くことが地方のモノづくり産業を明るくすると確信しているから。

どのようにチャレンジするのか?

QWSのコミュニティで交流を重ねて、多くの人に知見をいただく。実際のコミュニティ形成を段階的に分析して、体系化する。そのシステムを地方のモノづくり産業に落とし込めるまでのモノに完成度を上げる。

藤井 悠宇

慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士1年

藤井 悠宇

慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士1年

広島県福山市出身
実家は1921年創業で日本の伝統工芸品「眞田紐」を制作している会社。
大のHIPHOP好き。大学学部時代は食に関するマネジメント、カルチャー、テクノロジー分野と幅広く勉強していた。
日本のモノづくり産業の跡継ぎ問題に寄与することを今の目標にしている。

菅家 利宇乃

(株)COLORS代表取締役/早稲田大学

菅家 利宇乃

(株)COLORS代表取締役/早稲田大学

カップラーメンはお湯を注いですぐに食べ始めるくらい割とせっかちだけど、休日はダラっと過ごすタイプ。
クラシックとジャズがとても好きで、ランニングしながら一人指揮者するくらい割と重症。
中華料理屋で全ての卓上調味料を試すぐらいには好奇心旺盛な22歳。

https://chat.google.com/room/AAAAMUb2wPU/tzIF4Qkee1g/tzIF4Qkee1g?cls=10

香莉門 善

(株)COLORS取締役/早稲田大学国際教養学部4年

香莉門 善

(株)COLORS取締役/早稲田大学国際教養学部4年

日本生まれ日本育ち。映像制作・オフショア開発・英語塾などで事業開発を経験。好きな物事はカレーと修理とアンティークとIT。現在、卒業研究では音声認識AIを作っており、徹底的な顧客志向でプロダクトに昇華したいと思っている。普段から、機械に生成していく人間について考えながら、善く生きるとはなにか熟考し続けている。

応援コメント

伝統を守りながら革新を受け入れる、献身的な先駆者の皆さんへ、今後のプロジェクトに心からの歓迎とサポートを送ります。
このプロジェクトは私に深く響きます。佐渡島での鼓童との経験を思い起こさせます。2年間、私は彼らと共に生活し、裏方として働きました。彼らが太鼓の伝統を尊重しながら、それを現代の芸能形式に昇華させる過程を目の当たりにしました。
日本の伝統工芸は、将来の世代に多くを提供できますが、そのためには若者がこの理念を推進する必要があります。文化遺産を尊重しながら、新たな可能性を模索する皆さんの努力を称賛します。
皆さんの進歩と成功を見届けることを楽しみにしています。
TokyoDex 代表兼クリエイティブ・ディレクターDaniel Harris Rosen

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

当チームのリーダーのように伝統工芸を継ぎ進化させていく若者たちがもっと活躍しやすいような場の作り方を学ぶことで伝統工芸を次の世代に残していくことができる。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

幼少期より、家業の手伝いをする中で伝統工芸の世界がいかに閉鎖的であるかを感じてきた。古き良き伝統を守り続けることの重要性を理解しながらも、疑問をもつようになった。実家で製造している伝統工芸品である真田紐の事業が縮小していく中で、次世代に繋いでいくために新たな価値観や方法論を学び、取り入れていくことが重要であると考えた。そこで、実家の家業の存続、発展のために必要なことを学ぶために首都圏の大学院へ進学を決意した。
販路拡大を目指して、実家の卸先である会社に、役員である母がアポイントメントを取ろうとすると断られた。母曰く、女性は今でも伝統工芸の世界では肩身が狭いということだ。今でも多くのメディアで取り上げられるようになった伝統工芸の門戸は未だに狭いということを痛感した。
このような状況を嘆くだけでは何も変わらないと考えるようになった。伝統というものは今現在の出来事を紡ぐことで形成されるものであると確信している。古き良きを守りながらも、今の文化を取り入れ新たな伝統とすることが、伝統工芸の跡取りである私たちの役目であると考える。10数年間抱えている問いを解決するきっかけをQWSの場で得られると確信している。

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