Perfect Englishを身につけた優等生は、何を失ったのか?
何にチャレンジするのか?
PRAXISは、「Perfect Englishを身につけた優等生は、何を失ったのか?」という問いのもと、日本の英語教育を根本から変革することに挑む。
バスケットボールという身体性を伴うスポーツ体験の中に言語を埋め込むことで、「失敗が許容される環境」における心理的障壁の低下と目的駆動型学習の効果を検証し、再現可能な学習モデルを確立する。同時に、瞬発的な応答力や協働的な対話力を測る新しい評価指標を開発し、英語学習の目的そのものを再定義する。
なぜチャレンジするのか?
日本の英語教育の渦中にいる自分たちが「優等生」として文法的に正しい英語を身につける過程で、間違いを恐れずに伝えようとする勇気や、英語を使って誰かと繋がりたいという本来の動機を失っていたことに気づいたからだ。
海外経験のあるメンバーから「既存の英語試験で得た英語力があるからと言って、海外で通じるわけではない」と言われた時の衝撃が、この問いの出発点となった。テスト対策型に偏った日本の英語教育は、多くの学生から本質的なコミュニケーションの喜びを奪っている。
スポーツという身体性を伴う体験を通じた第二言語習得の可能性を探ることで、自分たちが経験した矛盾を乗り越え、「英語を使って誰かと繋がる」という本質を取り戻すために、そして日本の英語教育そのものを変革するために、このチャレンジに挑む。
どのようにチャレンジするのか?
インターナショナルスクール生と日本人学生をバスケットボールで接続するイベントを継続的に開催し、スポーツという身体性を伴う体験の中で実践的な英語力を育む場を提供する。同時に、スピーキングやリスニングといった実用的なコミュニケーション能力を測る新たな語学力試験の開発に挑む。従来の試験が測れなかった瞬発的な応答力、非言語要素の活用、協働的な対話力を評価する独自の指標を構築することで、英語学習の目的そのものを再定義する。
QWSでは、多様なバックグラウンドを持つ人々への意識調査を実施し、客観的な視点から英語学習の実態を把握するとともに、自治体や企業との連携を深め、このモデルを持続可能な社会システムへと発展させる。評価が変われば教育が変わる。実証と対話を重ねながら、日本の英語教育を「使える英語」へと転換させていく。
プロジェクトメンバー
原田 剣之介
中島悠陽
中島悠陽
5年間の海外生活を通じて英語に触れ、高校時代にはモンゴルやタイなどでも学びの機会を得た。以降国内にて養蜂や起業活動なども行う。
海外では非言語コミュニケーションを通して英語学習を学んできた経験から、プロジェクトで活動中。
河野未悠
河野未悠
小・中・高と日本で英語教育を受けてきものの、多くの日本人が実践的な英語力を身につけることができていない現状に違和感を覚えた。そこで、非言語コミュニケーションを通じて実践的な英語力を身につけることを目指す本プロジェクトに参加。
長谷川心優
長谷川心優
アメリカ・インドネシアに計7年間暮らし、実用的な英語力を習得。帰国後、「完璧な英語」に苦戦した経験から、speaking・listening力の向上を図る本プロジェクトに参加。
応援コメント

リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
私たちの問い「Perfect Englishを身につけた優等生は、何を失ったのか?」は、従来の言語教育の枠組みを超えた未知の価値に繋がる可能性を秘めている。
身体性と感情を伴う体験の中に言語を埋め込むことで、脳の異なる領域を同時に活性化させ、運動と言語習得の相関関係について新たな知見をもたらす可能性がある。
スポーツではミスが当たり前で、次のプレーに集中することが求められるため、この「失敗が許容される環境」を言語学習に転用することで、従来のグループワークとは質の異なる心理的安全性を創出できる。また、英語を学ぶために英語を学ぶのではなく、「チームで勝つために」「仲間と連携するために」英語を使うという目的駆動型学習が、学習動機に与える影響を検証することで、本質的な目的と結びついた学習設計の重要性を示せる。
さらに重要なのが、新しい英語評価指標の開発による教育システムの変革である。既存の試験は文法や読解に重きを置き、日本の英語教育もテスト対策型に偏ってきた。しかし、瞬発的な応答力、非言語要素の活用、協働的な対話力を測る新しい評価指標を確立できれば、英語学習の目的そのものを再定義できる。評価が変われば教育が変わる。私たちの試験開発は、日本の英語教育を「使える英語」へと方向転換させる起点となり得る。
同時に、異なる文化背景を持つ人々が「共にプレーする」という対等な関係性の中で相互理解を深めることで、社会的分断を越える新しい接点を創造できる。この「スポーツ×言語×多文化共生」のモデルは、教育を超えた社会統合の新しい手法となり得る。
最も根源的には、このプロジェクトは「言語とは何か」という問いに繋がっている。言語は単なる情報伝達ツールではなく、人間関係を構築し、文化を橋渡しするものである。スポーツという普遍的な人間活動の中に言語を位置づけ直すことで、私たちは「グローバル化」の本質である「異なる他者と協働できること」に近づくことができるのではないだろうか。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
私たちの問い「Perfect Englishを身につけた優等生は、何を失ったのか?」は、自分自身が優等生になりつつあった経験から生まれた。日本の学校で英語を学び、文法や読解を重ね、テストで高得点を取ることに自信を持っていた。しかし、海外経験のあるメンバーから「既存の英語試験で得た英語力があるからと言って、海外で通じるわけではない」と言われた時、強い衝撃を受けた。私が手に入れていたのは文法的に正しい「Perfect English」だったが、間違いを恐れずに伝えようとする勇気や、英語を使って誰かと繋がりたいという本来の動機を失っていたのではないか。高得点を取ることと、本当に使える力を身につけることは別物だった。この矛盾に気づいた時、Perfect Englishを目指す教育システムは私たちから何を奪っているのか、問い始めた。
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